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漬物文化の普及とその継承。

令和6年5月31日に改正食品衛生法の猶予期間が終わり
6月1日からは漬物製造許可を持った事業者のみしか
漬物の販売ができなくなっています。

3年の猶予期間があったのですが、
ここ最近この話題がニュースで取り上げられる機会が
増えている気がします。

そしてそのニュースを聞くたびに
漬物の製造販売をやめてしまう人が多いということは
とても残念に思っています。


ただ、辞めたくないという方には各地域で支援も
始まっているようです。

福島県内の生産者直売所の店長さんの働きかけで
改修費の一部を役場の補助金を利用して
漬物製造を継続できたという記事です。


全国でも一部地域ではこうした支援が始まっていることを
聞きます。


一旦諦めた方でも再度こうした支援をもとに
漬物の製造販売ができたらいいなと私個人的には思います。


こうした支援の輪が、できれば猶予期間中に
もう少し広がっていればここまでの生産者さんの減少を
防げたのではないかとも思ってしまいます。


ちなみに、企業が作る漬物はどうしても

 賞味期限を長く設定できるようにとか、
 見た目を綺麗にしたいとか
 味のばらつきがなく大量生産できるようにとか

を考えるために、保存料や着色料、甘味料などを
使われることが多いのは事実です。


とはいえ、昔ながらの製法にこだわって作っている
メーカーさんもまだまだいらっしゃいます。

漬物文化は絶対になくしてはなりません。

また、無くならせてはいけません。


微力ながら私も業界の一人として
漬物文化の普及と継承に努めてまいります。


引き続きの応援をよろしくお願いいたします。


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