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シャニマス2023年振り返り【コミュ編】

こんにちは。
岡山ディヴィジョンです。

2023年という激動の一年を、私はシャニマスと共に過ごしました。いえ、シャニマスだけをプレイして過ごしてきました。世間で何が起こっているのか全く知りません。今年の漢字?ああ、「マイコレ」らしいですね。そんなわけで、2023年に登場した数多あるコミュたちから、印象的だったもの、主要なものをピックアップしつつ振り返っていきたいと思います。

2日くらいで書き殴ってほとんど推敲してない一発書きに等しいクオリティですが、それでも良ければご覧ください!(そんなものを世に出すな)

それではいきましょー!


1月

『私たちのためのフレーズ』

イベントシナリオ『私たちのためのフレーズ』から幕を開けた2023年。テーマ選びなどはシャニマスらしいものであり、霧子LandingPointにも通じうる(そして、霧子LPを相対化しうる)切り口のお話でしたが、着地としては比較的穏当なものであり、一年を通して見ると決して目立つ類いのイベントではありませんでした。一部には「AI樋口円香」※に対するアンサーでは?といった指摘もありましたね。
えっ、AI円香ってそんな前のミームなんだ。一年以上経つんだね……光陰矢のごとしってこれのことだ。あの頃から考えると、画像生成AIはかなり身近になりました(なんの話だ)。

【MADE】緋田美琴

グレフェス報酬カード。緋田美琴、桑山千雪、月岡恋鐘、福丸小糸が登場するsSSRです。越境が少ないシャニマスにおいて、貴重な越境コミュ枠だったグレフェス報酬カード。魔法少女もいいと思うんだけど、正直越境路線の方が読みたい気持ちが強いので、別口でいいから実装続けて♡

美琴のご尊顔があまりにも乳飲み子すぎると話題になったと思いますが、内容もコミカルで楽しいものになっています。特に、屈指の283戦闘力を持つ緋田美琴と桑山千雪が相まみえた時のわくわく感は、アベンジャーズインフィニティーウォーを初めて観たときの気持ちを思い出しました。余談ですが、私は1作目のガーディアンズオブザギャラクシーが好きです。

【犬・猿・雉・霧】幽谷霧子

これめ~~~ちゃくちゃ良いコミュなので未読の方はぜひ読んでみてください。トワコレ霧子(【縷・縷・屡・来】)などでも主軸として展開された霧子の世界観、境目なく混じり合う物事にどのように区別をつけるのかというお話であり、これはGRADを端緒としてLP等で広げてきたテーマでもあります。コミカルなお話の奥に示唆された一つの美しい答えは、うっかり涙がぽろっとこぼれる魅力があります。Good。プチセレチケットで交換できますよ!

【DE-S!GN】市川雛菜

俺は…………市川雛菜担当プロデューサーだァーーーーッッッ!!!!

限定pSSRとして実装された【DE-S!GN】は、【S!GNATURE】からの文脈を拾う「名前」のお話でありながら、「海」というノクチル共有の重要モチーフも絡んでくるとても大切なコミュです。イベントシナリオ『天檻』にて棚上げにされていたプロデューサーに対する一定の救済を示したような形にもなっています。まあ、丸投げにされている問題があったのか否か、には諸説あると思いますが。
雛菜を比較的好ましく思っているプロデューサー諸兄は、セレチケの候補にいれても良いと思います。

【ノー・ライフ】三峰結華

一言で表すなら「エグい」でしょうか。1月20日、三峰結華STEPと共に登場した恒常pSSR【ノー・ライフ】は、結華が恋人を演じるプロモーションに抜擢されるというお話であり、あまあまな結華との距離感を堪能できるカードでありながら、その裏側に忍ばせてある「アイドル」というテーマには胸を打たれるものがあります。
2023年を通して実装された結華のコミュ群は、そうしたテーマを断片的に拾い上げていった結果、大きな絵図を描いているような印象さえありますね。他人の血で絵を描くのは極道の性らしいですが、断片的な情報を連ねて大きな文脈を描くのはシャニマスの性らしいです。

東城会直系堂島組若頭補佐 渋澤組組長

『VS.』

1月末には、ストレイライトのイベントシナリオ『VS.』が登場しました。私は愛依ちゃんの限定カードをほとんど持っていないのですが(【ちょー早い!】のみ)、【あたし流・かっこいい】との関連性も強いお話だと噂を聞いています。
本編中、愛依ちゃんの演技がずっと「あたし」と「ウチ」を揺れ動いていたのもお話のテーマと繋がっていて趣がありましたね。
また、以下に引用するnoteでも触れられていますが、このイベント実装後のシャニラジはマジでぐっとくるものがあるので、声優さんのファンのみならず、広く聴いて欲しい気持ちがあります。

