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はじめまして、”空想SHOW説家”です。

 はじめまして。空想SHOW説家の粒楽キナリと申します。2020年7月17日からこちらのnoteにわたしの”空想SHOW説”やエッセイなどをアップしていきます。それにさきがけて、まずはご挨拶ということで自己紹介をさせてくださいませ。

◆110円のプレゼントが開いた新しい扉

 それは2020年6月のこと。親友とわたしの合同誕生祝いランチ会をいきなり!ステーキで行いました。その時に親友が

「これ、見つけた瞬間キナリさん絶対喜ぶと思ったんだ!」

 とわたしにプレゼントを渡してくれました。それがこちら。

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 100円ショップのセリアで購入したという約1/12スケールのミニチュア畳でした。

 これを見た瞬間、狂喜乱舞!まさにわたしの想像力/創造力をワクワク刺激してくれる最高のプレゼントで。わたしは趣味でデコレという会社のコンコンブルというキャラクター雑貨・まったりマスコットのシリーズを集めているのですが、そのマスコットたちとこの畳を組み合わせることでいろんなシーンが演出できると胸がときめいたのです。

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 帰宅後さっそく大好きなマスコットキャラたちとミニチュア畳を組み合わせてみたら、そこには想像力をかきたてる光景が。おむすび好きであろう猫一家とそのおむすびを作ったのであろうだるまさん。ああ、わたしこの子たちを登場人物にした物語を展開してみたい・・・。誰を主役にして、どんな設定でどんなストーリーにしようか。

 かくして親友がくれた110円のプレゼントは、わたしにプライスレスで無限のイマジネーションの扉を開いてくれたのでした。

◆空想茶屋|だるま笑店、2020年7月7日開店!

 その後、空想が日増しに膨らんでいき『空想茶屋|だるま笑店』というタイトルで物語を作ることにしました。そして七夕の日にTwitterとインスタグラムで投稿を始めました。

 それ以降、ほぼ毎日両方にアップしています。140文字という字数制限があるTwitterと制限のないインスタでは同じ写真でも若干内容が違います。Twitterでは字数内で意図が伝わるよう簡潔に、インスタではそれよりも細かく。でもどちらにせよその写真を通して伝えたいストーリーに大差がないように工夫しているのでした。そしてどちらも必ず  #コンコンブル  というハッシュタグをつけて、わたしと同じようにコンコンブルの雑貨たちのファンの方々の目にふれやすいようにしています。

 そのおかげで、実際にこの雑貨をデザインしているYUKA SAJIさんに「いいね」やコメント、リツイートしていただいたり、製造販売元であるデコレという会社のインスタ公式アカウントから「いいね」していただいたり。デコレのコンコンブルシリーズファンのわたしにとっては夢のようなリアクションで感激の毎日です。そしてもちろんコンコンブルファンの方々とのつながりも少しずつ広がっています。

◆「空想することが仕事にならないか?」という空想

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 Twitterやインスタを通して空想物語を発信していると、ふいに「こんなことに意味があるのだろうか?」という疑心暗鬼に襲われることがあります。今年48歳、アラフィフのおばちゃんがいい年してぬい撮り(ぬいぐるみなどのキャラクターをモデルに撮影すること)にはまって空想して遊んでるなんて、イタくないか・・・?とわたしの中の「THE・常識人であろうとする自分」が嫌な感じで水をさしてくるのです。

 実際問題、2020年5月6日に前職を辞めて約6年間離れて暮らしていた故郷の実家に戻ったわたしには金銭的な余裕は一切なく。毎日悠長に空想物語にふけっている場合じゃありません。ですがバツイチ子なしのわたしは、ふと気を抜くと誰かや何かのために生きる理由や夢も希望もなくて、人生をあきらめてしまいたくなるのです・・・。

