お、歯がまだ動いてる

どんな体の持ち主

最近「書くことないな」と一日ダラダラ過ごしていたら、夜になっていたよ〜！なんだってぇ〜！？（マヂラブ調に）という日が続いたので思い切って今更新してしまうことにしました、朝の10時台。復職したらこのようなことはできまい、ふふふ…。

私は体の全てに同時で100％のメンテナンスを施せないという非常に不自由極まりない人間のため、ある時は肌、ある時は筋肉、ある時は爪、といった状態で最低限の衛生環境を整えた後はその時々にやる気のある部分へプラスアルファでメンテナンスを施しています。本当は全部同時にやりたい…。

そして最近は「歯」です。トゥース。
何故なら電動歯ブラシを購入してしまったので。
電動歯ブラシの使用自体は実に20年ぶりです。
無駄にチャージされているTマネーの放出先にもっぱら選ばれているのはウエルシアくんです。大相撲の懸賞でも再三目にしたウエルシア、いつもお世話になっています。
メーカーはブラウンかオムロンか、どちらも優良メーカーのため少々悩みましたが、安いという理由だけで今回はブラウンを選びました。どっちもいいメーカーだから初心者なら多少安くても良かろう、安かろう悪かろうという品質ではあるまいし。

今回の電動歯ブラシの何が良いかというと、30秒経過するごとに知らせてくれることです。決して「30秒経ちました」とエアコンのようにお喋りしてくるとかではありません。ヴィイイイイという振動が途中ちょこちょこっと途切れるだけです。わかりやすい。
この30秒で上下それぞれの歯の半分を磨くというのが時間消費としてちょうどいいらしく、私も下の歯左半分を磨いて30秒の経過が知らされたら、下の歯右半分に移り、また30秒経てば上の歯の…という感じで磨いています。手動歯ブラシを使っていた時は時間の意識無く漫然とゴシゴシ磨いていたため、ある程度区切りができたことで効率的に磨けている気がします。プラシーボ大事。
あとやっぱり最後に使ったものが20年前だったこともあり、使い心地が断然良くなっていました。技術の進歩。

手動歯ブラシと書いたことで、私の中の小野竜輔が「電動のときだけ言え！」と突っ込んできたのでちょっとダイヤモンドが懐かしくなってきました。そういえば野澤輸出はインスタのフォロー返してくれたな、いい人。（いい人の基準ってムズカシイ）今年のM-1決勝にはまた上がってくるのだろうか。

さて電動歯ブラシで磨いたらいつものルーティンでフロスを通してデンタルリンスを使うわけですが、また新たに私は一つ再開するものを増やしました。
リテーナーを。

ちなみに全ての歯をまっすぐ並べた後数ヶ月サボっていたため（…………）歯並びはある程度整いながらも変なナチュラルみが生まれています。流石に自業自得過ぎる、何十万もかけ歯は８本も抜いてよォ。
あのちゃんじゃないけどこの時ばかりは色んな歯並びガタガタ芸人を見て心を鎮めていました。今やバイク川崎バイクもさらば森田もニューヨーク屋敷も全員歯並び綺麗で泣けてきます。真空ジェシカの川北だけが希望の星（他にも探せばいるでしょ）。
でも矯正前と比べたら磨きやすさは段違い、やっててよかった公文式。
電動歯ブラシが滑らかに滑れるのも多分矯正したお陰、物が落ちていない床をルンバやブラーバがスムーズに行き来できるのと同じです。

さてそのリテーナーを久々に嵌めたら、やはり進んでいた歯のズレ。
とはいえどこか適合しない要素をごく一部除き概ね問題なく嵌ったため、リテーナーの内側にフッ素ペーストを塗りながら歯のますますの健康を祈り床に就いた私は……明け方えも言えぬ痛みと共に目を覚ますのでした。
突然の時系列一気進行。
咀嚼したり舌で上からなぞって確認したりしてみると、リテーナーが寝る前より歯列にフィットしているのを感じました。

歯、動いてる

私の感じた痛みは単純に歯の動きによるものだったようです。
ちなみにタイトルの伏線回収地点もここ。
まさか針金でギチギチ歯の並びを正してから４年、まだ動き続けるとは思わなんだ。無駄に購入し過ぎたフッ素ペーストを使い切るまでリテーナーをまた使い続けようかなぁ…とふと思うのでした。

生まれてからずっと歯並び綺麗なのが一番エコノミックですが、皆が皆そういうわけにもいかず時には私のように歯科外科の手を頼る者もいます。
でも人の手が加わった歯列というのも、また一つ味のあるものです。
手のかかる子供のように時には疲れて放置したり、突然思い出したように手塩にかけたりしながら大事に大事に育てて(?)やろうと思います。

幸い私は子供もおらず余裕があるので。