見出し画像

佐藤愛子さん著書『私の遺言』には、日本人に知ってほしい大切なことが書かれていた。


こんにちは、あんみえです!


昨年末、伯母を通じてめぐりめぐって
わたしの手元に本がきました。
作家である佐藤愛子さん著 『私の遺言』です。
伯母が、知人から借りた古い本です。

その方と様々な本を貸し借りしていたそうですが
「この本は、やたらめったな人には読ませられないけど…」
という前置きがあったそうです。
この本を読んだほかの方からも
「人の【生きること】と【死ぬこと】の哲学が書かれていた」
「モラロジーで言われている因果律として解釈できる部分が多くある」
「久しぶりに興味深く読んだ本で、最後まで一気に読んでしまった」と
感想があったそうです。

伯母も読んだのち
これは姪っ子たちにも読ませたいと
知人から許可を得て、私たち姉妹のもとに届けてくれました。
「初めは夢物語のようだけど、途中からすごく興味深いよ」
と言われ、年始の休みに読んでみました。


実際に愛子さんが長年実体験したことを基に
書かれているので説得力があります。
最初の部分は、少し信じられないように思いましたが
愛子さんの人生経験や人柄から
この方の言っていることは真実なんだ と思えました。
最終的に、この世の見方
現実世界でおこる不思議だったり、不可解な現象(事件も)
自然災害が起きる原因が、素直に腑に落ちました。

今回はこの本を読んでの感想投稿になります。
スピリチュアル的な要素が大きいので、怪しいと感じる方は
これ以上は読み進めないでください!
しかし、これは全日本人へ向けての遺言(警告)だと思います。
私も勇気をもらえたので
できるだけたくさんの方たちへ知ってほしく
noteを通じて私なりに紹介し、共有したいと思います。
少しでもお役に立てればうれしいです。


結論から先に言うと

人が人生を生きるうえで起こる
苦しい事象の理由
真理が
愛子さんの体験を通して明らかになっています。



主に 前半の内容



愛子さんが30年近く経験した
北海道の別荘や東京の自宅で起きた
霊障の数々が書かれていました。
これらに、実際に向き合い続けていた愛子さんの
精神面、肉体面の強さに感服します。
生活や仕事にも影響が出たため
様々な人の助けを受け、解決しようとされます。
有名な美輪明宏さんや江原啓之さんも登場します。
困ったとき、頼りになるのは
やはり人との繋がりなんですね。


現代社会では、科学的に証明されたもの
目に見える事象で物事を判断することが多いですが
実は、目に見えないものの影響をかなり
受けているのだという事実を再確認できました。



以下は、愛子さんが苦しみながらも
美輪明宏さんに始まり
霊能者、祈祷師、心霊研究家から得た情報です。


死とは無になることではなく
肉体は滅びても霊魂は滅びない
死ぬと肉体はなくなるが、魂は「死後の世界」へ行く。
すべての魂がそこへ行くわけではなく
この三次元世界に止まる魂もある。
浮遊霊、地縛霊、同じ波長で増えた霊団、先祖からくる因縁霊など。

地球上の生活は三次元。
あの世は四次元世界で
まず幽現界があり、幽界、霊界、神界と上っていく。
(四次元の上に五次元~九次元の世界がある。)
そのほかに暗黒界(地獄)や菩薩界、如来界などもあるという。

さらに、霊界には数十、数百の区別があって
人が死ぬと四次元へ行くが
その人の生前の行動や思想、信仰などによって
その人に適した霊界へ行く
(幽界は四次元、霊界は五次元)
波動と同じところへ自動的に移動する。
この世での成功、栄誉や富は、波動とは別のものであるから
目に見えるものとは、あまり関係がないようです。

波動とは、意志と情報と振動数を持ったエネルギー
三次元の物質世界も四次元世界も霊界、神界、すべて波動。
波動を上げるために輪廻転生があるそうです。



後半の内容



霊体験を通して気づきを得た愛子さんによる
過去の事象や事件に対する見解が書かれていました。

また
最終的に愛子さんを救った 故古神道研究家 相曽誠治氏からの
日本の現代社会への警告も書かれています。

共通していえることは



すべて人間の【利便のため】と
自然を排除した物質文明が
人間の価値観を変え
自分たちの欲望のままに自然や他の生き物を破壊している。
利得、資本主義社会。精神性の放棄。
物質の豊かさと自由快適な暮らしを追い求めているうちに
我々は心を荒廃させていった。
そうして自分の首を自分で締めていると。

