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猫とカンボジアから日本に帰った話(出国編)

我が家の猫 きなこ がカンボジア出国から日本入国までの備忘録。

カンボジア出国当日までに行った事

①動物病院で狂犬病のワクチン接種と抗体検査(出国前7~6カ月前)

日本に動物が入国する際は、マイクロチップの埋め込みと狂犬病のワクチンを最低2回は接種していないといけない。
きなこは、保護猫で一緒に暮らしてから一度もマイクロチップも狂犬病もしていなかったので、2021年12月にマイクロチップと1回目の狂犬病ワクチンを受け、その後に2022年1月頃に2回目の狂犬病ワクチンを行って、抗体検査の実施。
輸出前待機が180日以上となっているので、最低6カ月くらいは余裕をもって動かないといけない。

抗体検査は動物病院にお願いしたものの、結果が6月に入っても連絡来なかったので、自分でスケジュール管理して確認してやっていった方がよいかもしれない。自分で動物病院さんに結果を確認するようにすること。

マイクロチップと狂犬病のワクチンの金額は忘れてしまったけど、
抗体検査は、150~200ドルくらい。

②動物病院に検疫書類の申請や提出、作成などの依頼(出国前3~2カ月前)

日本の検疫サイトを見ても、私には書類の進め方が全くわからなかったのと、仕事もしていて、書類準備に割く時間を作る余裕がなかったので、動物病院に依頼。
大体、6月中旬頃。飛行機に乗る2カ月前くらい。

動物病院は、カンボジアには日本人の獣医さんと動物看護士さんがいる病院があるので、そこにお願いした。
検疫書類の作成依頼は、大体300ドルくらい。一括支払、半額前払で残り後払いもできるかも。

依頼はするけれど、猫の生年月日や飼い主の住所や電話番号を登録する必要があるので、何度か確認も入れてくれるから、定期的なフォローアップにちゃんと応答することと、出来上がった書類は自分でも確認を怠らないようにする。
※私は自分で書類チェックを怠り、最後の健康診断の日付が7月末なのに6月末の日付になっていて、日本の動物検疫の担当者に割としつこく確認された。

③航空券の手配と動物を一緒に持っていく申請予約(出国前3~2カ月前)

帰国予定の2カ月前の6月頃に、きなこと一緒に飛行機に乗るための航空券の手配。(日本に到着する日の40日前までに、到着予定の空港の動物検疫所に事前に届出が必要になるので、早めに動く必要あり)
動物の飛行機で運ぶには、「受託手荷物」か「機内手荷物」のどちらか選択肢がある。
けれど、航空会社によって、受託手荷物オンリーだったり、機内手荷物でも制限がバラバラだったり、コロナ渦で機内手荷物の持ち込みは一時停止にしていたり、異なるのでよく確認した方がよい。

ちなみに、あんどー独自調べのまとめだと以下の通り。

  1. 大韓航空(Korean Air):受託手荷物・機内手荷物どちらもOK

  2. アシアナ航空(Asiana Airlines):受託手荷物・機内手荷物どちらもOK

  3. シンガポール航空(Singapore Airlines):受託手荷物・機内手荷物どちらもOK

  4. タイ航空(Thai Airways):受託手荷物のみ

  5. バンコクエアウェイズ(Bangkok Airways):受託手荷物のみ
    ※「Service suspended on all flights operated by Airbus A319/A320 from 1 Jan 2022 onwards」とサイトに記載あるので、暫く受託でも不可?

  6. フィリピン航空(Philippine Airlines):受託手荷物のみ

  7. ベトナム航空(Vietnam Airlines):受託手荷物・機内手荷物どちらもOK

(自分で最初に調べた時より、改めて調べると色々あった。。。)
ただし、機内手荷物OKでも、航空会社で申込の受付や重量などの様々な条件が異なる。また、航空会社によっては、Webサイトと実態が異なる可能性があるので、問合せをしたりして事前に確認をしておくこと。

今回私は、「大韓航空」を選択。
理由は、問合せの連絡先に日本語対応の電話窓口があったことがイチバン大きい。
英語が全くできないわけではないけれど、母国語で話せることがイチバン楽だし、説明もしっかり聞けるから、母国語対応の窓口は個人的に大きいポイント。

後付けで大韓航空で良かったポイントは、超過重量の計算方法がKg毎ではなく、超過〇Kg~〇Kg=○○USD支払といったシステムで超過が確定していた自分としては、EMSや引っ越し屋さんにお願いするより、格安で移動できた◎

④最終チェック(出国前2週間)

出国直前で、最終準備もしっかりと。

  • 動物病院で健康診断

  • 健康診断後に書類揃ったら、書類の受取・不備の有無確認

  • 航空会社から申請が下りた証明書類や支払明細の準備

  • 猫のキャリーバッグやリードなど購入

  • 猫のおしっこやご飯など、移動中のための準備

出国直前(出国前10日以内)に「輸出前検査」のために健康診断をする。
書類はその後に揃ったら貰うことにしていたので、全部揃った際に受取。
※受取後、出国前日までに書類の不備がないか確認した方がよい。もし不備があれば、日本入国後に当日に一緒に家に帰れない可能性があるため。

また、航空会社からの動物の機内持ち込み承諾書類や動物持込の支払書類は、事前に印刷しておくと直良し。
私は、出国当日のチェックインで証明できるものの提示を求められた。

飛行機の移動中のキャリーバッグなども前日までに準備しておくこと。
私の失敗は、キャリーバッグを新しくしたけれど、バッグの締め口が一部マジックテープで、中からでもマジックテープを開けられてしまった。。。

出国当日までに行ったことはこれで一旦以上。

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