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台東区の病児保育part2

こんにちは!台東区議会議員 木村さちこです。

今日は、最近インフルエンザやコロナをはじめ
学校園で感染症が猛威を振るっているため・・・
台東区の病児保育の現状について、改めて調べてみました。

まず、台東区では現状、「病児保育」を行う施設がありません。。
そのため、お熱のある児童は、
自宅で保育を行うことを前提に、
居宅訪問型の病児・病後児シッターを依頼する際の、費用の一部が年間4万円(子ども1人当たり)まで、助成されるという制度を使うしかありません。
居宅訪問型病児・病後児保育利用料助成について 台東区ホームページ (taito.lg.jp)
(でも、施設型の病児保育より、慣れない施設につれていかなくてもいいため、上限はありますが便利な制度だとは思います!!)

あとは、親のテレワークが可能な環境であれば、自宅でテレワークを行いながら、子どもを見る・・・ということも視野に入ってくるとは思うのですが
現状(令和4年調査)、テレワーク率は、首都圏でも雇用型の勤務で36.9%、自営型の勤務で37.9%(国交省HP参照:PowerPoint プレゼンテーション (mlit.go.jp))とのことで、全国平均に比べればそれぞれ10ポイントほど多いものの、これで全体がカバーできるほどにはなっていないと思います。

そんな中、今年6月の台東区議会定例会一般質問でも、
施設型の病児保育について、区の展望を聞きましたが、
区としては、病児保育の必要性については十分認識しており、国の方針(こども未来戦略方針 001112705.pdf (mhlw.go.jp)でも病児保育の設置が打ち出されている、とのことで、引き続き国の動向も中止しつつ検討していきたい、とのことでした。

重要性は理解してくれているのですよね。。。
あとは、用地の確保、事業者の選定等が課題だと思うのですが。。。

そんな昨今、私も子供がインフルになったり熱を出したりしまして
再度、病児保育について調べたんです。
そしたら、前回のブログでもご紹介した、病後児保育を実施しているソラスト竜泉(ソラスト竜泉保育園(病後児保育室)|保育サービス ソラスト (solasto-hoiku.com)さんにて、
38.9度までは、お熱のあるお子さんを預かってくれる!!!
ことがわかりました。。。

38.9度。
それもはや、病「後」児じゃないんじゃ・・・
と思いましたが、そこは意外と、柔軟なんだそうです。
なので医師の診察さえあれば、実質、病児保育的な利用もできなくはないのかもしれません(個別の場合によると思います)。
ただし、インフル、コロナ等の感染症については
利用できないとのことでしたので、あくまで、感染症以外の疾患(普通のかぜとか?中耳炎とか?)に限って利用できるということですね。

いずれにしても、現在もそうですが、感染症に限らず風邪もはやっている流行期においては、なかなかニーズに見合った保育の利用が難しい現状があるとは聞いており、病児シッターも同様と聞いております。。。
一方閑散期?は病児保育の施設は赤字になってしまう・・・という話もあり、難しいのですが、引き続き、私の方でも病児保育の拡充について、提言を重ねていきたいと思います。

ぜひ、皆様のご意見もお寄せいただければ幸いです。
台東区議会議員
木村さちこでした!

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