 大好きなコンコンブルの雑貨を集めることは、ほかの誰かにとってはどうあれ、わたしにとって生きるモチベーションになっています。個性豊かなマスコットたちを眺めながらあれこれ空想をめぐらしてストーリーを考えている時、我ながらとてもキラキラしています。コロナ禍で外出や行動が制限される中でも、自宅にいながらにして楽しむことができるという喜びといったら・・・。わたしにとって空想することは現実逃避ではなく、むしろ今ここに生きているという現実から生まれるエネルギーそのもので。

「だったらいっそ、空想することが仕事にならないか?」

 そう考えるようになりました。たとえば世の中には自分の頭の中のフィクションを通して小説家や絵本作家というジャンルで仕事されている方々がいらっしゃいます。劇作家やドラマ・映画の脚本家、漫画家という仕事もあります。

 非現実の世界が現実の世界での日常に娯楽性をはじめとする価値を生み出し、それを味わいたいという人がいるのであればそれは仕事になるということ・・・。

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 1枚の写真を元に、大喜利したり俳句を詠んだり。そこにエンターテインメント性が生まれることは多々あります。わたしの空想を写真で見せ(SHOW)、それに付随する物語が誰かの心に何らかの価値を生み出すことができたなら。そのことが仕事として成り立つ可能性はゼロではないと思うのです。自分の空想力を活用して自分にしかできない仕事を生み出す。なんて夢のある目標だろう・・・。あれ?「夢」ってこういうこと・・・??夢も希望もなかったわたしに、一筋の光が射しこみました。

◆趣味と仕事の線引き

 わたしの空想物語を趣味にとどめるのか、それとも仕事に昇華させるのか?そもそも趣味と仕事の線引きとは?

 その線引きを始めから「お金になるかどうか?」を基準にしてしまうと、大半の場合は趣味にとどめておくのが無難、となるかもしれません。でも世の中には純粋に趣味として始めたことが”結果的に”お金が稼げる仕事になっている事例がたくさんあります。むしろ、いきなり仕事としてスタートしたわけではないことの方が多いと思うのです。

 だったら、現時点でどうやったらお金になるのかが浮かばなかったとしても、とにもかくにも大事なのは自分以外の誰かの目にふれていただくこと。仕事が仕事として成り立つのは、その価値を求めてくれる”相手”がいてこそ。

 つまり、趣味は自分一人で完結させることができるけれど、仕事は自分以外の誰かが必要だということなのです。

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 もちろん、趣味の範囲でその楽しみを誰かと共有することはできます。実際、これまでにTwitterとインスタでわたしの空想物語をアップしてきたことは趣味の範疇です。でもそれは、将来の仕事につながりうるアクションでもあります。

 趣味を仕事に昇華させていく上で大切なのは、物語を作るのとはまた違った空想力や想像力/想像力だったり、わたしが生み出す価値を求めてくださる方とのご縁。そして仕事になるくらいに継続していくことも大事で、そのためには何よりも「楽しい!」という感情が一番の原動力になることを実感する日々です。また、自分が自分の感性のファンであることが、必要不可欠なモチベーションだとも感じています。

◆「空想SHOW説家」が世の中に生み出す価値

 わたしの空想物語の登場人物はデコレのコンコンブルという雑貨シリーズの”まったりマスコット”たちです。ほかの方が生み出したものを勝手に使用して直接利益を上げることは著作権的にできないと思いますし、わたし自身それを望んでいません。デコレさんから直接許可を得られた場合をのぞいて、この空想物語を直接お金に換えることはありません。

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 では「空想SHOW説家」と名乗る人物が世の中に生み出せる価値とは?それをこのnoteを通してつきつめていきます。わたしがつづる空想SHOW説を通して、「空想SHOW説家」として今後どんな価値を生み出し、どんななりわいに昇華させていくのか?その過程もまるごとお見せしていきますね。わたしの空想と現実が織りなす物語をお楽しみいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 ~2020年7月17日 粒楽キナリ~

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