労働

労働はクソだ。
しかし金を得るには労働せねばならない。不労所得を得る才も資本もない。

労働のどこがクソか。

時間を奪うのがクソだ。
多くの金を得るためには多くの時間働くのが手っ取り早い。理不尽に長く働かされることもある。働けばその分自由時間が減る。減った自由時間を取り戻すため、金を使って自由を謳歌する。金のために働き、働いたがゆえに出費が増える。これをクソと呼ばずになんと呼ぶ。

疲労感を与えるのがクソだ。
労働は心身にストレスをかける。労働は健康を害する。健康は大事だと声高に叫びながら、最大の原因である労働を除去することは生活の維持のためにできない。あぁ、クソだ。

労働はとにかくクソである。
労働によりストレスをため、人生を悲観し、希死念慮を抱くのは私だけではないはずだ。そうであってくれ。
人生辛い。労働したくない。しかし金は欲しい。

生きていたいと望んでいるわけではないが、積極的に死にたいわけではない。でもどうせ生きるならそこそこ楽しくやりたい。楽しくやるためには金が必要である。
この世は金と知恵なんてバクマンであったが、まさにその通りだろう。見た目もあれば完璧だ。KTM。金知恵見た目。

労働による疲労感は不快感しかもたらさない。経済学者はこの不快感を計算に入れ、労働の不効率性を積極的に論証すべきだ。そして労働をこの世からなくすのだ。
プロレタリアートよ、団結せよ。


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