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【コメダ/マック】四つ巴!スーパー月見大戦2024【KFC/ロッテリア】

世はまさに月見戦国時代。多くの飲食店がお月見メニューでしのぎを削っている。諸大名が跋扈する中、私が推すのはコメダ珈琲店
そう、私はコメダのオタクなのです。

もちろん私はコメダのバーガーが一番だと信じている。しかし、本当にそうだろうか?それは実際に食べないと分からない。
この月見戦国時代において、コメダを超えるバーガーがいないことを自ら確かめる必要があるのでは?

謎の使命感を抱いた私は、対戦相手を以下の3つに指定した。
マクドナルド「チーズ月見」
ケンタッキー「とろ〜り月見チーズフィレバーガー」
ロッテリア「和風半熟 月見てりやきバーガー」

これらの商品にコメダとの共通点を見出したわけだが、詳しい経緯が気になる方は以下を参照頂きたい。本文でもどこが共通するかは言及しているので、読まなくとも支障はないよ。↓

先に言っておくが、私はあくまでもコメダの忠臣。
このnoteに公平な視点など存在しませんので悪しからず。


●コメダ「お月見フルムーンバーガー」

「お月見フルムーンバーガー」が、リニューアルして帰ってきました! コメダ自慢の大きなバンズに、レタスと肉厚でジューシーなハンバーグ、チーズ、満月をイメージしたエッグオムレツを挟みました。そして今年はソースを一新し、トマトのほどよい酸味と玉ねぎの甘味のバランスが絶妙なソースを開発しました。とろ~りエッグオムレツやチーズがソースと絡み、奥深い味わいをお楽しみいただけます。大きな口で頬張れば、旨味があふれて思わず笑顔に。心もお腹も満たされる、コメダのお月様をぜひご賞味ください。

コメダ珈琲店公式Xより

このバーガーの醍醐味は、エッグオムレツとハンバーグにまとめてかぶりつく瞬間。エッグオムレツの黄身はトロトロで、白身はプルプルの食感。そんな柔らかいエッグオムレツと、しっかり味のついた肉厚なハンバーグ。
一緒に食べれば幸福の味が全身に沁み渡る。

ソースはリニューアルされており、サウザンソースからトマトやたまねぎを使用したものに変わっている。ケチャップより酸味が少なく、たまねぎの甘みが出ている味わいだ。野菜の美味しさがフル活用されたソースは、このバーガーにとても合っていた。

ちなみに、コメダ恒例の逆写真詐欺だが、どこでそれを感じるのだろうか?

ええ、新鮮でシャキシャキのレタスが悪いです。あと下側のバンズも。写真じゃこんなに分厚いもんだって分かんないよ。

しかし、そんな分厚いバンズは、バーガーを持っているうちに潰れていく。ペチャンコになったとて食感はモチモチ。バンズの味も、ふんわりした甘さがあって美味しい。

エッグオムレツとハンバーグの合わせ技。
リニューアルしたソースもクリティカルヒット。
幸福感と満足感に溢れる、素晴らしいバーガーである。


●コメダ「お月見フルムーンてりやきバーガー」

お月見フルムーンバーガーに、今年はてりやき味が仲間入り! コメダ自慢のバンズに、エッグオムレツ、てりやきソース、ハンバーグ、レタスを挟み、マヨネーズをトッピングしました。食べ進めると、とろ~りエッグオムレツが、てりやきソースやマヨネーズと絡み合い、コクと深みのある味わいに。

コメダ珈琲店公式Xより

てりやきソースは甘〜い味で、サラサラとしている。

食べているうちに、てりやきソースがレタスを伝ってとろ〜っと流れ落ちていく。そのため、バーガーのケツはてりやきソースに浸り、ジュブジュブになってしまう。それが美味しいと感じる人もいるだろうが、私個人としては、もっとバーガー内に留まって味を作ることに参加してほしいなと思ったり思わなかったり。

てりやきソースの粘度に言いたいことはあるものの、甘い味付け自体は実に私好みのバーガーである。

さて、ここからが対戦フェーズ。まずはマクドナルドからだ。

●マクドナルド「チーズ月見」

「月見バーガー」の味わいにチェダーチーズのコクのある味がマッチした、秋のマクドナルドならではの一品。

マクドナルド公式サイトより

コメダ「お月見フルムーンバーガー」との共通ポイント
・ソースにトマトが使われていること
・たまご・チーズという具材の構成

かわいい包装紙で登場したチーズ月見。
サイズは思ったより小さくない。思ったよりは。
コメダのバーガー袋はこういう季節感あるデザインがない。ここは羨ましいポイントだなぁ。
開封してみると……

