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病児保育がない…⁉️in台東区

こんにちは、台東区のママ弁護士、木村さちこです。
現在、台東区内で1歳2ヶ月差の年子👧👦
の子育て真っ最中です。
この度日本維新の会から、台東区政に初挑戦予定で、
日々台東区の課題とその解決方法を研究しております。

さてさて、今日は、満を持して
台東区内の病児保育
について、語ってみようと思います…!

実はですね、この台東区
病児保育、すなわち、病気の急性期にあるお子様の保育を行う、施設がありません。
多くの保育園では、毎朝子供の熱を測り、
37.5度
以上であると、
登園できなくなります。

そんなときに使うことができるのが、この
病児保育
なのです。

これまで台東区では、
子育てするなら台東区
という標語を掲げ、
子育て政策に積極的に取り組む姿勢、はあるやにも見えなくもないのですが、

残念ながら、
病児保育を行ってくれる区の施設は
ありません!!

この点ですね、実は、誤解のないように言いますと
病後児保育
すなわち、病気の急性期は過ぎたけれども回復期にあって登園できないお子さん
の保育を行う施設はあります。
入谷駅と三ノ輪駅の間にある、
ソラスト竜泉保育園
さんです。

利用条件などは、こちらの
病後児保育のしおり
をご覧ください。

病後児保育は、台東区でも割と早期に実施されるようになったようなのですが、
その後、台東区議会の議事録を見返していましても、病児保育に関する施設の整備に関する議論はあるものの、依然として進んでいない状況です(議論の例:永寿総合病院で病児保育室を設けたらいいのではないか等)。
また、病後児保育についても、現状、一日4名の枠しかなく、また、ソラスト竜泉保育園が三ノ輪(区の北部、荒川区との区界)にあるため、南部地区からは極めてアクセスが悪いことが指摘されています(私の自宅からも、電車30分以上、自転車15分以上かかるようです。私は実は利用したことがありません・・・)。

そんな中、平成28年度には、居宅訪問型のベビーシッターを利用した場合の病児保育費用助成制度が始まりましたので、
病児保育シッターを利用した場合には、年間4万円を上限に、保育料の助成がなされることになりました。
居宅訪問型病児・病後児保育利用料助成について 台東区ホームページ (taito.lg.jp)
こちらの制度をまずは、利用してね。ということなのだと思われます。

ですが、居宅訪問型の病児保育ですと、
多くの業者で、入会金がまずかかり、それは助成の対象になりません。
例えば、病児保育で有名なフローレンスですと
入会金が3万円かかります。

ですが登録無料の業者もありますので、うまくマッチするところが見つかれば、使い勝手はいい制度かもしれません。

ですが…
やっぱりほしいですよね。病児保育の施設。。
ちなみに、東京都の他区も含めた病児保育・病後児保育の施設一覧は下記のとおりとなっております。

こちらを見ますと
中央区では病児保育施設が2施設(病後児保育施設含めると4施設)
港区では病児保育施設が5施設(病後児保育施設含めると6施設)

というように、他区ではこうした施設型の病児・病後児保育の選択肢が多いことがわかります。
他区を何でも見習えばいいというものではないと思いますが…人口比などから考えても、最低もう1施設は、台東区にも病児・病後児対応の施設があってほしいと思います。

そもそも、コロナ禍を機にリモートワークが進み、
在宅勤務と自宅保育で、子供の病気を乗り切る、ことも一つ可能にはなってきた世の中ですが
エッセンシャルワーカーの方をはじめ、どうしても出勤しなければならない、という方もいらっしゃいます。
病児保育が、そうした方々のセーフティーネットとして機能するように、台東区でも考えていかなくてはならない課題の一つと思います。

台東区のママ弁護士
木村さちこでした!


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