【ずっと・グッド・ラック】八宮めぐる

2023年新たな施策として、pSRとトレードオフに始まった(絶望)「マイソングスコレクション」第一弾に、八宮めぐると芹沢あさひが登場しました。特にめぐるのマイコレはかなり印象的で、アニメーションがすごく美しいというのがひとつ、『HAREBARE!!』という楽曲に対するめぐるの考えが聞けるのもすごく良い。マイコレは必ずしもソロ曲に触れているわけではなく、正直それはどうなんだと思わなくはないですが、第一弾というのもあってめぐるのマイコレはストレートなアプローチでした。このコミュを読めば、楽曲の聞こえ方が大きく変わるわけではないですが、新しい聞こえ方が見つかるような、そんな魅力があると思います。

2月

桑山千雪STEP

2月10日に桑山千雪STEPが実装されました。名作と名高い千雪WINGのほとんど裏側の時系列を描く内容ながら、用いられているモチーフやメッセージの角度は驚くほどの苦みを伴う、「大人な味わい」であり、どこか一般文芸的な読み味のあるお話でした。
千雪という人格が持ついくつかの側面を、彼女の手芸作品に仮託するというモチーフ配置はありきたりで、そのモチーフの着地もある意味よくあるといえばあるのですが、この角度の話をシャニマスで、しかも既存シナリオの裏側でやることによる文脈のハイパーインフレはなかなか見られるものじゃありません。大変面白いシナリオです。LOVE

【夜はなにいろ】浅倉透

浅倉透久しぶりの恒常【夜はなにいろ】は、透が自らのアイデンティティについて考える話であると同時に、プロデューサーの瞳に映るアイドルの輝きを再考するお話でもありました。後付け的にはなりますが、鈴木羽那と郁田はるきのWINGからも、こうしたテーマが感じられますね。2023年の(というか今後の?)テーマなのでしょうか。
独特のワードセンスやおしゃれコミュタイトルも印象的です。きちんと読み解いてみたい気もしますが、それは識者にお任せしたいと思います。よろしく頼んだぜ。

【福はうち】福丸小糸

俺は、このコミュで愛を知った。

読んでいない奴は読め。

『セヴン#ス』

パンチドランカーになるかと思った。シーズシナリオの集大成として結実したイベントシナリオ『セヴン#ス』は、これまで匂わされる程度にとどめられていた283プロのバックボーン、特に天井努、七草家、八雲なみの過去も描かれました。ディスコミュニケーションが続いていたシーズの二人がたどり着いたステージには、感涙必至でしたね。
メタ的な文脈も盛りだくさんで、このイベントシナリオのみに登場するとある演出や、その後に展開されていくことになるCDシリーズとの連関など、シーズだけでなくシャニマスの集大成的な側面もあったと思います。私はこのシナリオを読み終えたとき、本気の大声嗚咽を漏らしていたのは言うまでもありません。

余談ですが、コミュをほとんど追っていない友人が「5thライブ終わってからシーズコミュ追いかける」とか眠たいこと言っていたので、基本的人権を剥奪した上で無理矢理『セヴン#ス』まで読ませましたが、最終的には感謝されました。そのくらいのパワーが本シナリオにはありましたね。

【Anti-Gravity】芹沢あさひ

TrueEndは全カードコミュ屈指のできばえ。芹沢あさひの限定pSSR【Anti-Gravity】は、その後に実装されたイベントシナリオ『Wintermute,dawn』との繋がりを持ち出すまでもなく、とてつもなく良いコミュですのでセレチケ候補にぜひ。個人的にはあさひWINGのとあるシーンが回収されたコミュではないかとも捉えており、「アイドル性」みたいなものにもうっすらとフォーカスする内容になっています。
ネタバレにならないよう伏せますが、ラストのある台詞には本当に感動してしまいました。

3月

【陽の光、透かせば】西城樹里

マイソングスコレクションから西城樹里さんのカードです。短くシンプルなお話運びながら、ラストシーンがあまりにも好きすぎるので選出。主題となる樹里の悩みについても、ささやかで地に足の着いた、だからこそ私たちの私生活に寄り添うようなものでした。『過純性ブリーチ』という楽曲の意味合いが変わるのではなくて、より樹里ちゃんという人物との重なりが強くなるような素敵なコミュだと思いました。
私が好みとするコミュの特徴として、変化する姿を描いたコミュももちろん好きなんですが、変化したことを自覚するお話がとても好きで。悩んでいたことを思い出して、そんな過去の自分に背中を押されるような彼女の感性がとても素敵に感じるんですよね。

【ダ・カラ】樋口円香

こんなこと言いたくないんだけど、バカみたいなカードです。暗喩に暗喩を重ね、折り紙の「悪魔」みたく複雑に折り重なった樋口円香の心から、全く飾り付けないそのままの言葉が出たとき、熱湯とかじゃなくてマグマを流し込まれているに等しき火力がありました。本気で人を殺すつもりなんじゃないかと私は疑っています。
これも交換できるカードなので、未読の方はぜひ。なるべく円香の他のコミュを読んだ上で読むと楽しめると思います。

