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くず餅のきな粉がけ

実験したら

宝石ができた



ふっと、きな粉をかけたくず餅が食べたくなって作ってみた。

お鍋に葛粉と砂糖を入れたらお水を少しずつ足していき、火にかけながら混ぜるだけ。なんて簡単なんだ。

ほんの数分の間に白から透明に色が変わり、液体から半固体になっていく様子は、実験をしているようでおもしろかった。冷やしたらまた白くなるし。すぐにできるところが良い。混ぜている時に無心になれるところも良い。

瓶に入れてみたらキラキラと光って宝石みたい。なんて、柄にもないことを思ってしまった。普段とは違う自分が出てくるくらい、作る過程が楽しかったのかもしれない。そんな大したことはしてないんだけど。

くず餅は年に1回食べるかどうかくらいの距離感の食べ物。だけれど、きな粉をかけたら一気に親近感がわいてきて、距離がグッと縮まるのを感じた。身近な食べ物の仲間入りしそうなくらい。

自作だから味はやや不安だったものの、変なものは入れてないから無事に美味しくできた。たくさん作ったけど、すぐになくなりそう。もう少し葛粉が残っているから、今度は、かけるだけでなくきな粉入りのくず餅を作ってみよう。

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