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【基礎英文法】(8)感嘆文②|what

きむっちです。

英語でも感嘆文(かんたんぶん)が
あるんですね。

感嘆文とは、日本語だと次のような表現で、
驚きや感動を表すんですね。

「なんて美しいの」
「なんて美しい絵なの」
「なんて残念な」
「それは偶然だ」

ここで、感嘆文を表すときに使う単語として
howとwhatがあります。

この2つは疑問文のところでも
解説しましたよね。

≪what を使った疑問文はこちら≫

≪how を使った疑問文はこちら≫

前回は
"how"を使った感嘆文について解説しました。

≪how を使った疑問文はこちら≫

今回は
whatを使った感嘆文について
解説していきます。

また、
whatを使った
発展的な感嘆文も紹介します。

基礎編としてはやや難しくなりますが、
英会話でも使える表現ですよ。

what を使った感嘆文の作り方

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例えば、
次のような例文で考えましょう。

This is a beautiful picture.
「これは美しい写真です」

【単数の名詞についての説明】

ここで、少し解説しておくことがあります。

まだ解説していない内容として、
名詞が単数のときには
”a”もしくは”an”を付けることがあります。

”a”は名詞の最初の文字が母音以外のとき、
”an”は名詞の最初の文字が母音のときです。

”apple”(リンゴ)がそうで、次のようになります。

an apple
「ひとつのリンゴ」

感嘆文の話に戻る前に
リンゴのことを深く知りたくないですか。

”apple”には
意外な意味合いがあるんですよ。

リンゴの記事も
読んでいただければ嬉しいです。

ここから感嘆文の解説に戻りますね。

感嘆文にするときには
”a beautiful picture”の前に”what”を付けます。

そして
”what a beautiful picture”を文頭の前に出します。

What a beautiful picture this is !
「なんて美しい写真なの」

今までは
”what”が付くと疑問文になると解説しましたが、
感嘆文の場合には疑問文にはなりません。

感嘆文の場合には
「美しい写真」を強調したいので、
強調したいってことで文頭に出すんですね。

複数形の場合には
”beautiful pictures”となって、
次のような使い方になります。

What beautiful pictures these are !
「なんて美しい写真ばかりなの」

感嘆文の場合には
「かわいい」を強調したいので、
強調したいってことで文頭に出すんですね。

他にもこのような置き換わることがあるんですが、
ややこしくなるので、今回は省略しますね。

what を使った感嘆文の省略表現

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今までとは違う例文で
省略表現を見ていきましょう。

What a nice day it is !
「なんていい日なんだろう」

この英文のように主語がなくても
意味が通じるときには、
”it is”を省略して次のように使うこともできます。

What a nice day !

省略のやり方は
”how"を使ったときと同じなんですね。

what を使った感嘆文の特徴

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whatを使った感嘆文では
後ろに名詞を伴います。

名詞を説明するために使った形容詞は
セットとなって1つとなります。

なので、
美しい(beautiful)のような形容詞だけだと
使うことができないんですよ。

whatの場合には
[物]を対象としているんですね。

疑問文のwhatでも
[物]を対象にしていましたよね。

whatを使った発展的な感嘆文

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ここからは
whatを使った感嘆文の中でも
発展的な内容を紹介します。

ここでは形容詞を伴わない名詞だけでの
感嘆文の表現を二つ紹介します。

① 偶然ですね!

最初の方で伝えた
「偶然ですね」って表現だと
次のようになります。

What a coincidence !
「偶然だね」

coincidence:(名詞)偶然の一致、同時発生 など

coincidenceは
日本語ぽく表すと「コインシデンス」と発音します。

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coincidenceって単語はちょっと難しめですが、
なんとなく服装がかぶってしまったり、
出身地がたまたま同じことってなかったですか。

そんなときに使える表現なので、
英会話でも活躍しますよ。

② 残念ですね。

「残念ですね」って表現だと
感嘆文では次のような表現になります。

What a shame !
「残念だね」

shame:(名詞)恥ずかしい思い、残念

shameは
日本語ぽく表すと「シェイム」と発音します。

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”What a shame !”の表現には
「恥ずかしい思い」って意味は含まれないんですよ。

どちらかというと
同情するようなときに使われます。

英文では次のような使い方になりますよ。

Taro gets sick.
「太郎は病気にかかっているんだ」

→ What a shame !
  「それは残念だね」

まとめ

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what を使った
感嘆文の作り方は次の通りです。

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whatを使った感嘆文として、
次の表現も解説しました。

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感嘆文では
驚きや喜びを簡単に伝えられます。

いろいろな名詞と組み合わせて
英会話に取り入れてみては
いかがでしょうか。

次回のお知らせ

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次回は
現在進行形について解説します。

進行形は
TOEIC L&R(英語のテスト)の
Part 1でもよく出てくる文法です。

できる限り丁寧に解説していくので、
次回のアップを楽しみに
お待ちくださいね。

See you again!

≪自己紹介の記事はこちら≫



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