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【宅建】40時間(3日間)の学習で合格した勉強方法(銀行員リスキリング日記①)  

こんにちは、生まれて始めてのnote利用です。

50歳を超え、銀行卒業が他人事では無くなってきた為、ここ数年、慌てて色んな資格に手を出しています。そんな資格取得の状況や勉強のやり方など、自身の備忘も含めて記録しておこうと思い、筆を取りました。


◆宅建
【切っ掛け】2021年にも一夜漬けで10時間位
 勉強して受験してみたのですが結果は23点。
 「これは流石に一晩だけの勉強では、一生
 合格どころか、30点以上取れない」と諦め
 ていたのですが、同期入社の元同僚社員が
     2022年の正月に「2021年試験で宅建合格し
 ました」とSNSで上げて来ました。
 これを見て「(私と似たような経験値、似た
 ような勤務状況の彼が仕事しながらでも合格
 出来たのなら…)もう少し勉強すれば、私でも
 合格出来るのでは?」
 と刺激と気付きを与えてもらい、2022年は
 「少し真面目に受験する事」を決意。

 でも、勉強時間300〜500時間とかはとても
    じゃないけど捻出出来ないし、そこまでの
    覚悟も無い…。
 そこで、手軽に30点以上取って、合格ライン
 程度に乗せられて、あわよくば合格するには
 何をどのくらい勉強したら良いかを調べ始め
 ました。

【準備】前述の同期入社の社員は「みやざき宅
 建塾(You Tube)」を時間を掛けて動画を見る
 ことで合格出来た、と言っていたので、私も少し
 視聴してみましたが「あまり頭に入らない」
 と感じたので、ネットで検索して、評判が良さ
 そうだった「らくらく宅建塾(テキスト)」、
 「過去問宅建塾(問題集)3冊」を購入。量から
 見て、試験前3〜4日で集中してやり込む事を決
    め、試験直前の1週間に休みを計画しました。

【学習内容】試験前1週間休暇を取ったのですが、
 前半は結婚記念日でもあり、妻とゆっくり過ご
 して終わり。日曜の試験に備えて、水曜から始
 める予定でしたが、疲れから全くやる気が起き
 ず、終日寝て過ごしてしまいました(英気を養
 いました)😅
 木曜から一念発起して過去問宅建塾(権利関係)
 を12時間学習し、過去問宅建塾(宅建業法)を
 金曜に10時間学習。
 この時点で「このペースだと試験に間に合わ
 ない」事に気づき、過去問学習はここで終了。
 (過去問宅建塾の3冊目はやりませんでした)
 金曜の夜から、らくらく宅建塾(テキスト)に
 切替え、土曜と合わせて16時間くらい勉強して
 試験に挑みました。トータルの勉強時間は約40
 時間(細かく言うと38時間位)でした。

【結果】36点/50点(ボーダーライン±0点)
 でギリギリ合格。

【感想】まず、私の勉強法は「効率的に合格ライン
 上に乗せる方法」ですので、「確実に合格する
 方法」ではありません。
 けれども、試験前の3〜5日間、私の方法を私の
 1.5倍(60時間)くらい勉強していただいたら、
 相当高い確率で合格ライン上に乗せられると
 思います(それでも一般的に言われている学習
 時間の1〜2割です)。
 
 試験当日、受験中の感想は「過去問をやり過
 ぎなくて正解」でした。真面目に過去問全て
 を5年〜10年分とかやっても、全く同じ問題は
 出ないので「砂漠で落とした宝石を探す」
 くらい非効率です。一般的には「過去問を
 何百時間も掛けてやり倒す」のが宅建の攻略法
 みたいな言われ方をしていますが、他の資格試
 験とは異なり「過去問中心ではなく、テキスト
 等で理解を進めた方が効率が良い種類の試験」
 だと感じました(らくらく宅建塾のお陰で
 「らくらく」に合格出来る知識が習得出来た
 のかもしれませんが)。
 実際、試験終了後、帰りに「過去問意味無か
 った〜」とぼやいてた受験者も複数居ましたし…。
 

 但し一方で「慣れ」も含めて「この辺りの論点
 が出題されやすい」などの「過去問学習の一定
 の効果」も感じられたので「(ある程度の)過去
 問学習とテキスト学習の量のバランスと、どの
 テキストを選ぶか」が効率的な宅建学習の「肝」
 なのでしょうね。
 正確なバランスの検証は後進の方や専門の方に
 お任せしますが、私の合格体験から判断すると、
 試験直前に①問題集を端折って20〜30時間で
 こなせる範囲で一周(過去問宅建塾全ての内、
 ランダムに問題の半分やる等)して、
 ②「らくらく宅建塾」テキストを20〜30 時間で
 出来る範囲で一周以上は真面目に読んで勉強し、
 合計40〜60時間位集中するのが「効率的に合格
 ライン上に乗せる受験手法」です。 

 私は40時間程でしたが、もう少しやっておけば
 余裕を持って合格出来たかな、とも思います。

 You Tube視聴でも良いとは思いますが、私に
 は動画の量も多くて長く、何よりも視聴して
 いても理解に直結せず、合いませんでした。  
 然しながら「みやざき宅建塾」等YouTube
 視聴を支持する層も多いのは現実であり、
 「人による」のでしょう。「時間を掛けて
 安心したい」という事もあるかも知れません。

 何れにしても一般的に言われる300〜500 時間も
 勉強しなくても十分に合格圏に手が届く試験
 ですので、働きながら受験される方は「過去問
 やり過ぎ(砂漠の宝石探し)」だけにはくれぐ
 れもご注意願います。

 改めて他資格も含めた過去問学習の有効性(ほぼ
 同じ問題が出るかどうか)を私の体感でお伝え
 すると、
 CFP  ≫ FP2級 > 簿記2級 > 宅建 

 といった感じでした。


 特に銀行や不動産、住宅、建設業界等で働く方
 は基礎知識で5問位は勉強しなくても正解して
 しまうので、テキストを何時間か勉強するだけ
 でも20点位取れると思います(さらに宅建業で
 働いてる方は5問免除という選択もあります)。
 その為、全く関係無い仕事をしている方と比較
 すると、申し訳ないくらい、確実に有利な試験
 です(とは言っても50点の内5点位ですが)。
 私の体験談も参考に効率的に宅建受験に挑戦
 してみてください。

 あと、細かいところですが、試験当日は少し早 
 めに会場に行きましょう。専門学校各社が、今回 
 の試験で出そうな税制改正ポイント等の紙を会場 
 の前などで配っています。一応、目を通しておく 
 と1問位はホントに出ました。私はボーダーちょ 
 うどで合格したので、結構、合否を分ける大きな 
 分岐点だったかもしれません。

登録実務者講習については以下のリンクです。
https://note.com/kind_camel653/n/nf32ba2305ef6






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