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コメダ珈琲店との馴れ初めを想う

平日に休めることなんてなかなか無い。
こんな日に食べるものはひとつ。
コメダ珈琲店の平日限定昼コメプレート

メニュー内容は店舗ごとで微妙に違うらしい。

平日に休めないコメダオタク。昼コメプレートのメニュー制覇は厳しい道のりだ。
たまとまレタスサンドは過去の平日休みに頼んでいる。今回はミックスサンドを注文することにした。

君、写真と違うよね?

たまごペーストが詰まりすぎて、食パンの歪みようが凄い。
だがコメダはこうでなくっちゃね。

分厚いサンドにかぶりつきながら、ふと考えた。
私はなぜコメダオタクになったのか?
どうしてここまでコメダを愛するようになったんだ?

実のところ、私にも明確な答えはすぐに思い浮かばない。
だが今日の舞台は昼下がりのコメダ。そう焦る必要は無い。
のんびり昔に思いを馳せていこうじゃないか。

私がコメダを知ったきっかけ・コメダに足を運んだ理由。
結局は「近所にできたから」に尽きる。

もともと田んぼだった土地に、レンガ風のオシャレな建物ができている。それがコメダ珈琲店なるカフェチェーンであることは噂が出回っていた。
通りすがるたびに「こんな近くにオシャレなカフェができるんだ!」とワクワクしていたものだ。

オープンしたのは2015年の9月。
初めては家族でモーニングを食べに行った。
あたたかみのある木材ベースの内装。高級感のある赤いソファ。無料でついてくるモーニング。全てが新鮮で、家族揃って感動した記憶がある。
それからもたまに家族で通っていた。

しかし、その頃はまだコメダ「オタク」ではない。
写真撮影の習慣もなく、残っているのはこの一枚だけ。
10月だったので、きっと初めて食べたミニシロノワールなんだと思う。

2015年当時は大学1年生。コメダとは正反対の方向に通っていたため、近所とはいえあまり足を運ぶ機会はなかった。
しかし、新作シロノワールで美味しそうなものが出ると食べに行っていた。
2017年は1枚、2018年は5枚しか写真がなかった。

2018年11月の森永製菓コラボ・シロノワール木枝。また復刻してもいいのよ。

本格的にハマったのは2019年。ここから写真枚数が爆増した。
社会人になって、自由に使えるお金ができたのだ。

ミニチュアグッズを購入したのも2019年だった。財布の紐が一気に緩みすぎ。

しかも学生時代と違い、通勤ルートはコメダの前を通る。
私の仕事は月2回、午前だけの土曜出勤がある。その際は仕事終わり、遅めの昼ご飯に寄っていた。
そこで色んなメニューを試してみたいという思いが芽生え、食事メニューの制覇を狙うようになった。

グッズを買ったり、月2回通ったり、メニュー制覇に挑んだり、だいぶオタクらしくなってきた。
だが、決定的瞬間は2021年の冬に訪れる。

どこかでこのオシャレポップを目にした時、私は左のショコラズベリーがめちゃくちゃ気になった。これだけは次の土曜出勤まで待てない。ということで、平日の仕事終わりにコメダへ寄ったのだ。
そして気づいてしまう。
そうか、平日も仕事終わりに寄ればいいじゃん。

こうして平日でも新作の発売日に駆けつけるオタクができあがった。
そしてなおもコメダは私の脳を焼き続ける。

2021年夏、個人的に伝説のラインナップが発表される。
この夏ケーキたちはどれも美味しく、私の中で覇権ケーキという新たな概念が生まれた(覇権アニメと同じノリの意味合いだ。)
私はこのシーズン、全てのケーキを2回以上食べた。ここで遂に推しメニューのリピートまでも覚えてしまったのだ。
きっと今後もこの夏に勝るラインナップは出てこないだろう。

だが、それは食べてみないと分からない。
私が季節のケーキを毎回全て食べているのは、あの夏を上回る感動をもたらす覇権ケーキを探すためなのだ。

などと語るくらいに脳を破壊されたコメダオタク。
最近は「仕事のストレスやばい!こんなんコメダが無けりゃやってらんねえよ!」という意味不明な理由付けを行い、週2の勢いでコメダに通う人間と化してしまった。
コイツのやばいところは、実家暮らしというところだ。親には内緒なので、仕事終わりにシロノワールを食べた後でも、普通に晩ご飯を食べている。
そう、カロリーがやばい。多分。

ここで終わると、ストレスでコメダを摂取する人間を世に晒しただけの謎文章になってしまう。
ちゃんとコメダの良いところも紹介しておかねばならないだろう。
私がそうしてコメダに通い続けていられるのは、愛や環境、メニューの魅力だけではなく、コメダの快適システムによるところが大きいからだ。

まず、ボタンで店員さんを呼ぶファミレス方式。コミュ症にとっては実にありがたい。
色んなカフェを巡っていた時期もあったが、どこも店員さんが遠すぎたり奥すぎたりして声をかけにくいのだ。店員さんが頃合いを見計らって来るシステムの場合、早いタイミングで注文を取りに来られ、メニューを吟味できていないまま勢いで注文してしまうこともあった。
コメダならじっくりメニューを見て、頼みたい時に店員さんを呼べる。そこに何のストレスも発生しないのは地味に快適だ。

そして、何よりゆっくりできる。忙しい時間帯でも、2時間までは許される。
私は、コメダでは頭を空にしてのんびり過ごしたいと思っている。だから仕事のアレコレには使っていない。

そういうわけで今日、私はこの平日休みを「コメダで平日限定メニューを食べ、コメダのnoteを書く」ことに費やしたのだった。

ちなみに明日は土曜出勤。明日も来るね。

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