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読書端末としての中古格安タブレット考 2024年春 蛇足

ばたばたとあがく作業に一区切り付けました。

ドライバを入れ替えたり、システムバックアップを取ったり、VMWareでChromeOSが試せないかと試行錯誤したり、と余計なことばかりしていたせいで、肝心の読書ペースがガタ落ちという本末転倒な結果に(笑)。まあパソコンユーザーにはありがちな落とし穴ですね(笑)。

けれどそのおかげでClonezillaの扱いにも慣れましたし、PCやタブレットのバックアップもアップデート出来ましたし、悪いことばかりではなかったと思います。

ヤフオクをうろちょろしていたら、宣言通り、2000円未満の予算でまた1台落札できました(^_^)。今度はNECの、Atom Z8750搭載の10インチです。Q555を置き換えられるマシンになるかな~。でも解像度が縦長かな~?

しかしNECのサイトを眺めても、旧製品の情報が見つかりません。このあたり、すぐに過去製品一覧が探せる富士通の方が便利に感じました。

NECのビジネスPC Mate & VersaPro

https://jpn.nec.com/products/bizpc/index.html

こちらは富士通。

今までに発表した製品 ARROWS Tab、STYLISTICシリーズ(2012年4月以降)

過去のシリーズ名がずらっと並んでいて、すぐにカタログを参照できます。そもそもどんなラインナップをこれまで発表してきたのかがすぐに分かります。NECのはどうやって調べればいいのでしょう???
古いマシンについては、所持しているユーザーさんが、自己の機械の型番を入力して調べることだけを想定しているのでしょうか?

さて、NECの情報を検索していたら、こんな記事を見つけました。

NECのタブレットのおすすめ人気ランキング26選【2024年】

https://my-best.com/12387

上記記事の中で、「2 使用目的に合わせてディスプレイのサイズを決めよう」というセクションがあり、電子書籍用途なら、という部分がありました。

電子書籍・SNSには持ちやすい8インチ・7インチが良好

読書やSNS・WEBサイト閲覧の用途には、8インチ・7インチのタブレットがよいでしょう。10インチ以上のタブレットより片手で持ちやすく、軽量な点が魅力。お風呂場や寝室のちょっとしたスペースに置いたり、外出先に持ち出したりしたい場合にもおすすめです。


解像度は、8インチモデルがWXGA(1280×800)で、7インチモデルがWSVGA(1024 × 600)。写真や動画など画質が必要な用途で使うなら、少しでも高解像度な8インチモデルを選択するとよいでしょう。


7インチモデルは最も安価な価格設定。たとえば「T0755CAS」は1万円台で購入できます。8インチモデルは少し値段が上昇するものの、7インチとの価格差が1万円前後のモデルも。持ちやすさやスペック面を比較しながら、適したほうを選びましょう。

ここを見て、あ~、なんか違うな~、と思わざるを得ませんでした。
持ち歩いて読書をしたいのか、その途中でウェブ閲覧をしたいのか、そこは混同しない方がいいのではないか?、とまず感じました。

KIndleやKoboとタブレット端末の最大の違いは、まずはバッテリ持続時間だと思うのです。私の場合KindleやKoboで、ラノベの単行本だと、大体6冊~8冊くらい読むと充電が必要になる感じです。2000ページ前後でしょうか?まずこの量はタブレットでは不可能でしょう。

また通信出来てウェブが見られるというのは、読書から気を散らす原因にもなります。集中して読書するためなら、タブレットより電子ペーパーの端末が向いていると思います。

またKindle本でも雑誌等の固定レイアウト書籍については、「※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。」と商品説明に書かれています。つまり、8インチのタブレットを読書目的で入手しても、固定レイアウト本は結局読みにくいということになります。

私は現在は15インチのノートPCをメインマシンにしていますが、10インチタブレットを縦にすると、15インチノートの縦よりも大きく表示できるんですよね。それでも週刊新潮は10インチタブレットだとまだ小さく感じます。

となると、記事筆者の想定する電子書籍とは、おそらくリフローのテキスト本であり、だとすると電子書籍専用端末の方がずっと快適だと思うのです。

毎日充電が必要な機械では、持ち歩く読書端末には向かない、というのがそもそもの大前提ではないのだろうか・・・、などと、Kindleを購入する以前に考えていたことを思い出してしまいました。

ところで、読書のメインを電子書籍に移して何年も過ごし、先日久しぶりに古書で90年代の新潮文庫とかハヤカワ文庫を入手したら、「げぇえ! こんなにちっちゃい字だったっけ???」とびっくりしました(笑)。いや、文庫本中心の生活だった頃は、「最近の文庫は昔のに較べると、随分字が大きくなって、すかすかな感じだな~」とか思っていたのですが(笑)、その頃の本を今見ると、驚くほど字が小さい(笑)。

KIndleやKoboで丁度良く感じる大きさの文字とか、10インチタブレット全画面で収まりのいい文字サイズとかバランスとかに慣れてしまうと、古い書物の字がやたら小さく見えます(笑)。

おお、これが年を取ったということでありましょうか。

追記:

その後、とあるオークション出品ページに書かれていたURLから、NECの機種ごと仕様を調べられるページを見つけました。

あー、これならすぐにいろいろ調べられそうです。
このページ、どこからリンクされてるんだろう?

結局NECの方は、検索画面が過去製品情報表示へのキーになっているようでした。

ここで「販売終了した製品」で「PC98-NX」シリーズの「企業向けノート」を選んで、種類を「タブレットPC」にすればざぁっ~と一覧で表示されました。

OSとかメモリ容量とかCPUなどで絞り込むことも出来るのですが、条件を増やすと結果が表示されるまでにかなり時間が掛かります。最初は動いていないと思って何度もやり直してしまいました(笑)。真っ白な画面が結構長く続きますが、放っておくとそのうち表示されます(笑)。これはかなり不親切に感じられました。

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