見出し画像

目的のその先に誰かがいるから夢中になれる。

近所にあるポストの郵便回収の時間が、頭に入っている人がどれほどいるのかわかりませんが、わたしはその一人です。

家から一番近くのポストは回収が10時頃。もう回収時間は過ぎているけれど、早くその人のもとへ届けたい場合は、歩いて20分の郵便局にあるポストまで行きます。一日に何度も回収してくれるのが嬉しいです。


ちょうど昨日はラジオで松浦弥太郎さんがゲストで話をされていて、イヤホンで聴きながら郵便局まで歩きました。


ラジオを聴きながら、いいな~と思ったのは彼のことばというより反応でした。というのも、弥太郎さんがセレクトした曲(Little River Band - Reminiscing)が流れた後「この時間帯にこの曲が聴けるっていいですねぇ」というニュアンスのことばを口にしてまして。なんとな~くの反応がとてもよかったなぁ。

昼下がりの時間に耳にした音楽は、たしかに心地よかったし、リアルタイムでそこに立ち合えたことが嬉しかった。いまはラジコでいつでも好きな時に聴けるけれど、リアルタイムで耳にするってのもいいもんですね。


そういえば、わたしも一度だけ『この状況でこの曲を流す』とまじになってセレクトした経験があります。それは披露宴のBGMを選ぶとき。あれはほんとうに愉しい経験だったなぁ。人生で出合ってきた曲をパズルのピースをぱしぱしっと合わせるように構成していく様は爽快そのもの。

自己満足だけど、少なくとも自己が満足してないものを誰かと共有したくないな。それは完璧主義とはちょっと違う気がする。


「自己満足」が自分だけじゃなく、誰かにとっての喜びのひとつになれればいいなと思っていて、近々noteでのマガジンというスタイルでトライしてみよーとしています。いま審査待ちの段階で、通ればスタートさせる予定。また改めて紹介しますねー。


最後に弥太郎さんの本からひとつ。

「おいしい料理を作って、誰かに食べてもらい、その人を喜ばせる」
その先に人がいてこそ、僕たちは夢中で、時間を忘れて打ち込めるのです。
文章をとことん書けるのは、読んでくれる人がいるから。
(中略)
目的のその先に人がいる。それこそ、こころをつかう一番の理由です。

「自分らしさ」はいらない | 松浦弥太郎

うん、なんとなくわかる気がします。


それでは今日はここまでにします。じゃじゃ!


クスッとしたり、ハッとしたりしたときは、 サポートしてくださると、励みになります☕