小宮果穗STEP

果穗STEPは、ドラマチックなお話ではありません。しかし、とてもぐっと来るものが描かれていたと思います。このお話の主人公はもちろん果穗ですが、真に描かれていたのは果穗の周りの人たちでした。彼女の親、兄弟、学校の先生……。果穗という人物が周りの人にとってどのような存在なのか、どんな思いを向けられているのか。そうしたものを感じたとき、彼女の存在は私たちにとってより確かなものになります。私たちが果穗を愛するのと同じように、いやそれ以上に…彼女は愛されている。そうしたことを知れただけでも、このシナリオは嬉しかったです。
コミュタイトル「今は何話目?」は、その後のライブでも回収されましたね。

【うつくしいあした】園田智代子

智代子………………。
園田智代子さんの気高き人格にはいつも驚かされてばかりですが、いやはや、この領域にまでたどり着きましたか(眼鏡スチャ)。悪意にも似たトラブルを前に心が押しつぶされそうになる智代子の姿を描いたお話ですが、このコミュに限らず、智代子はくじけた姿を見せることが少ないですよね。ともすれば非常に強靱なメンタルを持った人物という印象も強い彼女ですが、一方で悩み、揺れ動き、そっとしておいて欲しい時間も彼女には存在している。彼女の精神が強靱なのは間違いないですが、一方で普通の女の子でもあるという塩梅を示してくれるのはとても嬉しいです。

【ちぐはぐ姫】芹沢あさひ

あさひが纏う特異な存在感が、周囲の人間にどのように受け止められているのかが垣間見える良コミュです。トワコレ【ひかりしめすは】でも同様のテーマが示唆されていましたが、ご承知の通りこれらはその後の『Wintermute,dawn』にて回収されました。
短いながらに印象に残る場面がきちんと提示されているあたり、シナリオの品質の高さに舌を巻く思いです。マイコレがあるからってのは分かるんだけど、pSRを復活させないか?

【よか匂いのする陽気やけん】月岡恋鐘

恋鐘の恒常pSSR。登場するカス占い師「柴犬概念」が印象に残りがちですが、恋鐘が内省的な人物の役柄になりきろうとするという、他者理解に軸足を置いた味わい深い(けれど読みやすい)お話でした。4コミュ目「ひとりで」の恋鐘の台詞は、不意に涙がこみ上げるくらい印象に残っています。
恋鐘の美しい精神は私の汚れきった心を浄化してくれます。

『ジ・エピソード』

斑鳩ルカが283プロに加入するまでを描いた前日譚『ジ・エピソード』。毎日更新の全10話ですが、長さはぼちぼちといったところでしょうか。『セヴン#ス』以後のルカが283プロに加入するというのは、シャニマス全体が指向するメッセージを考えれば自然ではありますが、キャラクターの身の振り方としては不自然でもあるため、その空白を埋める為の物語と思われていました。
結果的には「エピソード」というよりは散文的な「ポエム」に近い読み心地であり、ルカWINGへの弾みをつけるという意味では上手くいっていないかなというのが正直な感想です。核となるメッセージはけっこう好きなんですけどね。描かれていない余白をこちらが想像して納得することはできるでしょうが、それは今やるべきことじゃないかなと私は思ってしまいます。
今後のシナリオ展開で『ジ・エピソード』の味わいが増すことを期待したいですね。

4月

斑鳩ルカWING

『ジ・エピソード』を受ける形で実装された斑鳩ルカWINGは、「ここからルカはどうなっていくんだろう」という期待感を膨らませる感じに終わりましたね。
朝コミュ等でルカの「可愛いギャップ」が描かれ印象に残っている人も多いと思います。ルカのシリアスな側面に未だ明快な形で方針が提示されていない状況では、ルカの存在が矮小化して(あるいは記号的に)扱われうるという危惧がなくはないですが、まあシャニマスのシナリオなので心配は無用でしょう。
コメティックのイベントシナリオ楽しみですね。

シャイニーの日 2023 特別コミュ

今年のシャイニーの日特別コミュは、PVっぽいかんじでしたね。2020年、2021年の「283プロの1日」パターンも大好きですし、2022年みたいにシャニマスの大切にしている概念を紹介するパターンも良いですが、こういう振り返りパターンも良いですね。
来年も楽しみです。

