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#068 ものづくり

もう少しでGW

最近は大きな予定を
入れることもなくなったし
特に撮りたい被写体もない時期で
なんとなくゆっくり過ごしている

子どもの頃のGWといえば
きまって毎日、陶炎祭通いだった

子ども心に
ワクワクするような
つまらないような
ちょっと特別なGWだった



母方の祖父母が住む街は
焼き物が有名で
祖父母の家にも
工房と釜があった

祖父も作るは作るんだけど
特に祖母は
なかなか知られた陶芸家だった
叔父もその街で
焼き物を扱う店をしていたため
陶炎祭は
一家総出のイベントだった

とても広い公園に
たくさんのテントが並び
いろんな作家さんの作品が並ぶ

食べ物屋さんもあるし
楽器や服も売ってる

店番をする母に連れられ
できるだけ自分のテントで
遊ぶんだけたど
我慢できなくなると
端から端まで
いろんな店を眺めて歩いたり
テントの裏道を探検したりして
過ごしてた

毎日毎年同じなんだけど
一度祖父がオカリナを買ってくれた
それがとても印象に残ってる
吹けるようにはならなかったけど


わたしはピアノを弾いたり
写真を撮ったりするのが好きで
ものづくりとか街づくりとか
わりと芸術的な方面が好き

わたしのそういうとこや
感性とか感覚的なものは
たぶん祖母から受け継いでると
思っている


今思い返してみても
かっこいい祖父母だった


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