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調子のいいぬか床と状態の良くないぬか床。

私どもの製造する熟成ぬか床には賞味期限を記載
しています。


なので、この賞味期限を過ぎると使えなくなる、

と思われている方もいらっしゃるかも知れません。


実は、そんなことはありません。

日本の法律には塩などの一部の食品を除き、
全ての食品に賞味期限の表示が義務付けられているため、
その法律に則って目安として記載しています。


特にぬか床は手入れをすることで賞味期限に関わらず
利用することができます。

では、使えるぬか床と廃棄したほうがいいぬか床とは
どう違うのでしょうか?


それは「見た目」と「におい」で判断できます。

健康状態の良いぬか床は、見た目も明るい薄茶色で
熟成したぬか床の良い香りがします。


たまにそうした状況でも
ぬか床の表面が一部もしくは全体的に白くなることが
ありますが、酵母菌の発生によるもので心配ありません。

白い部分を取り除いてみて変なにおいがしなければ
そのまま使っていただいて、大丈夫です。

ただ、ぬか床表面が白以外の色になってしまった場合は
廃棄して、一旦容器をキレイに洗って乾燥させたのちに、
新しい熟成ぬか床に入れ替えをお願いします。


また、鼻を近づけることができないほどのクサイ臭いに
なってしまった場合は元通りにすることに努力するより
新しい熟成ぬか床に入れ替えたほうが精神的にも楽です。


常日頃からぬか床をかき混ぜる際には
「見た目」と「におい」に注意しておくと
異常に早く気がつくことができます。

かき混ぜるのが仕事ではなく、
ぬか床くんの健康状態を見るためにかき混ぜてあげてくださいね。


では、ぬか床のある生活で毎日を楽しんでくださいね。

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