キャーッ!薄い!!
世間一般のバーガーってこんなもんですか?
コメダのバーガーに慣れたためか、薄っぺらくてビックリしちゃったよ。

食べる前に匂いを嗅いでみる。
ベーコンのこんがり焼けた香り!これは食欲がそそられる。
かぶりつくと、たまごの白身が分厚く、食べ応えがある。コメダより随分と固く作られたたまごなので、味は全く違う。固く焼いた目玉焼きの味がする。コメダのエッグオムレツの魅力とは異なるが、これはこれで好きな味だ。
そして意外にも、ベーコンやビーフパティより目玉焼きの味が強く感じられた。いいね!月見なんだから、たまごが主役でなくっちゃ!
トマトソースは、トマトの酸味がコメダより強い。そしてマヨも強い。ここはたまねぎの甘みを活かしたコメダのソースの方が美味しかったなぁ。

ビーフパティが薄い。穴が開くギリギリを攻める競技ですかい?
こんなに薄いけど、コメダとは違う肉の旨味を感じた。

コメダのバーガーとは路線が違っても、これはこれで美味しいよね……という結論で終われそうだった、その時。
後味がしょっぱい!!飲み物が欲しくなるような塩辛さ。昔、マックのバンズには塩が入っていてドリンクの購入を誘導していると聞いたことがあるけど、あれは都市伝説なんだっけ?
ビーフパティの後味なのかもしれないが、美味しかった余韻があまりにもぶち壊し。

口にしょっぱさを抱えたまま、ふと考える。
そういえば、チーズ月見たるゆえんのチーズ、食べてる最中は味が分からなかったな。あれならチーズ月見を頼まなくても、普通の月見バーガーでいいかなぁ。

というか、そもそもチーズ必要か?


チーズ必要かなぁ?


はい、ドーン!

月見バーガーでいいと思うんなら、月見バーガーを食べてみりゃいいんですよね!


からのドドーン!

マックの月見バーガー3種、全部食べりゃいいって話ですよねぇ!!
なーんだ、対戦相手の吟味なんてしなくても!
マックは近場で安いんだから、最初からこうすれば良かったんだ!
何?フライドポテトとマックシェイクが気になる?
セットでお得に食べることの何が悪いってんでい!

というわけで、アディショナルタイム発動。


月見バーガー

秋を感じられる期間限定商品として、毎年多くのお客様にご愛顧いただいている「月見バーガー」が今年も登場。お店で一つずつ蒸し焼きにしている国産たまごを月に見立て、つなぎの入っていないジューシーな100%ビーフパティにスモークベーコンをのせ、クリーミーで濃厚なトマトクリーミーソースが絶妙にマッチした、この季節にしか味わえないマクドナルドならではの一品です。

マクドナルド公式サイトより

薄い。うっすいねぇ。薄すぎて下のバンズがへちゃげてる。
歯が全部抜けた人の口の閉じ方ってこんな感じ。

チーズ月見の時より、ビーフパティの味がより強く感じられる。
どうやらチーズ月見においては、チーズがビーフパティの塩辛さをまろやかにしていたらしい。食べ比べてみて良かったね。
チーズの名誉は守られました。チーズは必要!


芳醇ふわとろ月見

芳醇なバターの香りとふわとろたまごの味わいが楽しめる、「芳醇ふわとろ月見」が新登場。お店で一つずつ蒸し焼きにしているぷるぷるたまごと、つなぎの入っていないジューシーな100%ビーフパティにスモークベーコンをのせ、クリーミーで濃厚なトマトクリーミーソースを合わせました。さらに、ブラックペッパーやガーリックの旨みがアクセントの、バター香る風味豊かなふわとろ食感のスクランブルエッグ風フィリングを加えて、スチームしたバター風味のふわもち食感のバンズでサンドした、この秋だけの特別な味わいをお楽しみください。