 
かつての日本人は変わってしまった。
人も社会も無機質になり、無機質な子供を育てる。
無機質が無機質を呼ぶ。
悪霊は無機質だから同化しやすい。
現実で起こる事象は良くも悪くも
目に見えないにものから
多大なる影響を受けているとわかります。


日本の波動が下がっている。
ひとりひとりがそれに気づいて、波動を上げていかないと
このままでは大変なことになると。
( 実は、様々な現象をとおして私たちは警告を受けている。)


波動を高めるためには太陽を仰いで祈ること
日拝鎮魂法 をかかさないこと。
(文中に日拝鎮魂法についての記述あり)
一人一人がそれを行うことが
日本の国の浄化につながるのだそうです。



しかし、日拝鎮魂法は
現代に生活している人々の現実感覚からは
あまりにも遊離してしまっているので
愛子さんが知った
大自然の法則を教える運動家 中川昌蔵氏からの教えを
本の中で紹介しています。


難しいことは全くなく


人は一人では生きられない。
自分は生かされている。
そのことを認識し
ありがとうという感謝の気持ちを表現すればいい。
感謝することで魂の波動は上がる。

実に簡単なことだと。


これならばすぐにできますね!


真理とは素朴なもの。


さらに続きます。


国を憂いているが
大切なのは 国のことより自分のこと
一人一人が自分の波動をあげること
一人一人の波動が上がれば社会の波動が上がり
国の波動もあがる。
政治家を批判しても仕方がない。
国民の波動が上がれば波動の高い政治家が出てくる。
一人一人の波動の高まりが優れた政治家を生み出す。


確かにそうなのかもしれません。


人生には、大いなる意思のはからいがある。


…シルバーバーチの霊言からもわかるように
【あなたがあなた自身であなたの問題を解決すること。
そこにあなたに内在するものを発現させる道がある。】


愛子さんは言っています。

【自分のカルマは自分で克服するべき。
人間には生来もって生まれたカルマ(先祖の因縁と前世の因縁)がある。
また自分で生み出すカルマもあろう。


カルマがかかっているなら
四の五の言わずに浄化の努力をすればいい。
それが一番の早道だ。
自分一人がなぜこんな目にあうのかと腹が立っても
これが自分に課せられたカルマだと思うとあきらめがつく。
天や人を恨んでもしょうがない。
それを正しく認識すれば、カルマを解消するために
この災厄から逃げずに受けて立とうという気持ちになる。
そうなればよいのである。
そう思えば勇気がでる。
生まれてきたことを良かったと思えるのだ。】


愛子さんが、実際の経験でわかってきたこと 
三次元、四次元のしくみ、霊の世界の実相を伝えるという
自分に与えられた使命の気づきが書かれていました。
その役割を果たすために
それは必要な経験だったと…


確かに、自分の境遇や起こる現象を嘆いたり不満を言っても
状況は変わらないですよね。
耳が痛い (笑) (^_^;)
行動がすべて。
カルマが解消されるなら
浄化できて身軽になれて
むしろ、ありがたいことなのかもしれません。


私も日々思います。
現代社会で生きているとどうしても
社会の価値観を基準にして
時間に追われた日々を過ごしてしまいます。
自分の内面とつながるのが本当にむずかしい。
一日中、TV・パソコン・スマホの画面を見て過ごしていたら
自分が何を感じているかすらも
わからなくなります。(完全に左脳思考)
当然、自分の使命にも気づけませんよね。
(右脳は精神の世界に対応する能力をもつそう)

あらためて
自然や神に畏敬の念をもって
生かされていることに感謝しながら
あたたかい人間らしい想いで、生きようと決めました。

私にとって、過去の苦しいできごと、辛いできごとは
起こるべくして起こったのです。
だから 【これでいいのだ】と
肯定できる一冊となりました。



最後に



…【感謝】はやっぱり 最強だった!


佐藤愛子さん、本を貸してくれた方、伯母へ感謝します。
また、みなさま
最後まで読んでいただきありがとうございました。
興味があったら、ぜひ読んでみてください ♪

あんみえでした (*^-^*)


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?