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コミュ障ぼっちの分解

こんにちは、こんばんは。
40歳、独身、一人暮らし女性です。
40年間恋人がいたこともなく、友達もいない超絶コミュ障ぼっち人間です。
この前提に大切な情報を加えるとすると、「別に一人が好きなわけでもない」と言うことです。好きでぼっちをやっている訳ではなく、ぼっちなのでぼっちで生きていくしかないだけで、根底には人間と関わりたい欲が脈々と流れており、それを頼りに仕事に行き、こうしてインターネットの片隅で呟いています。
さて、なんでこんなにぼっちなんだろうかと自分自身を考察すると、まずは「会話が出来ない」「続かない」と言う致命的な欠陥が思い浮かぶ。議題があっての議論ならできるし、ひとつの物事を掘り下げて考え続けるのは日常茶飯事なのでまあ出来るのだが、日常の他愛ない会話、と言う類いが全く出来ない。考えすぎて言葉が出なくなるのもあるし、人や参考書のアドバイスを聞いて、それ通りに相槌を打つことは出来ても変化球に弱く、最終的に苦笑いみたいな愛想笑いで誤魔化してしまうことが多い。
19歳、女性、と言う価値がある若い時代の結婚相談所で惨敗した理由もこれである。
「あっ、はい、あ、いえ、いえ……」くらいしか言っていない。フルネーム伝えるのが一番の長文レベル。お互いしゃべらないまま無音の時間が過ぎたことが何回あるか……好きなタイプと言われてもピンとこない。
そもそも、人はどういう風に人を好きになるのだろう。
一緒にいたい人のことだよ、と言われて真っ先に家族が浮かぶ。こんな私でも会話してくれる家族……ありがてぇ。そうだな、会話してくれる人がいい。
「いってきます」と言ったら「行ってらっしゃい」と返ってきたり、「ただいま」を言われたら「おかえりなさい」を返したり。
いいなー、挨拶が気軽に出来るのいいなー。あとは、今日はこんなことあったよー、とか、今日あった出来事について話すのもいいなぁ。
休みの日にどこか出掛けたりもいいなぁ。夕飯の買い物とか一緒にしたい。今日は何を食べようかとか、話ながら買い物できたらいいな。
と、常々思っているので、好きなタイプは話が出来る人なのだが、これが超絶難しい。コミュ障の極み人間なので、慣れていない人間との会話が困難で、慣れるまでに時間を要するので、結果、40年たっても上記の会話を出来るのが産まれた時から私を知っている家族しかいない。
つらい。
結婚相談所は3年通い、場馴れしようと自分にノルマをかして月1~3回は街コンに参加する生活を5年続け、スポーツジムに通い続け、休日はふらふら出歩いているものの、まだ友達も恋人も出来ない。
職場での会話も飲み会とかの話になると、「是非誘ってくださいねー」なんて言って、「機会があればー!」なんて返事は来るけど、その機会はやってこない。永遠に来ない。
寂しい……親が死んだら私も死ぬしかない……。
順調に追い詰められていっている40歳。
早く気が狂いたいです。

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