マクドナルド公式サイトより

開封した瞬間、甘〜い匂いが漂う。なんだなんだ?
たぶんバター風味のバンズからだ。あくまでもバター「風味」であって、バターの匂いとは違う。バターに似た何かの、甘い匂いがする。
何の匂いに似てるか嗅いでたら、若干気分悪めになってしまった。結構クドい感じの匂いなのだ。
これは好き嫌い分かれるだろうな。

黄色いまんまるお月様バンズが綺麗。月見というテーマに沿ったビジュアルに、紹介通りのモチモチ食感。本当に、匂いさえなければなぁ。

食べてみると、スクランブルエッグのブラックペッパーがマジで良い。
ここがケチャップでも塩でもダメ。ケチャップ要素はトマトソース、塩要素はビーフパティが既に担っているためだ。そこへハマった最後のピースが、ブラックペッパーなのである。
さぞ美味しかろうと思ってスクランブルエッグだけ食べたら、味が強すぎて汗が出た。あくまでもこのバーガーに合わせたパーツであり、単体で美味しいものではないらしい。

過去に何度かコメダとマックのバーガーを食べ比べてきたが、総じてマックのバーガーには一体感がなかった。コメダのバーガーでは、随所に相乗効果が感じられる。「美味しいエッグオムレツと美味しいハンバーグを一緒に食べると、さらに美味しくなってる!」というようにね。ところがマックは、それぞれの具材の味はそれなりに良いのだが、みんなソロプレイ。相乗効果を感じられなかったのだ。

ところが、この芳醇ふわとろ月見は違う。初めて一体感が生まれているバーガーだった。恐らくスクランブルエッグが全てをまとめている。そのおかげか、3種の月見バーガーの中で最も豊かな味わいであり、コメダで味わった幸せに少しだけ近づいていた。
やっぱ高価なバーガーほど美味しいんでしょうか。マックオタクがいらっしゃれば、ぜひコメントで色んなバーガーの魅力を教えて下さい。

過去イチ美味しかったマックのバーガーだったのだが、後味はやっぱりしょっぱ過ぎる。
幸せの余韻、ぶっ壊れました。

良かった。コメダを超えるバーガーは、マックにはなかったね!
ま、コメダが一番なんだから当たり前だよね!
さあ、次に行こう。


●ケンタッキー「とろ〜り月見チーズフィレバーガー」

チキンフィレ、レタス、特製マヨソースと目玉焼き風オムレツを、全粒粉バンズで挟んだ、秋の人気定番とろ〜り月見チーズフィレバーガー

KFC公式サイトより

コメダ「お月見フルムーンバーガー」との共通ポイント
・使用たまごがオムレツであること
・レタス・オムレツ・チーズという具材の構成

なんと私、生まれてこの方ケンタッキーの店内に足を踏み入れたことがない。両親がパックを買って来たら、それを1個か2個つまむだけ。自ら購入したことはないのだ。
いざ、緊張の入店。

へぇー、店内こんなオシャレなんだ!
持ち帰りのイメージが強いから、コンビニのイートインスペース程度だという先入観があったのだ。木の椅子とパーテーションがいいね。

挙動不審な私をケンタッキー初心者だと察したのか、店員さんがテーブルまで運んできてくれた。

あれっ?私、ドリンク頼んでませんよ?
水?無料で水が頂けるんですか!?
後から調べると、水がいるか確認してくれるとか、頼めばつけてくれるとか、色々らしい。水の有無を聞かれた覚えはないが、やはり初心者の私を店員さんが気遣って下さったのかもしれない。

できたて!熱くて持てないくらいだ。
でも、これがイートインの良さだよね。

マックのバーガーは横から見た時の薄さが気になったが、こっちは上から見た時の小ささがねぇ。写真詐欺とまでは言わないが、その度合いは強めかも?

