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今日の学び〜熱のお話〜

最近はコロナウイルスの影響で熱を測る機会が格段に増えました。コロナウイルス以外にもどんな病気で熱が出るのかなと思って、わんちゃんねこちゃんの熱が出る病気について学びました。

まず、人とわんちゃんねこちゃんの大きな違いは、なんと言っても平熱。人では36〜37℃くらいで、下手したら35℃台が平熱という人もいると思う。ただ、わんちゃんねこちゃんでは37〜39℃くらいが平熱である。少し興奮したり、走ったりした後なら39℃を超えることも少なくない。飼い主さんなら動物病院で見たことがあるかもしれないが、一般的にはお尻に体温計を入れて直腸の温度を測る。

体温が高いとなると大きく2つに分けられるらしい。1つは有名で、”発熱”。2つ目は”高体温”。発熱は感染症などによって体が体温を上げようとして体温が上がること。高体温は外から温められて、体温が上がってしまう熱中症のような症状や、激しく筋肉が動いて熱が出ることによって体温が上がること。このように、高体温と発熱とは明確に違いがある。

いずれにせよ一般的には41℃を超えている時間が長く続くと、脳などの中枢神経系に障害が起き、さらに41.6℃を超えると色々な臓器に障害が出始める。だから、まずはこれだけは防ぎたい。水をかけて扇風機をあてるとか、脇や首に氷をあてるなどが良いかもしれない。だが、熱は体が戦っている証拠だから下げない方がいいというのを聞いたことがある。確かに、熱を下げすぎると逆効果になってしまうので41℃を超えない限りは下げない方が良いかもしれない…。

でも、体温が上がっている原因を考えると、高体温の場合は下げすぎない程度にしっかりと体温を下げた方が良い。発熱の場合は熱が高すぎない限りは無理に下げすぎない方が良いということになる。どちらの場合も下げ過ぎは禁物。熱中症など、原因がはっきりとわかっている場合意外は熱を下げるのはほどほどにして病院に行くのが良いのかもしれない。

今回は今、身近になった熱を測ることに関連して、熱が上がることについて書きました。今回は簡単に種類などについて書きましたが、もう少し詳しく学んだので具体的な熱が上がる病気などについてはまた詳しく書こうと思います。
ありがとうございました。


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