うつ病で大学を留年したこと。
この春から大学3年生になる私は、一年留年をしている。私の大学は単位数にかかわらず4年生まで上がれるので、5年生をおくることが決まってしまったということだ。
ざっくり病気のことを話すと、
一年生の冬にうつ病の診断を受けた。
最初は心も体もボロボロの状態で、学校のカウンセラーさんに週に一回話を聞いてもらっていた。
幼い頃からある慢性的な虚無感や、希死念慮、対人関係での悩みを話していた。
私が診断を受け、お薬による治療を受けるきっかけとなったのは、私が麻のロープを買って、首を吊る計画をカウンセラーさんに話したことから。その後、すぐに治療に専念することになった。(また詳しく書きます)
先日、診察があったので学校に朝から通うと、春休みにもかかわらず、スーツ姿の学生が校舎にごった返していた。
就活生だろう。
私はその人波をかわしながら、診察室に駆け込んだ。その日の診察も主治医の先生とはあまり深く話せず、後ろに人が居たこともあり数分で終わった。
後からわかったことだが、その日は私と同い年の学生達のための早めの企業説明会が開かれているらしかった。
本来、私はそこに参加しているはずだった。
社会的な「遅れ」を感じた一瞬だった。
その事実に気がついたとき、処方箋を受け取りに近くの薬局へ向かっていた。
他の同級生は就活や、将来のために動き出すなか、私は何もできていない。
受け取った処方箋を眺めている自分が、とても情けなく感じた。
タイトルには「うつ病で」と書いたが、病気を隠れ蓑にして保身に走ることだけはしたくないし、自分の未熟な性格や成長するための努力はしていきたい。
ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
私がnoteを始めようと思ったきっかけは『すず』さんと、『ななまる 』さんのnoteをみて、私自身も救われたし、私もやってみようかなと思ったからです。
お二方、本当にありがとうございます。
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