撮影しているとバーガーが良い温度になったので、いざかぶりつく。
おお、チキンが美味しい!
ケンタッキーに来て、チキンが美味しい!って何言ってるんだお前。当たり前すぎる感想を述べるんじゃないよ。
チキンフィレの食感だけに集中すると、かなりパサパサした感じ。だけどパサパサが不快に感じない。ここが何というか、KFCの技とかだと思うんですよね。浅すぎてごめん。
ケンタッキーオタクがいらっしゃれば、ぜひコメントで私に魅力を教えて下さい。

たまごをオムレツと表現しているのは、コメダとケンタッキーだけ。白身は柔らかいので、マックよりコメダに近い。
しかし黄身はどろっとしており、マックにもコメダにもないタイプだ。かじった穴から溢れるだけで、写真以上に流れることはない。半熟たまごというより、ゼラチンで作ったものみたい。
そして、たまごらしい味がしない。黄身同様、作り物感がすごい。もしもアレルギーに配慮した「たまごモドキ」が存在するのなら、多分こんな感じになるのだろう。
マヨが多いのも、タマゴの味がしない原因かもしれない。チキンと衣の味はマヨに負けていないのになぁ。

全粒粉のバンズは、コメダよりしっかりもっちりしていて、食べごたえがある。マックのバンズより穀類の香ばしい匂いがする。他にはない良さを放っていると言えるだろう。

たまご以外は満足感あふれるバーガーだった。後味も衣の強い味わいが残るけど、マックのしょっぱさとは全く違う。口に残っててもいい後味だ。

ケンタッキー、いい意味で全てが程よいな。
程よい値段、程よいオシャレ雰囲気、程よい味わい。
マックのお得感とコメダのクオリティを少しずつ兼ね備えている。
今までケンタッキーのことはノーマークだったが、お店の入口に立ってる賀来賢人が「今日、ケンタッキーにしな〜い?」と言ってきたら、コメダ大好きな私でも着いて行っちゃうかもしれない。

いけない、このままだとケンタッキーのリーズナブルさに目が眩んでしまう!
さあ、次だ次!


●ロッテリア「和風半熟 月見てりやきバーガー」

定番の「てりやきバーガー」も月見に!
ハンバーグパティに、月見をイメージしたロッテリアオリジナル半熟風たまご、和風てりやきソースを合わせ、レタス、マヨネーズ、マスタードとともにふっくらなめらかな食感のバンズで挟みました。濃厚な和風てりやきソースと、とろ~り半熟風たまごの相性が抜群な一品です。

ロッテリア公式サイトより

コメダ「お月見フルムーンてりやきバーガー」との共通ポイント
・てりやきソースを使用している点
・レタス・たまごという具材の構成

今回唯一のてりやき勝負。
コメダのてりやきバーガーには、ソースが流れ落ちていくという難点がある。これにより、てりやきの味がバーガーに残りにくい・最後の方のバンズがジュブジュブになる・手がソースまみれで綺麗に食べられないという多くの弊害を伴っている。
ロッテリアのてりやきバーガーから改善方法を学べるかもしれないぞ。

この日は華の金曜日。ロッテリアでバーガーを食べるためだけに、職場から2時間かけて、街へ繰り出してきましたよ。
ロッテリアのファンかな?
いえいえ、これもコメダオタクの推し活の一環でして。

みんな居酒屋に行ったのか、店内は閑散としていた。繁華街のチェーン店なのに、こんな誰もいない写真だって撮れちゃう。

奥のカウンター席、テーブルのふちが凸凹にかたどってあるのが見えるだろうか。
隣との距離が近くとも、わずかでも個々のスペースとして区切りを作ってあるのだ。他にもテーブル席を囲うパーテーションが高いなど、パーソナルスペース確保の意識が感じられる。

仕切りの向こうにどんな人がいるのかは分からないが、あっちからもそっちからも「ふるポテ」を懸命に振る音が聞こえてくる。やっぱりふるポテが人気商品なんですか?ロッテリアオタクがいらっしゃれば、ぜひコメントで色んな商品の魅力を教えて下さい。
さて、周りを気にしてばかりいないで、本題に入ろう。

ん?セットですけど何か?私、悪いことしてますか?
公式サイトのクーポンが使えるならセットにするでしょうが!
頼んどいて何だけど、ポテトはやっぱりマックのが世界一美味しい。私はマックのことをポテト売りだと思ってますからね。

どのお店も包装紙のデザインがいいねぇ。
いいなぁ!コメダもやってよ〜!だってみんなやってるんだよ〜!
「ウチはウチ!よそはよそ!デザイン変更するなら値上げするよ!」というコメダママの声が聞こえてきそうなので、あまりゴネるのはよしておこう。

おや?小さい?今回のバーガーたちの中で最も写真詐欺じみてないか?
これはレタスで嵩を稼げてませんね。コメダのシャキシャキ新鮮レタスを見習ってはいかがかな?