『ワールプールフールガールズ』

5thライブ『If I_wings.』以後、最初に登場したイベントシナリオが『ワールプールフールガールズ』でした。『天檻』以後の彼女らを描く軽妙なヒューマンドラマといった感じで、テーマ性と切り口にもぐっとくる魅力の詰まった良いイベントだと思います。
5thライブで「解散」の可能性を示したことについて、公式の考えは(高山Pのコメントを参照するまでもなく)このイベントに詰まっていると言って過言ではないでしょう。
「りゅうおう」という登場人物も大変印象的でしたし、ラストのセリフは一つ一つがいちいち鮮やかで心に染みましたね!
宣伝ですが、こんなnoteを書いてるのでぜひ見てやってください。ワールプールフールガールズについてもちょこっとだけ書いてます。

【セピア色の孤独】福丸小糸

LandingPointと密接に関わりのある限定pSSR【セピア色の孤独】は、小糸Pである私の心に染みこんで消えない、すごく大切なコミュになりました。地に足が着いた気がする。そう口にしていた小糸のその後の歩みを感じられますし、小糸母の思うところが断片的ながら描かれたのも印象的でしたね。このコミュを読んだ上で改めてLPを読み返すと、とてもぐっとくるのでオススメです。
ちなみに、このカードの感想をシャニラジに送って、おたよりが採用されました。すごく嬉しかったです。

【短二度、一番線】七草にちか

本当に良いコミュで……。
桜がほころびはじめ、はなざかりを迎え、やがて葉桜へと変わっていく…そんな季節の移ろいに、緋田美琴の姿を見いだすじんわりと温かいコミュです。美琴のことを誰よりも知っているから、知りすぎているからこそにちかに見えているその姿は、ステージ上の格好いい姿とはまた異なっていて、けれど確かに魅力的なんですよね。1コミュ目のオチがメチャクチャ好きだし、「整形外科医」というキャラもぐっとくるセリフを残しています。

【裏声であいつら】浅倉透

グレフェス報酬カード。浅倉透、芹沢あさひ、櫻木真乃が登場します。なんと言っても絵面が面白いですが、お話はどことなく難解な雰囲気を纏っています。物語の途中を切り抜いたような印象を受けるのは私だけでしょうか?色々なドラマを感じさせながらも、あくまで一瞬を描いたポエミーなコミュでした。
あさあさコンビは、それこそ越境コミュとかでがっつり描いて欲しい欲望、ありますよね。

【名モナキ夜ノ標ニ】黛冬優子

マイソングスコレクションより黛冬優子さんです。友人からTrueEndが難解でよく分からない、という話を聞いていたので構えて読んだところ、なるほどこれは分かりづらいとビックリした記憶があります。かなり婉曲表現というか、直接表現を避けた描写で構成されたTrueEndは、「こんなにユーザーに体重を預けた話運びは中々ないよ」と、新鮮に驚かされました。
それがシャニマスの良さであり悪さであるといったところでしょうか。そんなところも好き♡

月岡恋鐘STEP

号泣。5thライブが終わってしばらく、このタイミングにやってくるのに途轍もない意味のあるコミュでした。がっつりと描かれた恋鐘の両親はもちろん好感の持てる人物でしたし、単に田舎から出てきましたという程度のお話ではなく、きちんと物語の仕掛けが準備されていたことも嬉しかった。ラストのセリフは本気号泣してしまいましたね…。
強いて文句を言うとしたら、恋鐘の学生服差分を作るべきだったと私は思います。正直、透の中学差分を作るより緊急性が高いだろ!!!!!(透の中学差分はめちゃ可愛かったです)

『ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス』

号泣。これほんまによくない。いや、良い。本当に涙を我慢できない。『ワールプールフールガールズ』の次に登場したイベントシナリオというのも大きな文脈となって、私の涙腺に殴りかかります。
変わっていく関係。変わっていってしまう関係。「それは、あたたかくて、さみしくて、やさしい」物語であるという以上の説明が困難なくらい、とても優しいお話です。三人の絆を丹念に描いてきたからこそ描けた物語ですね。
クロノスタシス。まるで時間が止まっているように感じられる魔法は、イルミネーションスターズの音楽でした。でもそれは特別なことではなくって、私たちの生活のふとした瞬間にもそれは存在していて、だからこそこの上なく特別なのだと思います。
そんな気持ちに寄り添ってくれる彼女たちはヒカリで…きっと彼女らは、ずっとずっと、イルミネーションスターズなんですよね。あかん。そりゃ泣くよ。5thライブバフもヤバイシナリオです。

【エバー・リメンバー・ネバー】風野灯織

「クロノスタシス」と同日に実装された灯織の限定pSSRは、まさに「思い出」をキーワードとする物語でした。シャニマスには過去のコミュを直接回収するようなシナリオも少なくありませんが、【エバー・リメンバー・ネバー】ではこれでもかと灯織の過去コミュを回収していきます。灯織のコミュを読んでいれば読んでいるほど、思い入れがあればあるほど、それは特別な物語でなくても特別な意味を持つでしょう。
クロノスタシスと同日にこれを実装するの悪意があるでしょ……汚えぞ!

