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大根の漬け込みが始まる前にあたってお伝えしておきたいこと。

たくあんづくりで大切な一つに「米ぬか」でしっかりじっくり熟成発酵させるということがあります。

大根と塩等と一緒に漬けこみ、時間をかけることで美味しいぬか漬けたくあん原料ができます。

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ぬか漬けすると、大根のビタミンB1含有量が生に比べて10倍以上にも増えるので毎日の元気の素となります。


漬け込んで熟成発酵後は、大根を洗浄して、細かいふるいにかけられ、洗浄した水と米ぬかに分別され、悲しいですが、役目を終えた米ぬかは産業廃棄物として、堆肥工場へ持ち込まれ、そして、また畑に戻ります。

洗浄した水は工場敷地内に設置されている浄化槽へ汲み上げられ、菌の力によって分解されて、きれいな水は河川へ、汚泥はまた堆肥工場へ持ち込まれ、こちらも畑に戻っていきます。


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こうした循環型の処理を行うためには、大きなコストが毎月かかりますが、今年もたっぷりの米ぬかを使って漬けこみ、美味しいたくあんを届けられるようにしたいと思っています。

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では、また明日。


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