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問題解決能力を高めよう/1.正しく考えよう・④一歩上を行く理由を考える
今は、次のようなやり取りについて考えています。
「では、傘を持っていったほうがいいよ」
「どうして?」
「(理由を言う)」
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ここで、単純に「天気予報で「雨が降る」と言っていたから」と言うのではなく、さらに掘り下げて理由を言った方がよい、という話をしました。
そしてさらに、単に「雨が降る可能性が高いから」というだけではなく、さらに「一歩上を行く」理由を付け加えることができます…ここまでお話しました。
では、ここで「一歩上を行く理由」にはどんなものが考えられるでしょうか。
今回は、「雨が降る可能性があるから、傘を持っていったほうがいい」とアドバイスをするケースです。
この時、その理由の背景には、「雨に濡れないようにしたほうがいい」という“真の理由”が隠れているということに気が付く必要があります。
そして、その“真の理由”についてコメントをすることで、説得力が増す、ということがあるのです。
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1.雨に濡れて風邪をひいたら、勉強に差し支えるだろう?
(相手が受験生の場合など)
2. 大事なプレゼンが近いと言っていたよね。雨に濡れて風邪でもひいたら、仕事に差し支えるだろう?
(相手が社会人の場合など)
3. 大事な身体なんだから、雨に濡れて風邪をひかないようにしないといけないよね!
(相手が妊婦の場合など)
このようにして、“真の理由”にまで踏み込んで理由を述べることで、理由の深みが増し、説得力が向上するはずです。
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また、今回は「なぜその結論になった」ということについて、その理由を考えたわけですが、その過程で、“真の理由”の存在に気が付くことができました。
このように、理由を深く考えることで、思考が深まる、という効果が得られることもあるのです。
ここまで踏み込んで理由を説明するだけでも、説得力はかなり向上するはずです。
しかし、さらに説得力を付けるために、もう一つ付け加えたいことがあります。
それを付け加えて説明することで、さらに説得力を高めることができます
次回に続きます。
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