見出し画像

逆上がり解体新書⑦逆上がりに必要な筋肉が自然とついてくる遊び3選

逆上がりを指導すると、鉄棒嫌いが生まれます。
それはどうしてなのかについて説明しています。

また、おススメはしませんが、
それでも逆上がりの指導を考えてるあなたへ!
逆上がりの教科書として、逆上がりの指導について解説していきます。

今回は、子どもたちが3つの筋肉を鍛えることのできる遊び3選の紹介します!

①雲梯ドンジャンケン

子どもの頃、学校の休み時間になると、雲梯に集まってやっていた遊びがありました。
雲梯(うんてい)にぶら下がり、足を使って相手を落とす遊びです。
私たちはこの遊びを「はさみ虫」といって遊んでいました。
おそらく地域によって呼び名が違うと思いますが、アラフィフ世代の方なら知ってる遊びです。
2チームに分かれます。
人数は2人以上いれば上限はありません。
雲梯の両端から一人ずつスタートして、お互いが近づくまで進みます。
近づいたら、いよいよ対戦開始!
足を使って相手の体を挟んで、揺らしたり、下に引っ張って、鉄棒から落とすのです。
鉄棒から落ちたら負けです。
最後まで落ちずに残った人の勝ちです。
足で相手の事を蹴ってはいけません。
勝った人はそのまま相手陣地に進みます。
相手陣地の支柱を足でタッチしたら得点です。
昔は低学年の時から毎日のようにやって遊んでいました。
自然に広背筋、腹直筋、上腕二頭筋は鍛えれていました。
だから、逆上がりもほとんどの子ができていたように思います。
ですが、この遊びは現代でやったら危険なのでおススメしません。
というより紹介しても多分やる子はほとんどいないと思います。

雲梯ドンジャンケンにすれば、多分楽しんでできると思います。
ルールは、雲梯はさみ虫とほとんど同じです。
違うところは、お互いに近づいたらジャンケンするだけです。
ジャンケンで勝ったら相手陣地に進みます。
最後に相手陣地の支柱を足でタッチしたら得点。
これにはいくつかのバリエーションがあります。
はじめは、足ジャンケン

慣れてきたら、片手ジャンケン

雲梯の上にのってジャンケンなども楽しいです。

低学年のうちにたくさん雲梯遊びをさせていくと自然と筋力がつきます。
一番おススメの遊びです。

②ジャングルジム鬼ごっこ
ジャングルジムだけで行う鬼ごっこです。
ジャングルジムでは、いろんな姿勢をとることができます。
また、握る、ぶら下がる、逆さまになる、回るといった鉄棒運動の土台となる動きづくりが遊びの中で身に付けることができるのです。
ジャングルジムも低学年のうちにたくさん遊ばせるとよいです。

③ドッジボール
最近ドッジボールをやる子がめっきり減りました。
やらない理由を聞いてみると
「ボールが当たると痛い」
「〇〇ちゃんが強くなげるから取れない」
といったように、ドッジボールという遊びの特性を否定するようなコメントがでてきます。

ボールが当たると痛くてやらないのであれば、当たっても痛くないボールを使えばいいのです。
ソフトドッジボールという柔らかいボールがあります。
これなら、当たっても痛くないので意外と楽しめます。

ドッジビーなども楽しいです。

ドッジボールもドッジビーも遊びながら筋力がつきます。

以上、子どもたちが3つの筋肉を鍛えることのできる遊び3選の紹介でした。

それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?