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ぬか漬けを始めたいあなたへ漬物伝道師からのエール。


ぬか漬けは初めての方でもできるのか?


結論から言うと誰でもできます!

理由はすぐに始められる熟成ぬか床が
販売されているからです。

そのぬか床の中に野菜を入れて一晩、
もしくは数日漬けることでぬか漬けが
出来上がります。

「ぬか床の中に野菜を入れる」


これだけで誰でもぬか漬けを作ることができます。

野菜を入れておく時間ですが、
水分の多いきゅうりは一晩くらい、
ミニトマトのような皮の固いものは2〜3日程度です。

上記を目安に一度漬けてみて
もう少し味が濃い目がよければ少し時間を伸ばし、

逆に薄目が良ければ少し時間を短くして

ご自分の好みの味を野菜の種類ごとに時間を決めれば
いつでも安定したぬか漬けが食べられます。


ずっとこのままなら良いのですが、
使い込んでくると同じ時間を漬け込んでも
漬かりが悪い、味が薄いなどという現象になります。

これはぬか床の塩が野菜に少しずつ浸透していくため、
塩分濃度が低くなったためです。

なので、塩のみをぬか床に入れれば大丈夫。

また、ぬか床の匂いがちょっと変化してくるのも
塩分不足の原因が多いです。

塩は人間というか生き物にとって必要なものなので
減塩ではなく、適塩でお願いします。


また野菜の水分が出てぬか床が水っぽくなってきます。

その場合は足しぬか(米ぬかと塩を混合したもの)を
入れて耳たぶくらいの硬さに調整してあげてください。

足しぬかも市販のものがありますので
自分で配合しなくても大丈夫。

その際は熟成した中に熟成していない糠が入りますので
一時的に味が薄くなったと感じられるかもしれませんが
野菜を漬けていくことで熟成度が高まって旨みも
出てきますのでご安心してください。


日々、子供の様子を見るように
ぬか床の様子をみているだけで大丈夫です。

もう一言言うなら、
「ぬか床の乳酸菌は強い」です。

元々の調子が良ければ数日くらい混ぜないくらいで
ダメにはならないです。


安心して見守ってあげてくださいね。

大雑把ですが、ぬか漬けを始めるにあたって
心配されていることを書いてみました。


思い切ってぬか床のある生活を始めてみませんか?


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