5月

【羽なしたちの長い日】七草にちか

sSR【羽なしたちの長い日】は、とてもシンプルな構成ながらシーズの二人への愛がぐっと深まる名作です。コミュタイトル「羽なしたち」と、「長い日」がそれぞれコミュ内にしっかり忍ばされており、読み終えた時にコミュタイトルもじ~んとくるような良さがありましたね。
これも交換できます。ぜひ。

【私をときめかせて】白瀬咲耶

この宇宙が塵と還るまで、健やかでありますように。

カードをひけたのは割と最近なので、読んだのもつい最近なのですが、これは咲耶STEPを読む前に読みたかったなぁ~~~~といったところ。咲耶の「かわいい」を描くコミュは多いですが、なんというんでしょうか、十代の女の子なんだなぁ、人の子供なんだなぁって強く感じられるのがこのカードでした。
なまじ頭がいいばっかりに内心つらつら考え事をしてしまう咲耶は可愛らしい。永久に健やかであってほしいと願わずにはいられない。

そんなカードでしたね。

白瀬咲耶STEP

このシナリオ、面白くて感動できるってだけじゃなくて、これまでのコミュ全ての意味が何倍にも膨らむすごいコミュだったと思ってます。
前に進むこと、何かを手に入れることと同じくらい、何かから逃げること、何かを手放してしまうことの重みを知っている彼女だからこそ、彼女にしかなれない「アイドル」が存在するのだと再確認させてくれる。咲耶が底抜けに優しいのは、咲耶が沢山の優しさを、一生分の優しさをその身に受けて育ってきたからなんだなぁって、そう思ったらもう、おじさん本当に涙が止まらなくてさ……。
咲耶の父と母の人物像が断片的にですが描かれて、それが本当に咲耶の両親なんだなぁって思えたのもすごく嬉しかったポイントでした。

『月が焦がれる太陽/月』

アンティーカ特別強化月間か?
5月末開催のイベント『月に焦がれる太陽/月』は、こがみつの原液を血管に直接ぶち込まれるみたいなえげつないコミュでした。アイドルでありながら、アイドルファンでもある三峰結華という人物の特異性が、月岡恋鐘という特異な存在との化学反応で大量のエネルギーを放出し、私たちの網膜を灼く――。
物語の主軸をあえて結華一本に絞ることによって、とかく長くなりがちだった尺を整理しつつ、これまでの文脈を本イベント内に巧みに組み込んでいるため、過去イベントやコミュを読み返すのも楽しくなる一本でした。例えば【輪になって】1コミュ目とかね……。

【漠漠】樋口円香

ぬい可愛い。樋口円香の限定sSSR【漠漠】は、コミカルでリズミカルな1コミュ目、2コミュ目と、「おっ?」と思わせる仕掛けをこらした3コミュ目。ノクチルの温度感が好きなプレイヤーは必読の一枚ではないでしょうか。オチも面白いですね。

6月

【月に向かって吠えろ】芹沢あさひ

あさひが二人にドッキリをしかける、という主旨のsSR【月に向かって吠えろ】。あさひが二人に対してどのような目線を向けているのか、という切り口にはなかなか興味をそそられるものがありますね。絵もめちゃんこ可愛い。

【心に浮かぶもの】西城樹里

樹里ちゃんの感性が本当に大好きなんですが、【心に浮かぶもの】でもそうした彼女の感性に触れられて嬉しかったです。アイドルとか、自分ってものを特別だと思っていない一方で、それらがとても特別なこともよくよく知っている彼女のなんてことない一言は、私の心に驚くほど染みこんできます。雨の日の公園に続々と集まる放クラも本当に愛おしい。
そしてこのカードは、西城樹里STEPと同時実装でした。

西城樹里STEP

号泣。
喪うことの痛みを知っているから、樹里は優しい。その一歩を躊躇うから、誰かの一歩を尊重できる。樹里の優しさに触れて、私の涙腺は馬鹿になってしまいました。何より嬉しいのが「ためらい」を描いてくれたこと。まだ一歩を踏み出せない人も、樹里のように一歩を踏み出した人も、そこにそっと優しい言葉を添えてくれるようなお話で、私はこういうのに弱い。

『綺羅星ルックバック』

放クラ強化月間か?
果穗と智代子が出会いを振り返るイベント『綺羅星ルックバック』は、終盤の果穗と智代子のやりとりに集約されるでしょう。あまりにも…あまりにも良すぎるシーン。河野ひよりさんの演技と、初見で読んだコンディション(寝不足)も相まって、本気でわけの分からない号泣の仕方をしてしまったのを覚えています。

