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自己紹介

はじめまして

僕は獣医大学に通う大学生です。幼い頃から動物が好きで獣医さんを目指して勉強中です。特にたくましく、優しい大型犬が好きなのです。

フィジークというボディビルのような大会にも出場していて、優勝したりもしました。今年は入賞に留まってしまいましたが…。身体づくりや健康に興味があり、この大会などを通じて食事でこんなにも体が変わるのかと体感したこともあり、栄養学に興味を持っています。

今は大学5年生、と言っても留年したわけではなく、ご存知の方もいるかも知れないが、獣医の大学は6年制で、残すところあと1年。就職を考えなくてはならない時期になっている。こんな時期になって就活目的で色々動物病院をまわると、自分の勉強不足さに気付かされる。

僕は中学生の頃から将来は獣医さんになろうと決めていた。獣医さんになるには日本で16大学ある獣医学を学べる大学で6年間学んで国家試験に合格すればいい。中学生の頃にそれを知った僕は高校はどこでもよかった。うちは裕福ではないので公立の高校を目指した。どうせなら頭いいところと思って受けた公立高校は不合格。「私立高校でもいいよ」と母は言ってくれたが、学費が高いので公立がよかった。他の公立高校では後期募集があると知っていたので、その高校に入った。

通っていると意外に良いもので楽しい高校生活だった。部活動加入率100%という運動にも力を入れている学校だったが、僕は入らず、100%を崩した。先生にはどこかに入れと言われ、中学までやっていたサッカー部を見に行ったが、小学2年生からやっていたサッカーはもう毎日はやりたくないと思っていた。結局、先生には勉強を頑張るなら入らないでいいということで、勉強を頑張ることにした。

もちろん勉強はしていたが、高校生になったからにはバイトもしたいし、父がバイク屋の僕はバイクも乗りたかった。高校のみんなは部活をしているので、あまりバイトをしている人がいなかった。僕は家が学校から近かったので学校からも近所のところでバイトを探した。会ったら恥ずかしいと思って、飲食店は除外。なんとか見つけたのが和菓子工場。人生初めてのアルバイトはおじさんおばさんたちと和菓子を詰める仕事。高校生は僕だけでみんなよくしてくれた。ただ、ちょっと遠くて通うのに気分は乗らなかった。不思議なことに、好きなところもバイトとなると行くのが嫌になる。和菓子は季節によって売れ行きが違って、僕が入ったのは繁忙期だったらしく、だんだん仕事がなくなった。僕が放課後に行く頃にはパートのおじさんおばさんたちが作業を終わらせているようになり、「次仕事があったら連絡するね」と言われて、連絡はこなかった。

次のバイトを探そうにも高校生はほとんどが飲食店だったので、みんなに会わないように、とキッチンの募集があったラーメン屋さんに応募した。キッチンで募集されたのに、そのラーメン屋さんはキッチンもホールもみんなでやるところで、結局、「最初はホールからやってみましょう」と接客から始まった。学校の近くのラーメン屋さんだったのでこないでくれと思いながらやっていた。半年ほどやって、バイクの免許も取り、次のバイトを探した。

次こそはキッチンがいいと思って、焼肉屋さんに応募した。焼肉屋さんはしっかりとホールとキッチンが分かれていて、しかも生肉を並べるだけで楽だった。スープやサラダの仕込みはやることが多かったが、放課後バイトに行く僕は昼間にパートのおばさんが仕込んでくれたのを使って、料理の楽しいところ取りでよかった。家から近いこともあって、高2の冬までやった。

高校3年生は勉強した。2年生の時に理系文系を選択する機会があったが、そこで僕は文系を選んだ。理由は、獣医の大学が難しそうで、入れる気がしなかった。文系で弁護士を目指そうとした。獣医学部の合格率は低いが、大学に入れば国家試験合格率約90%、弁護士はどこかしらの法律学科には入れるが、司法試験は難関だったので、難しい試験を先延ばしにしようとしていただけだった。でもやっぱり違うと思った。2年生の冬からしっかりと獣医学部に向けて受験勉強をした。無事獣医学部に入った。今となって考えると、自分で勉強したのが良かったのかもしれない。理系を選んでみんなと勉強していたら悪い意味でみんなとペースを合わせてしまっていたかもしれないと思った。

大学に入ってからも勉強した。1年生の時の成績は学年で1桁だった。でも最下位の人も同じように学年が上がって同じように国家試験に受かって同じ資格を取るんだなと思って、勉強だけじゃなくて違うこともしようと思った。そこで、ぼーっとYouTubeを見ていたら筋トレ動画があった。それは、あんなに大きくて怪物みたいなボディビルダーが、ご飯のグラム数をちまちま測って計算し尽くして食べているという動画だった。僕はそのギャップに魅了された。僕はそれまで、いっぱい食べて重いおもりを持ち上げて何がいいんだと思っていたが、全然違った。僕はそれから毎日家で筋トレをし、食事管理も見よう見まねで始めた。物足りなくなって、ジムを探した。だが、まだなかなか運動することにお金を払うことに抵抗があったので、施設を使わせてくれるジムのバイトを探した。家トレの甲斐があり、「お、筋肉ついてるね」と採用してくれた。

最初は週3のバイト終わりに筋トレをした。半年ほど経って学校の筋トレしていた先輩がフィジークの大会を見に連れて行ってくれた。実際に見て、まだまだだと感じて、その日から週5で筋トレ、ご飯は食べまくって一気に体重を増やした。それから1年後、栄養などについても色々勉強し、減量して初大会、体脂肪率4%。なんと優勝。嬉しかったが、その大会は次につながるものではなく、次の年、また別の大会に出場した。フィジークはそんなに甘いものではなく、予選敗退。悔しくてそのまま次の大会にエントリーして減量を頑張った。56人の猛者たちが参加し、1つ前の大会で予選敗退していた僕は、厳しいなと思っていたが、なんとか10位入賞。妹に「獣医さんだから10位で良かったね」といじられた。その後、今も健康維持程度に筋トレは続けている。

そんなこんなで筋トレを頑張ってしまった僕は勉強は疎かになっていた。1年生の頃に思った通りに勉強以外もできたが、成績は下がって今では中間層。資格は取るけど将来獣医さんとして働かないと決めている人もいるので、獣医さんとしては実質下位層。正直、後悔している。勉強しておけばよかった。動物病院を実習でまわっても勉強しておけばよかった、と感じる。

そこで、僕が日々学んだことを日記のように書いていこうと思います。
ご興味あればご覧ください。

今、知り合いのところで生まれたうさぎの「きなこ」がいますが、妹が動物アレルギーで犬猫を飼ったことがないので、飼い主さん目線の気持ちを知りたいと思っています。




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