25歳で聞くサザンは最高だった件。

2021年サザン革命。


大にわかの私ですが、サザンが作り出すあの最高なフェス感ともう1つ。
サザンって素敵だなと思った理由を少しだけ。
備忘のために書きます。へへ。

ちなみに聞いた時の私の興奮はこちら。




何がこんなに嬉しかったんかなあ…としみじみ考えていて、
ある種サザンのおかげで最近の不安が1つ解消されたからなんだなと思いました。


25歳の私ですが最近、「あ、私もう時代の最先端じゃなくなったんだなあ…」とひしひし感じることが多くなっておりました。

TikTokで流行する曲は何一つ知らなかったり、そもそもインストールしてなかったり。
中学生の弟の話は全然分からないし、
漫画もいまいち没頭して読めなくなったり、
話題のドラマや映画を見る前に「よっこいしょぉぉ見るかあああ」なんて気合入れる必要があったりね。

新しいものや流行っているものに触れることに、今までの倍のカロリーを必要とするようになっていました。


こうやって私はちゃんと年を取っていくんだなと思う反面。
「年を取るにつれて知識は増える、経験もつんでかっこいい大人になっていく」と思っていたのに、
あれ?もしかして私の(最新エンタメに関する)知識吸収はここで終わり?って思い始めて焦り始めていたんです。

そして今感じているこの焦りとエンタメを楽しもうとしてる気持ちは、
もしかして「若作り」になっちゃうのか「いつまでも感覚若くてすごい」と思われるのか
気になってしまって、エンタメとの接し方に不安を覚えていました。

そんな時に今日初めてちゃんと聴いたTSUNAMI。
私にとっては知ってる曲であり知らない曲でした。

「すでに日本の名曲」だけど「新曲」だった。

という感じでしょうか。

ストレスなく聞けて、かつ新鮮。

ついていかなきゃ!!!!知ってなきゃ恥ずかしい…!
そんな焦燥感を煽られることもなく、早いテンポや聞き取れそうな歌詞に必死に集中するみたいな
苦労もなく聴くことができた安心感。

純粋な「こんな曲あったんだ~」という新しいものに出会えた嬉しい気持ちと
無理しない音楽の楽しみが久しぶりの感覚でした。


そして、言わずもがなですが桑田さんの寄り添ってくれる、気持ちを汲んでくれるあの魔性の声。


全部まとめて幸せだったなあ。

苦しかったり焦ったりせずに新しいものが摂取できる。
自分にとって新しいエンタメに接する分にはいろんな方法があるって思わせてもらえました。


まだまだ中高生の流行もキャッチしたい気持ちは捨てきれず戦う気も満々なんですが。


それでも、とても安心した今日なのでした。
「物知り」ではない楽しみ方をしていけるようになりたいなと思う今日なのでした。

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