みんなと自分たちの「正解」を、どうやって近づけるのか?難しい問いかけに、考え続けることを彼女たちは示しました。そんな輝きを私は心底眩しいと感じます。格好いいよ、智代子。みんな…。
このシナリオは、シャニマスが新しいユーザーを獲得するために、これまでにない施策を打ち出すことにも重なって見えます。ちょうど推しの子コラボが発表された時期でもあったので。シャニマスの魅力が伝わって欲しいと思いますね。

7月

推しの子コラボ

ガシャはひいてません。イベントは楽しい感じでした(こなみ)

【夏彩フレア】杜野凛世

違う場所で生まれて、違う学校に通っている女の子達が一つのグループになっているということの奇跡に感謝を捧げずにはイラレナイ。そんなコミュ。特に1コミュ目の雰囲気がとても好きで、別々の通学路に別れていく凛世と樹里の姿に、ちょっぴり滲んでしまうさみしさはとても共感できてしまいます。こんなアオハル、遠い昔なのにね。
『many screens』で、なかなかルームから退出できないみたいなくすぐったい楽しさと、でもちょっぴり寂しいみたいなシーンを思い出しましたね。こういうのをやられると弱いのよ。
絵のパワーも高すぎる。

【浮遊回帰線】黛冬優子

冬優子の限定sSSR【浮遊回帰線】は、テーマ的な面白さもさることながら、読んでいて楽しい、笑えるというとても良いコミュでした。ストレイライトの三人が軽妙な掛け合いをしてくれたら、あとはもう白ご飯と漬物で夜ご飯はOK。からっからになった冬優子の演技は必聴です。それでいて、ラストは「あ~いいなぁ」と感慨に入るような良さもあります。
かなり好き。

8月

【一夏・泡沫・ギフテッド】三峰結華

とてつもないコミュ。【ノー・ライフ】『月が焦がれる太陽/月』に続いて実装されたコミュとしての「文脈」がとんでもないことになってます。ネタバレを避けるためにみなまでは語りませんが、「三峰結華は、長らくファンをしていたアイドルが引退することを知り……」という、なるほどもう分かるよね?これが「えげつないコミュ」だってこと。
同時実装のトワコレ千雪は80連ぐらいでひけたんですけど、トワコレ結華がとんでもないと聞いて引きにいった結果、250連までもつれた苦い記憶もあります。

『バイ・スパイラル』

斑鳩ルカ加入後初の越境シナリオ。ラストに「コメティック」登場を示唆しつつ、「光と闇」をテーマとしたシナリオでした。樹里STEPやYMLLなどを彷彿とさせる描写をちりばめつつ、全体としてはルカを「光に染める」わけではない、闇には闇の力があると示すお話だったでしょうか。
個人的には、甜花ちゃんのゲーム友達である「Aちゃん」の救済を、説得力を以て描かれていなかったのが残念でした。ルカが周囲を拒絶する動画がきっかけとなるのは百歩譲るとして、光では救えない心がこんなにも簡単に救われてしまうのは、「救われない心を軽く扱いすぎじゃないか?」と少し不満です。光と闇は色違いじゃなくて、異なる性質を持った概念であるはずなのに、この描写では「光になれなくても闇に行けばOK」くらいの重みしかないんですよね……。忖度すれば描かれていたと見ることもできなくはないですが、もうちょっと腰を据えて掘り下げて欲しかった気持ちは否定できません。

シナリオとしては、樹里が「ドア」という表現を使っているのがぐっときましたね。たとえルカがお祭りに来なくても、それでもやり通したいと思う彼女たちはとても美しい。
あと、布面積を増やせルカ。

『好きの満ち欠け』

アルストロメリアのイベントシナリオ『好きの満ち欠け』は、感謝祭などの過去コミュからの文脈を引っ張ってきて、先へ進むことをポジティブに思う気持ちと、ネガティブに思ってしまう気持ちの揺れ動きを、甘奈を主軸として描いています。甘奈と甜花の最後のやりとりはぐっときましたね。
余談になりますが、個人的にはこのイベント自体に文脈の広がりがなさ過ぎるのはちょっとどうなんだとは思っています。感謝祭などの文脈を拾うのは良いんですが、それに対する千雪の見解を軸としているために、このシナリオでは「回収」のみが行われている印象があります。本作ならではの「問題文に対する解釈」が欲しかったかなぁと思いますね。まあ、過去コミュの回収はエモいので、それはそれで楽しいのは間違いないんですけどね。

【Clashmade】西城樹里

限定pSSR【Clashmade】西城樹里は、「主人公」をキーワードとした味わい深いコミュでした。どのような世界にも、主役として脚光を浴びる人もいれば、脇役も、裏方だって存在して、等しくスポットライトが当たるというのは難しい。そんな世界で、スポットライトが当たることを樹里はどのように思うのでしょうか。そんなテーマを軸に展開するこのカードは、再三語ったように樹里の感性が大好きで仕方のない私にはたまらない一枚でした。
最高です。