匂いを嗅ぐと、生姜らしきツンとくる香りが。コメダのてりやきソースとは明らかに違う。

食べてみると、生姜の風味が口いっぱいに広がる!
コメダと同じ甘い味を想像してたからビックリ。クレープだと思って食べたらガレットだった時みたい。いや、例えが非現実的すぎるだろ。
後から調べると、ロッテリアのてりやきソースには、生姜、にんにく、たまねぎが使われているらしい。商品紹介にも和風って書いてるし、ロッテリアのてりやきソースは定番で歴史ある味なんですと。
甘いと思い込んでた無知な私が完全に悪いですね。

それにしても、生姜とにんにくの味わい、どこかで食べた覚えがある。
そうだ!コメダでチキンタツt……失敬、鶏タツタバーガーを食べた時の、スタミナがチャージされる感覚に近い。
仕事が終わって2時間が経過した身にしみる〜!

気になっていた、てりやきソースの状態。こんなに傾けても、ドロリとも流れない。ソースというよりジュレに近いのだ。確かにこれならバーガーから流れ落ちない!
コメダ、これだ!てりやきの師はここにおられるぞ!

たまごから溢れ出る黄身は、限りなくケンタッキーのそれに近い。でも、ケンタッキーより黄身の濃厚な味わいが凝縮されており、とても美味しい。
加えてバンズはふわふわ。食べたお月見バーガーの中で最も柔らかさを感じた。

構成はコメダに最も近いが、てりやきの味もたまごの食感も違う。
だが、これはこれで美味しいじゃないか。

……ここで終われたら良かったのだが。ビーフパティを味わうと、何やら肉の生臭さを感じる。いや、それは肉感が強いということでは?
プラスに受け入れようとしたのだが、どうも私は苦手だった。
マックもロッテリアも同じ100%ビーフパティなのに、全然違う味。
もしやマックのビーフパティって、この臭みを消すために味付けを濃くしてるのか?そうなると、マックのビーフパティに対する見方がまた変わってくるな。


●選ばれたのは……!?

3店の1品ずつと対決する予定だったのに、マックで財布の紐が緩み、5品食べてしまった。

これにてお月見バーガー、7種類を攻略!
お月見バーガー大好き人間なんか?
いいえ、全て愛するコメダと比べるためです。

そして厳正なる審査の結果、頂点に選ばれたのは……

コメダ珈琲店「お月見フルムーンバーガー」でした〜!
うん、知ってた。でも大事なのは、盲信が確信に変わったということ。今までは、お月見フルムーンバーガーが一番美味しいはずだと、何の根拠もなく盲目的に信じていただけ。しかし実際に食べ比べることで、お月見フルムーンバーガーこそがこの月見戦国時代に天下を獲った傑物であることを、我が身をもって立証できたのだ。私はこの愛するバーガーを、確固たる自信実食による根拠をもって推せるようになった。
好きだからって、そこばかりに閉じこもってちゃダメ。飛び出すことで発見できるもの、再認識できるものがあるのだ。
なんか壮大なこと言ってますけど、食べ物の話です。

コメダvs他店シリーズ、今回は初のマルチ対戦だった。コメダから外に出て、様々な店舗に挑むことで、食べ比べ以外にも新たな知見を得ることができた。

それは「くつろぎの工夫」である。

今回の食べ比べは、どれも仕事終わりに行ったもの。世間のご飯どきとズレていたため、どの店舗にもゆったりとした時間が流れ、店内の雰囲気をじっくり味わうことができた。

コメダは「くつろぎ」の時間を大切にしている。しかしあの赤いソファがなくても、あの木とレンガの内装がなくても、リラックスして食事を楽しめる雰囲気は作れる。
どの飲食店にも、ホッと一息つける空間が確かに存在していた。色んな企業が色んな工夫を凝らして、私たちにかけがえのない食体験を提供してくれていたのだ。このことは、複数の企業を巡らないと気づけなかっただろう。

今回の勝者はコメダでした。
しかし、それはあくまでも私の中だけでの話。
皆さん各々、自分なりのくつろぎエリアを見つけ、自分なりのくつろぎタイムを大事にして、明日への活力にしようじゃないか。

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