金の字(信州ラーメン界の人)

信州ラーメンを2000年代から追いかけている人 Youtuberが台頭してくるより前に信越麺戦記生中継したり。 クルマいじりも好きなオジサンです。

金の字(信州ラーメン界の人)

信州ラーメンを2000年代から追いかけている人 Youtuberが台頭してくるより前に信越麺戦記生中継したり。 クルマいじりも好きなオジサンです。

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食べ歩きの心得。

初めまして、金の字です。 この記事は13年前、ワタシ自身が食べ歩きのポイントをまとめよう、として 書いた記事の再編集版になります。 ところどころはアップデートしていますので、ご覧くださいな。 自分自身がそれほど多く食べているわけではないので 説得力は薄いように感じますが、 個人的にこれだけは押さえたうえで、の部分です。 食べるときはお腹を空かせて 連食とかはいきなりやらないほうがいいです。 確実に、2軒目、3軒目の感動を減らします。 ラーメン通の皆様は訓練された方々な

    • 幸せの基準は考え方にはよるけれど

      んまぁ、個人的な考え方ですが。 ビジネスにおいて、お客さんがどこに付いているのか、ってありますよね。 例えば、カルチャー教室や塾など、あからさまに“先生”(店員)についているパターン。 (ただし、最近の個別指導塾なんかだと、必ずしも当てはまってないかも) こーいうのは、何かしら先生が揉めたりで辞める時、 通っているお客さんに悪影響が(割とはっきり)出るような傾向です。 コンビニだとか、スーパーだとかは、 別に店員さんにお客がついてきているわけではなく、 店で扱っているも

      • 大石家という不思議なラーメン店。

         こんにちは。相変わらずラーメンは食べている金の字です。 皆さまは大石家というお店をご存じでしょうか。 今回は大石家について、ワタクシ金の字がわかる範囲で掘り下げていこうと思います。 大石家の始まり 大石家とは、岐阜県多治見市に本店を持ち(なぜか)岐阜県内では可児市に1店舗、長野県内には8店舗あるラーメン屋さんです。(9店舗説アリ。伊那入船で週末のみ営業?) 昭和38年に創業し、長野県内には昭和の終わりごろからのれん分けの形で現れました。  ワタクシが初めて大石家に触れた

        • いま、諏訪はハル八が熱い!

          こんばんは。ラーメン好きに格下げしました金の字です。 あれだけテンホウテンホウ言っておりますが、 別にテンホウ原理主義でもなく、ラーメンについては 博愛派であると自負しております。 そんな中で今年2月にオープンした 『たれ家ハル八』、こちらのお店について今日はお話ししようと思います。 そうなんですよ、松本の行列店である寸八総本店と 諏訪の老舗でありながらイケイケの出店攻勢をかけるあのハルピンラーメン。 それが夢のタッグを組んだのです。 どうやら事の発端は昔の信越麺戦記の時

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          テンホウの冷やしタンタンメンは奇跡

          テンホウを愛してやまない金の字です。 こんにちわこんばんわ。 5月に入り、夏の気配が迫ってきたなぁ、なんて 気候の日が増えてきまして。そうかと思えば荒れ模様な日もありますが。 この時期のテンホウでは、夏季限定の冷やしメニューが始まります。 年間を通して食べられるバンバンチーメンはもちろん、 冷やし中華や辛口冷やしラーメン、濃厚つけ麺など… しかし、毎年私が楽しみにしているのは、何を隠そう、 冷やしタンタンメンなのです。 キリっと冷やされた水キムチのスープと麺。 きゅう

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          テンホウのチャーメンについて自分が知るすべてを記す

          テンホウ、大人気ですね! テンホウヘヴィリピータだった私としてはうれしい限りです。 その中でも、特に思い入れのあるメニューの一つ。 チャーメンについて、様々な誤解があるようなので 中の人ではないのですが、食べ、観察し、コピー研究した成果を 皆様に共有したいと思います。 チャーメンについてさて、チャーメンとはどんなものであるのか。 本家ホームページから引用しよう。 ここでポイント。チャーメンは麺を”炒め”ていない。 多くの誤解はこのあたりから生じているのかもしれない。 確

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          テンホウでショッカクTVコラボを食べた

