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そのままですっきりと生きてみたいと思った秋の散歩道

夕暮れ時、散歩をしていたら穴ほげの葉っぱに出会った。

ほげてますね~。

わたしは仕事はできる方と思っていたけれど、どうもそうじゃない部分がかなりあるんだな~と。そうだ、この葉っぱたちのように、あらゆるところがほげている。思えば、仕事に限らず人間関係、家族のこと、お金のこと・・すべてにおいてほげている。ということは、わたしが穴ほげだらけということだ。

ほげた部分をいままでどうしてきたか?見ないようにしたり、別の葉っぱをちぎってきてセロテープでつけたりしてみた。そんなことをしていたら、別の葉っぱを見つけるのもセロテープ何度も貼るのも、めんどーになってきた。


他の葉っぱをみてみると、自分とは別の部分がほげている。ははぁ、君はそこがほげてるのか。わたしは、そこはほげてないから、代わりにできますよ。そんな風に、現実でもお互いにわかりやすかったらいいのにな。そしたら、もっと頼るのも頼られるのもスムーズなんだけどな。


ほう、穴ほげのところから、空がみえて光がはいるんだな。もしかしたらそこが世界と、誰かと繋がれるってことなのかな。だとしたら、悪くはないね。むしろいい感じじゃないか。

「どーしてそこがほげてるんだ?」なんてことは、誰も考えないし言われないでしょ。考えたって仕方ない。そういうもんなんだから。

自分の傷を、短所を、弱いところを、そのままですっきりと生きていくことはできますか?

そんなことを思ふ秋。


おしまい

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