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#23【セブ親子留学】英語の伸びか、子どもの心の安定か。日本人のお友達問題。

2024/07/24
こんにちは。
子どもと2人でセブに留学中のさんかくです。

本格的に夏休みがはじまりましたね!
子どもが通っている語学学校では、今週から日本人、特に幼稚園、小学校のお子さんを連れたファミリー層がぐっと増えました。

わが子は早速、学年の近いお友達ができて喜んでます。
そうなると、もう母はほとんど用なしです。

日本人の友達ができると、当たり前ですけど、休み時間とかずっと日本語でしゃべってるわけですが。
これ、親として悩ましくないですか?私だけ?私の心が狭いのか?

たまに「私はここでは日本語はつかわないぞ!」という硬い意志のある学生さん(自ら勉強しに来た高校生、大学生、20代の社会人が多い気がする)もいらっしゃって、本当、尊敬!えらい!すばらしい!

わが子にもぜひそうなってほしいところだけど、正直、小学生には難しい。強制もできないし。

親としては、「せっかく(高い費用を払って)海外留学につれてきてるのに」と思う部分もあるし、実際に周囲は日本語が分からないという状況の方が英語力は伸びるんだろうなとも思います。
圧倒的に、英語を使う頻度が増えるから。

去年、夏休みにセブ親子留学した時も、同じように親子留学されてたご家族と仲良くさせてもらって楽しかった一方、やっぱり英語がすごく伸びたかって言われると、それはちょっと疑問だなって思うんですよね。
授業は英語だけど、それ以外ずっと日本語でOKな環境だったし。

ただ子どもに目を向けてみると、明らかにお友達がいた方が学校が楽しそうなんですよね。
なんというか、イキイキしてる、毎日たのしそう。

それで思い出したのが、以前にマレーシアのKL、マルボロカレッジの説明会で、校長先生と個別相談させてもらったときに言われたこと。
「Happy Child learns better」って。

個人的な解釈で、子どもの心の安定が、学びには重要って意味かなって思ってます。
いわゆるメンタルヘルスですかね。

考えてみたら、数週間の英語の学びってことだけフォーカスすると、確かに伸びは少ないかもですが、初めて会った子どもと友達になって関係性を育むってことも、社会的な学びだよな、とも思うわけです。

どこでも楽しく生きていける力を身につける、楽しめる場所を自ら探して動ける人になる、それを子育てのゴールとするなら、大きくずれてはないだろう、と。
まぁ、そう自分に言い聞かせてるってのもあるけど。

あと校長先生、マルボロカレッジに入学した子も、はじめは同じ国の出身者で友達になって、その後違うNationalityの友達を作るよ、とも言ってたんですね。
それが国籍で「日本人は何人まで、全体の何%まで」っていう枠を作らない理由だって。

まぁ、そういうのは大人の建前で、学費も高い学校だし、ビジネス的には来てくれる人は国籍や人数問わずWelcomeってことなんでしょうけど。

この後マレーシア留学を控えた身としては、少なくないお金を出している分、費用対効果みたいなものばっかり考えてしまいがちだけど、子どもの心の安定もちゃんと見ておかないとな、と思ったりしました。

まずは新しい生活になじむこと。ここでやっていけると思えること。
あれ、これ転職したばっかりの時に考えることとすごい似てるな。

昨日の海外での食生活の話ともかぶるけど、海外で親ができることって、衣食住をはじめたとした基本的なサポートしかないのかも。
そして、それでいいのかも。

それではまた!





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