9月

【窓・送・巡・歌】幽谷霧子

言語化が非常に困難な「良さ」を湛えた恒常pSSR。具体的な事象ではなく、感情が辿ってきた歴史を紐解くかのような雰囲気に包まれたコミュは、普段目にする風景にも人の営みがあることを思い出させてくれるような感動がありました。昔に生きた「画家」の見た世界を、過ごした時間を、そこに積み重なった感情を霧子はどのように捉えたのでしょう。その景色を、ほんの少しだけでも覗いてみたいと思ってしまいますね。とても好きなコミュです。

【back to back】白瀬咲耶

アンティーカの中でも、咲耶と結華にフォーカスしたサポートSR。【翻弄by♡time】なんかを思い出した人も多かったんじゃないでしょうか。
個性がバラバラなアンティーカメンバー。重なるところと重ならないところがあって、時には衝突してきた彼女たちですが、あくまで異なる個性を持ったまま繋がっているというのがとても愛おしいんですよね。

【Blind Driver】斑鳩ルカ

斑鳩ルカのpSR【Blind Driver】は、「ルカを知ろうとすること」を軸に展開される物語でした。地図などがメタファーとして登場しますが、SRということもあってか構造自体はシンプルであり、「ここからどんな風に広がっていくのかな」と期待感を刺激して幕、といった感じでしたね。
このカードのプロデューサーのムーブは、なんか探偵ものっぽくてけっこう好みです。『セヴン♯ス』の美琴とかも良いですよね。

【雲のかなたまで】福丸小糸

マイコレ小糸です。短いコミュですが、【おみくじ結びますか】との対比を見せながら仕事に前向きに取り組む小糸の姿を描いています。
正直に言うと、『わたしの主人公はわたしだから!』の歌詞が、小糸の見せたがらない「ちょっと駄目な私」を描いたものであることから、その曲を小糸がどう捉えているのかについては挑んで描いて欲しかったところですが、結果的にはソロ曲に対する言及を最小限にとどめ、「逃げ」のコミュに着地している印象でした。
とはいえ、ポジティブに仕事へ向き合う彼女の姿は眩しいし、担当プロデューサーとして嬉しい限りです。

『not enough』

シーズのイベントシナリオ『not enough』は、全てを理解せし存在のように出現し、最終的に相対化されることなく退場していった「演出家」や、ドラマ性の欠如といった問題は持ちつつも、互いを向き合ったシーズの新たな一歩、門出を祝うお話だったように思います。
物語として起伏は皆無だと思いますが、過去の文脈がここに集約するエモーションがファンの気持ちを強く揺さぶりましたね。
「食事」というモチーフを中心に、緋田美琴が包丁を使うに至る儀式としての本シナリオは、私の印象にも残っています👍

サポコミュの激辛料理を食べる美琴可愛すぎわろた。

【とキどき間氷期】七草にちか

『not enough』と同日に実装された限定pSSR【とキどき間氷期】は、にちかと家族をめぐる物語を裏側に忍ばせながら、ハロウィンとも絡めた名作でした。にちかと「家族」といえば、【♡まっクろはムウサぎ♡】【夜よこノ窓は塗らないデ】など傑出したコミュが多く、これらと比してドラマチックさは後塵を拝するものの、そこに宿った優しい出汁のような味わいは私をすっかり感動させたわけで、にちかの可愛さにつられてひいた私を私は褒めたいと思います。
にちかPは必読!

10月

黛冬優子STEP

黛冬優子STEPはマイコレ【名モナキ夜ノ標ニ】と密接に絡みながら、冬優子のアイデンティティに踏み込む良コミュだったと思います。WING以前の時系列から、WING同時系列へともつれ込んでいくタイムラインは、一方でWINGの語り直しには終始せず新たな読み味を与えるような魅力がありました。
STEPは過去の時系列を描く物語でありながら、一方で今後へと繋がっていく重要なピースとしての機能もあるのは、シャニマスシナリオのスゴさですね。

【ビューティ/フル】有栖川夏葉

マイコレ夏葉【ビューティ/フル】が本当に好みのシナリオでとても嬉しかったです。有栖川夏葉というアイドルが羽ばたくことの、本当の美しさをこのコミュに見た気がしますね。彼女がソロ曲を収録に向かったとき、そこに「持ち込んだもの」……それが夏葉の美しさを形成する一つなんだと思ったとき、ソロ曲の深みも増すというものです。
イラストもホントに好き。マイコレどれひこっかなって思ってる人は、候補の一つにして欲しいですね。

『Wintermute,dawn』

ストレイライトのイベントシナリオ『Wintermute,dawn』は、あさひの過去コミュ文脈をこれでもかと拾い上げながら、あさひにまつわる「重力」を捉えた鋭い読み口の一本でした。特にLandingPointからの文脈の多さはかなり意表を突かれましたね。
ためにためた特大パンチを放った本作は、あさひを特別好きな人だけでなく、かつて天才だった俺たち全員に刺さるであろう物語だったと思います。

