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【シャニマス】樋口円香がエビを食べる理由【食べ物考察】

こんにちは。
岡山ディヴィジョンです。

みなさん。エビは好きですよね?

樋口円香の共通コミュ(GRAD・LandingPoint)では、それぞれエビが重要な役どころで登場して、無二の存在感を放っています。
本日は、そんな登場回数に恵まれたエビについて、どのような役割を負っていたのか?を考察していきたいと思います!

1.はじめに

実は「樋口円香エビ考察」については、すでに以下のnoteでしたことがあります。

ただこのnoteは、あまりにも長すぎること、人に読ませるつもりの体裁をしていないこと、そもそもエビ考察については余談話として書いていることなど問題が山積しておりますので、本noteにて話を整理しようかなと考えている次第です。

あと、樋口円香エビ考察については、次のnoteでも別角度から鋭い洞察をして頂いておりますので、ご参照ください。
広げていきましょう、樋口円香エビ考察の輪。


2.結論

すでに一度noteで書いたことがある内容なので、先に結論を書いておこうと思います。以下、先ほどリンクを貼りました私のnoteからの引用です。

余談ですが、GRADには「桜えびのパスタ」LandingPointには「エビグラタン」が登場しますね。単純に樋口の好みの食べ物なのだとは思うのですが、個人的にはちょっと深読みしたくなりました。

というのも、エビって種類にはよりますが、基本的に灰色の身体をしていますよね。でも、「熱されることで赤色に色づく」という特徴を有しています。熱されることで赤色に色づくなんて、凄く樋口円香っぽくて、だからわざわざエビを登場させているのかなって思いました。

ちなみにググって知ったのですが、カニやエビは元々から「赤色」を持っているわけではないそうです。赤色の色素を持つ海藻をプランクトンが食べ、そのプランクトンをエビやカニが食べることで体内に蓄積されるのだとか。食物連鎖の中で色づいているというのもちょっと似ていますね!

『【シャニマス考察】全イベントを振り返る【ノクチル編】』より

つまるところ、「赤く色づく存在」として円香とエビが重ね合わせて描かれているのではないか、ということですね。
このnoteで主張したいことは以上になりますので、以下補足については読み飛ばして頂いて構いません!


3.エビ登場シーンまとめ

初めて登場したのは、GRAD「椅子の背もたれに」です。
バラエティ番組の収録でミスをしてしまった円香。自分の言動に対する自己嫌悪からか、円香は落ち込んだ様子を見せます。そんな彼女がカフェで注文していたのが、「桜えびのパスタ」でした。

GRADで「桜えび」がチョイスされているのは、このシナリオ時点の樋口円香が、「色づいている最中だったから」だと私は考えています。

ノクチルのキャッチコピーは「さよなら、透明だった僕たち」
単なる幼なじみグループだった彼女たちが、アイドルになったことを通じて徐々に色づいていく物語です。

GRADシナリオにおいて円香は、「理性ではそうすべきでないと分かっている」「けれど感情がそうすべきだと感じている」というせめぎ合いの中、普段のさかしい彼女であればしないようなミスをしてしまう姿が描かれていました。

これは、彼女が色づきはじめているが故の悩みであり、色づきはじめているが故にぶつかった壁だと言えるでしょう。

透明から赤めいた色へと変化するとき、さくら色の瞬間があります。
そんな変化の過程であることを示すための「桜えび」だったのではないかと考えています。

次に登場するのはLandingPoint「fu tari」
円香ソロでのライブについて、プロデューサーと話し合うシーンです。円香が注文したのは、「たっぷりエビグラタン」でした。

美味そう

GRADで桜えびだった理由が「色づいている過程だから」だとしたら、LandingPointでエビを食べているのは、このシナリオが「色づいていることを彼女が認める話だから」ということになるでしょうか。
そう、「エビ」を「たっぷり」食べていることから、すでに物語のテーマは示唆されていたといっても過言ではありません。

4.【カラカラカラ】

エビが色づくには、2つの要因があります。

①海藻類を捕食することによる成分の蓄積

ちなみにこのアスタキサンチン、実はエビやカニの体内で生成されているわけではありません。

自然界でアスタキサンチンを生成できる生物は、ヘマトコッカスなどの藻類だけです。

アスタキサンチンを作り出す藻類をプランクトンやオキアミなどの甲殻類が食べ、それをエビやカニが食べるという食物連鎖に沿って、アスタキサンチンは上位の生き物の体内に蓄積されているのです。

『「エビ」や「カニ」が加熱で赤くなる理由 アスタキサンチンとは?』より

②加熱されるため

エビやカニが加熱によって色を変える理由は、彼らが持つ殻(から)に含まれる色素に不思議が隠されているからです。エビやカニの殻には、青いクラスタシアニンというタンパク質と、餌由来の赤いアスタキサンチンという色素が含まれています。これら2つの色素は体内で結合しているため、生きているうちは赤い色素の影響は見た目には出ていませんが、この結合は加熱によって分解されます。

すると、隠れていたはずの赤い色素が表に現れるため、茹でることでエビやカニはアスタキサンチン本来の色である赤色になるのです。

『「エビ」や「カニ」が加熱で赤くなる理由 アスタキサンチンとは?』より

つまり、「捕食」と「熱」が重要なキーワードであることが分かります。

「捕食」はノクチルのシナリオにおけるキラーフレーズの一つですね。
円香よりは透まわりで用いられるフレーズですが、ミッシングリンクめいたものを感じます。

円香のシナリオでは、彼女がどれだけそれを厭おうとも、誰かに影響され、そして影響を与えてしまうという関係性が描かれます。
だからこそLandingPointでの「混じり合うことを受け止め個として独立する」という着地は感動的なわけですが、そうした「知らないうちに影響を受けている」ということを、エビの体内にアスタキサンチンが蓄積されていることが暗喩していたのは、火を見るよりも明らかですね!

「熱」も重要なワードです。
例えばP-SSR【オイサラバエル】では、熱力学の用語である「エントロピー」がコミュタイトルとして用いられています。私は理系知識が皆無なので、詳しい意味は各々で調べて頂くとして……

他にもP-SSR【カラカラカラ】には、『エンジン』というコミュタイトルが登場しています。
なぜそこまでして自分をプロデュースしようとするのか、というようなことをうっかり質問しかけて、結局はやめるという主旨のコミュですが、WINGを通じてアイドルに対する熱が生まれている(?)彼女の姿を、熱を帯びるエンジンで暗喩しようとしているのではないでしょうか。

あと、『手すりの錆』も、「赤茶けていく」と考えると赤く色づく物の一つですね。ただ、着眼点が「錆びる」というのは、どことなく【オイサラバエル】へと通ずるモチーフのように感じます。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、樋口円香がエビを食べている理由について考察しました。

正直、最初に結論を書いてしまったので、特に書くことが思いつかず、だらだらした割には何が言いたいのかさっぱりな文章になってしまいましたね。失礼いたしました。

なんか深読みしてるけど、円香がエビ食べてる理由は好物だからだろ!!!!!!!!


という至極まっとうなツッコミが飛んでくる前に、この辺で記事を締めたいと思います。


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シャニマスを深読みするのが好きな人、二次創作する人、noteを書いたことがある人などは、是非覗いてみてください!


次は、
【シャニマス】浅倉透がルッコラを食べる理由【食べ物考察】
編で会いましょう。それでは!



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