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天日干し大根づくりに欠かせない機械メンテナンス。

干し大根を作る上でいま懸念されているのが
生産する上での必要な機械類の部品です。

その中でもだいこんを2本ずつ縛る結束機と呼ばれる機械は
メーカーが製造を中止してしまい、いまではその部品の供給が
ままならない状況になっています。

現在は、地元の農協さんや農機具メーカー、
鉄工所さんに修理をお願いしているとのことでした。


まだまだ生産意欲がある生産者さんでも
機械がなくなってしまうと
作りたくてもつくれなくなってしまう。

そんな心配から地元の大手鉄工所さんに結束機の
相談をさせていただき、実際に生産者さんのもとに
一緒に機械を見に行ってきました。


私自身、だいこん2本分の葉を紐で縛るという結束機自体が
動いているのはシーズン中、何度も見てはいましたが、
その細かな動きや部品などはよく知りません。

使いやすく改良されたオリジナルの結束機

大根を置く台の下の部分から紐を掴んだ白い鉄のアームが上昇して
上部の丸い部分の下の部品が相互に回転して
縛るようでした。

オフシーズンのため実際に動作するところを見ることは
できませんでしたが、話を聞いている上で
複雑な動きと特殊な形の部品のため、
この機械をそのまま再現することは難しそうでした。



ひとまず、
天日干し大根のシーズンに再度その動きを見させていただき、
またその後、検討するというお話となりました。


天日干し大根の生産を続けていくためには、
こうした機械機器類のメンテナンスも必要です。



貴重な宮崎県の天日干し大根の食文化が少しでも長く続きますように。


引き続きの応援、よろしくお願い致します。

追記:
昨晩、生産者さんからも連絡いただきました。
ありがとうございます。

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