感想なんてあんまり浮かんでこないんですが……これに尽きるんですよね…。

【ふたり色 クレオール】八宮めぐる

あまりによすぎて独立した感想ノート書きました。本当に素晴らしい、大きな意味のあるコミュだったと思います。めぐるPのみならず、全シャニマスユーザーに読んで欲しいくらいの勢いです。

11月

櫻木真乃STEP

「アニメ アイドルマスターシャイニーカラーズ(シャニアニ)」と併せて読むとより良いと思います。最初の一歩を踏み出すことの恐怖、願望といったものが強く感じられる、メチャクチャSTEPらしいSTEPだと言えると思います。これをそのままアニメにしても良かったのでは?と思えるくらいにはとても良いシナリオではないでしょうか。
最近のコミュでありながら、はじめたてのユーザーにもオススメできる一本だと思います。

【三文ノワール】黛冬優子

あまりによすぎて独立した感想ノート書きました。本当に素晴らしい、大きな意味のあるコミュだったと思います。冬優子Pのみならず、全シャニマスユーザーに読んで欲しいくらいの勢いです(2回目)。

【Kn☆cking. Kn☆cking.】園田智代子

very very kawaii girl……
智代子の可愛さ、かっこよさを味わえるのみならず、園田家への情報量も増すファン歓喜のカードです。智代子のナチュラルコミュニケーション巧者っぷりは本当に目を見張るしかないわけですが、この親にしてこの子あり、園田家は非常に「濃いメンツ」が揃ってますね。別に、「濃いメンツ」という言葉を揶揄する意図はありません。

12月

鈴木羽那WING

西尾維新を感じました(支離滅裂)。
正直「まだ分からない」というのが全てなので書くこともあまりないのですが、1枚目のpSSR【Eyes On You】もWINGと同様のテーマを扱いながら、より深いところまで切り込もうとする姿勢が見えたため、今後深掘りされていくのが楽しみですね。(あと、pSSRの内容はWINGに組み込めたんじゃないかという気がしないでもないですね。何となくWINGが薄味に感じてしまったので。ワンテーマで話が進むからそう感じるのかな?)

郁田はるきWING

これまたWINGっぽい感じの話で好ましかったですね。落ち込んだので悩みに来た、と屋上へ退散するはるきのセンスはなかなか見習いたいものがあるなと感じたのと、外の世界との繋がり、彩りといったテーマは霧子、あさひなどの諸コミュを連想しましたね。良かったと思います。
羽那もはるきも、GRADあたりがとてつもないシナリオになりそうで今後が楽しみな限りです。

【ふりそそぐもの】月岡恋鐘

【よか匂いのする陽気やけん】に続き、月岡恋鐘の他者理解を描いたコミュですが、キーワードに「恋」を用いることでまた違った味わいを見せてくれています。とあるバンドのコーラスとPV出演がきまった恋鐘が、歌詞に描かれている「女の子」の悲恋と向き合う……その子が、どんな気持ちでその歌詞を歌っているのかを突き詰めていく姿は、恋鐘らしいまぶしさがありました。
TrueEndで語った恋鐘の「解釈」と、それを受ける形で展開されるラストシーンは、たいへんベタながらぐっときてしまいましたね……!

『ロード・トゥ・ハッピーホリデー!』

めっっっっちゃ良い。
『カメラをとめるな!』を連想しました。ケイパーもの的味付けを施したコメディで、読んでいてとても楽しいコミュでしたね。あと、私は小糸・雛菜担当Pなので、そこもとてつもなく嬉しかったです。それこそ、羽那・はるきから入ったようなビギナーにもこの作品はオススメできると思います。
感想としては、「名探偵・月岡恋鐘×助手・福丸小糸の二次創作はよ」とさせて頂きます。

おわりに

ほかにも印象に残ったコミュ、ひいたけど読めていないコミュ、ひけていないコミュなど多々ありますが、割愛とさせてください。
文章を書いてたんですが、そのリフレッシュに書き始めたら途轍もない分量になってしまいました。こんなことなら、上位10位とかにすれば良かったですね。差別化の意味を込めてざっくり振り返る感じのnoteにしてしまったばかりに。面倒なので来年はしないかもです。

でも、一年を振り返るのはとても楽しかった!今年も色んなコミュがあったなぁなんてことを思って、感慨深くなっちゃいました。

今年は色んなシャニマスユーザーの方とお話しさせて頂く機会があって、とても楽しかったです。こんな私と仲良くしてくださる方、ホント感謝しかないのでいつもありがとう。こんなクソ長noteを読んでくれた貴方も、仲良くしてくれると嬉しいです。

それでは~~~


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