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たくあんづくりのシーズンを迎えるにあたって。(1)

冒頭の写真は2015年1月27日に撮ったものです。それからまもなく7年になります。


そもそも私は愛知県生まれの愛知県育ちで、グループ会社であるキムラ漬物株式会社から30歳になる頃、今のキムラ漬物宮崎工業株式会社に来ました。

今から20年以上も前の話です。


ここ宮崎に来て、宮崎県のだいこんやぐらと愛知県のだいこんやぐらの構造の違いや建てられる場所の違いなど最初はびっくりしました。

ところ変われば気候が違うため、やり方もその土地土地のやり方があるんだと思ったことを覚えています。


ただ、天日干し大根を作れる環境というのは冬の気候が、

・比較的温暖

・降雨量が少ない

・季節風が吹く


などの条件が必要であり、またこうした作業を行える土地と生産者がいることも必要です。


そうした条件に合うのが、ここ宮崎県。天日干し大根生産量日本一を誇ります。

大根を太陽の力で天日乾燥させるということは、地球環境にもよく、今後ますます増えていくべき産業だと思っています。

しかしながら、天日干し大根の品質はその年の気候に左右され、生産者の方の収量も大きく変化してしまいます。


そこで問題なのが、近年の地球温暖化現象です。



ということでこの続きはまた明日。




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