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本音は有料

誰の言葉か

求めた言葉か


「世の中って本音は有料」

TBSラジオ『問わず語りの神田伯山』の2月9日の放送で神田伯山さんが言っていた言葉。

「ザ・ノンフィクション」の婚活の回についてのお話しされていた時の言葉なんだけど、本当にその通りだなと思った。特に大人になってからはそうなったと思う。

「世の中って嘘しか言わないっていうか、薄っぺらなクリーンな社会になってる」

「その人のためを思って本当のことを、言い方を選んでもっていう関係性ってどんどん希薄になってる社会だから」

「細かく全部言ってくれるっていうのは、身近な人だと嫌われたりするのもなんだから」

聞き取ったことを切り抜きで書いてしまっているからもし誤解を与えてしまったら、神田伯山さんに大変申し訳ないのだけれど。

相手との関係性を壊さないよう、気を遣いつつ嫌われないようにすると当たり障りのないことしか言わないし、言われなくなるというのはとても分かる。だってできるだけ揉めたくないもの。もし本音で話したとしても聞き入れてくれるか分からないし。相手も同じように思ってるから、お互い本音の一歩手前くらいで終わっちゃうんだろうな。

それがお金を払った対価としてもらった言葉だったら、スッと聞く可能性は高い。相手がプロだからとか、相手の立場への信頼性からくるものかなと思う。あと自らが行動したことで、自分が求めていることだからというのもある。

関係性を構築するって難しい。大人になればなるほど難しい。聞けるかは言えるかは自分次第なのかな。

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