          ショッカクTVさん、最近勢いがありますね。 伊那市のアルハンブラさんでもコラボメニューを出していたり。 そんな中で僕が愛する、みんなのテンホウさんとのコラボの報が。 今現在は事情によりラーメンを徹底的に抑えているのですが、 限定品、というなら行かない訳には・・・ ということで わがホームテンホウである、湖浜店へ伺いました。 テンホウの肉揚げ系頼んだ時くらいの待ち時間で登場。 ビジュアルの圧倒的さ。いかにも全部イったぜ、という山の感覚。 湖浜店以外でどういった対応なのかは

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          テンホウの餃子を喰らう

          かつて週5回テンホウに5年ほど通った結果、 テンホウ愛が止まらなくなった金の字です。 テンホウにはサービスデーという、 ぎょうざ半額イベントがだいたいのお店で月2回、 場所によっては毎週行われています。 この日はもう、ぎょうざを焼く量が半端でなく、 ぎょうざ定食を頼むと1分程度で提供されるほど、 餃子好きにとっては夢みたいな日になります。 サービスデーに頼むメニュー、ひとつは 『ぎょうざ定食、ぎょうざ1枚追加』 もうひとつは『定食ぎょうざ一枚追加』 餃子につけるタレは

          テンホウのタンタンメンを改めて考える。

          ごきげんよう、金の字です。 今回は長野が誇る有名ファミリー中華チェーンこと、テンホウの中でも タンタンメンについて取り上げようと思います。 まずは担々麺から考えてみよう担々麵とは、 ということで陳建民さんがアレンジした、汁のある担々麵が 今よくあるパターンの担々麵であると考えられます。 一般に芝麻醤とスープが乳化し、ラー油を浮かべ、麺も中太くらいから、 辛みを乗せた具材(ひき肉+いろいろ)と青梗菜が乗ってる…みたいな。 どちらかというと中華料理屋さんのものがこのパター

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          批判することの難しさ

          罵詈雑言を言うのはものすごく簡単である。 脊髄反射のごとく、思いついた言葉を言えばいいだけだからだ。 批判、とはなんだろうか。 一般的には(1)の意味だったり、(2)の意味だったり。 ただし、どちらにしても物事に対して検討を加えた上で、ということに変わりはない。 ここで今更言うのもなんだが、 最近のSNSに書き込まれている内容に『検討』を加えた形跡があるだろうか。  感情のままに書き込まれた一言が他人を傷つけるなんて考えもしていないのだろう。 だからといって練りに練って

          テンホウで何を喰うか。それが問題だ。

          金の字です。 長野県にある、 テンホウというラーメン・中華のチェーン店はご存じでしょうか。 もはや言うまでもないレベルで浸透してきていますが、 長野県民であっても行ったことがない人はかなりいるはず。 また、行ったことがある人であっても、 メニュー豊富が故、何を食べるかでテンホウ体験は大きく変わるのです。 テンホウとの出会いそんなテンホウですが、私自身の初テンホウはテイクアウト餃子。 高校生の時に食べて、八角の香りで拒否感爆発していました。  あれ、今思うとスパイスが利いた

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          一歩進んだ食べ歩きの楽しみ方

          食べ歩き、と一口にいっても、切り口で考えると、 味 接客 価格 とか、人によって視点は多種多彩にあるかと思います。 飲食店というのは(多かれ少なかれ)値段が高ければ、 その分、高品質のサービスが提供される、というのが基本です。 基本的には、『安かろう悪かろう』、という世界です。 もちろん、ごく普通に例外があって、 大手牛丼チェーンでは製造原価の圧縮、価格反映させるタイミング、 サービスの徹底したマニュアル化、回転率を高める工夫などによって 低価格で(それなりに)高品

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          “うまい”には理由があるけど・・・

          “うまい”っていうのは、割と説明しやすくて、 具体的にどこがどう良いか、っていうのが、書きやすいんですね。 でも、“おいしくない”、もっと具体的には“まずい”って言うのは、 案外なにが、とは説明できない(されない)ですよね。 これ、食の経験値が確実に影響しているように思います。 食べなれない味、って、 基本的に自分の経験則からどう結論付けるか、を決めることになるのですが、 場数が少ない人は、初めての味に対して、基本的に否定的になる傾向があるように思います。 もっと言えば、

          “うまい”には理由があるけど・・・