テンホウで何を喰うか。それが問題だ。
金の字です。
長野県にある、
テンホウというラーメン・中華のチェーン店はご存じでしょうか。
もはや言うまでもないレベルで浸透してきていますが、
長野県民であっても行ったことがない人はかなりいるはず。
また、行ったことがある人であっても、
メニュー豊富が故、何を食べるかでテンホウ体験は大きく変わるのです。
テンホウとの出会い
そんなテンホウですが、私自身の初テンホウはテイクアウト餃子。
高校生の時に食べて、八角の香りで拒否感爆発していました。
あれ、今思うとスパイスが利いた餃子というもの自体が
未体験だったな、と。
家餃子はニンニクなし、スパイスといえばコショウくらい、
超シンプルだったので。
あまりの食体験に体も心も追いつかなかったのだな、と
ちなみにテンホウのぎょうざ。八角シナモンフェンネルが圧倒的に特徴。
でも、焼きたてを食べるとそれほど気にならない。
おろしにんにくとか入れたら香るかも。
テンホウのぎょうざは酢のみが最強（異論は認めます）。
そんな私は餃子のお酢（店舗備え付けの黒酢）にブラックペッパー、
あるいは和からしで。
そんなこんなで2015年。テンホウに向かい合う時が来ます。
私自身の導入は濃厚中華そば。
テンホウの中ではどちらかといえば特殊メニューのほう。
こいつが、長野県になぜかたくさんある”大○家”とよく似ていまして。
いや、○石家には”味付け玉子"はない… でも、味付け卵のない、
おすすめ中華そばだと、結構印象が離れるのです。
なにこれ、こんなん面白しかないやんけ！ というところから
テンホウ年200回実食というきっかけとなったのです。
トータルで1000回以上リアルに行ってる・・・
テンホウはどこかで見たようなメニューもある
テンホウって、結構『インスパイヤ系』なメニューが多いのです。
先の濃厚中華そばもそう。
ニンニクラーメンも、諏訪の特殊系である○ルピンラーメンっぽさがあり。
豚骨醤油ラーメンは家系をバリバリ意識しているし。
台湾ラーメンもしかり。ただこいつは進化し過ぎてもはや原型とは違う食べ物。
麺か、定食か。
豊富なメニューがある中で、麺メニューだけでも食いきれないほどあり、
そこに定食系も。ぎょうざ定食で行くか、野菜炒めセットに走るか、
いいとこどりの定食（ぎょうざ＋野菜炒めがテンホウではこう呼ばれる）にするか。 もはや可能性は無限大ではないか・・・
偉大なる『普通』
ヘヴィリピートをしてきた私としましては、
テンホウを『普通』と表現されるのが非常に腹立たしい。
毎日食える味の何が普通か！
食べれば食べるほど、テンホウ沼に陥るその秘密・・・
確かに存在する”ブレ”
チェーン店では、存在しないと思われがちなブレ。実際細かく見ると
どんなチェーンであっても店舗間のブレは存在します。
テンホウ、ぎょうざはセントラルキッチンだけど、
ラーメンのスープが各店舗で製作なんだよなぁ・・・
ブレ要素なんかここにさっそく登場するわけで。
鶏ガラとげんこつが入っているのはわかったんだけど、
店での仕込み風景を見たときには、ガラの量にびっくりしました。
全力でスープ作ってる・・・
そんな中、ブレの感じにくいメニューは明確にあります。
それはタンタンメン。まぁブレを感じにくい。
ゴマダレとひき肉のマスキング効果絶大。
逆にブレまくるのは・・・チャーメン。
は？チャーメン？ 簡単に言えば塩味の焼きそば、汁なしのタンメン。
作る人、タイミング。もういろんなシチュエーションを比較したけど、
ブレる。だがそれがいい。
結論。テンホウで食べるべきは・・・
そしてテンホウで何を食べるか？ ここでようやく私なりのアドバイス。
シチュエーション・属性によって違うと思います。
カジュアル層向け・普通のラーメン好きには
タンタンメンを食べよう。 あの”タンタンメン”はまさにテンホウオリジナル。澄んだガラスープにゴマダレ、ひき肉の味噌加減。しかも辛くない。
確かに構成こそ担々麵だが、一般的な汁あり担々麵と比べたら明確に違う。
ローソンでテンホウのタンタンメンがチルドで販売されていましたが、あれはもう全然別物。どこで解釈が変わった・・・原作改変で悪いほうに行っちゃったヤツ（汗） 汁が乳化してないのがポイントなのに・・・
毎月14日に140円引きされるテンホウ主力のメニュー。
ラーメン食べてがっかりする人、それはテンホウを楽しめてはいないぞ！
覚悟の決まったラーメンフリークスには
チャーメンの沼にハマってください。
店舗・時間・調理人・注文の重複・・・ありとあらゆるシチュエーションで
出来上がったチャーメンを食べよう。
味変に手を出すのは10杯食べてからだ！（変態の意見です）
100杯食べると世界が見え、1000杯食べると悟りが開ける、らしいぞ（謎）
おわりに
テンホウはファミリーレストランです（真顔）
気になったものを頼んで、おいしく食べたらそれでOKだ！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？