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新しい商品の共同開発。(2)

昨日の記事。

得意先様の品質管理担当者の方が来られるのと同時に、より今回の新商品を消費者の方に伝えるために、カメラマンさんやライターさん、デザイナーさんが取材に来られました。

宮崎県の大根やぐらとその生産者さん

通常はこうした取材を受けたことは記憶にありませんが、今回の得意先様は宮崎の大根やぐらという伝統的な文化をたくさんの方々に知っていただき、守っていかなければならないという強い想いから叶いました。

取材日は年末の霜柱の立つほどの寒い朝イチから。ただ、宮崎の空は青く撮影日和でした。その後も数時間取材されました。

霜柱が立つくらいの寒さでした

その時の写真や取材した内容をもって、新しい包装袋のデザインがはじまりました。
通常はイラストのみのデザインでしたが、上記の想いもあって大根やぐらの写真入りになりました。

食品の一括表示ややぐらについての文言などこちらも幾度かのやり取りをさせていただき、予定よりもやや遅れましたが無事に3月半ばに届きました。

3月10日までに必要な材料も手配をしました。

この商品のだいこんの長さや、重さなどを揃えるのは機械ではなく、包丁を使ってのすべて手作業になります。事前にそれらの規格を間違いのないようスタッフさんにお伝えしました。

昨日と今日は仕込み、調味をした後の金曜日(3月25日)に真空包装して製品となります。

定点カメラによる工場内の作業の様子

今回の商品は形態も味付けも全く新しい商品です。価格面ではレアな材料を使うため、製造原価が高くなってしまいましたが、使うだいこんのサイズやカット方法を工夫すること、取引先のご協力の下、お求めやすい価格が実現したと思います。
ただ、あとは手作業で行うということの作業効率と、決められた規格で歩留まりがどのくらいとれるのか、を検証しながら製造していきたいと思います。



来月中旬ころからの販売となりますので、それまでお披露目はおまちくださいね。

たくさんの方々に愛される商品となりますように。

では、また明日。

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