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文房具の英単語③書かれるモノ・描かれるモノ-3(便箋・封筒)

きむっちです。

文房具の英単語を紹介していきます。

文房具は和製英語も含まれているので、
知っておけば誰かに自慢できますよ(^^)

今回は
書かれる・描かれる文房具について紹介します。

英語のカタカナ表記もしていますよ。

今回は
封筒と便箋がセットみたいなものなので、
2つを合わせて解説していきますね。

書かれる・描かれる文房具

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1.writing paper、letter paper
  ......便箋(びんせん)

”paper”について知りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。


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2.envelope(エンヴェロープ)
  ……封筒

● 英語の意味

envelope
ケルト語からうまれていると
言われています。

”en"(中に)+"voloper"(包み込む)

● ”develop"も”envelope"の仲間

ここで、
”develop"も”envelope”は同じなんですよ。

"develop"には
[逆・否定]を表す接頭辞”des-"を表しているんですね。

「包まれていたものを開く」ということから、
”develop"は「包まれていたものを開く/広げる」という意味で
使われています。

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封筒の歴史

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ここからは、
封筒の歴史について書いていきますね。

1. 封筒は紀元前から始まった

実は、普段僕たちが使っている封筒は
かなり古い歴史があるんですよ。

なんと、
紀元前2000年のことから
封筒の文化が始まったと言われています。

今から4000年前のことだから、
かなり古い歴史があるってことが
わかりますよね。

封筒の歴史は
バビロニアから始まりました。

古代バビロニアは
貿易の中心だったんですね。

人やモノが行き交い、
商取引などがさかんに行われていました。

当時は「目には目を」の
ハンブラビ王のバビロン王朝時代なんです。

そういう歴史から、
契約や公的記録を
バビロニアの人たちは粘土板に
くさび形文字で記しました。

つまり、
紙の封筒じゃなく、
年度の封筒から始まったんですよ。

粘土の封筒は、
包まれてから窯で焼かれていました。

そういったことから、
粘土を壊さないと
中身が覗けないようになっていたんですよ。

粘土の封筒を使うことで
情報が洩れないって点では
すごく便利だったんですね。

当時は
「封筒」よりも「ドキュメントケース」の方が
意味合いが強かったようです。

2.紙の封筒はヨーロッパから始まった

古代バビロニアから3000年経った
12世紀に入ってから紙の封筒が始まったとされています。

当時はヨーロッパよりも
中国やイスラム圏の方が文化の水準が
はるかに上でした。

紙が中国で発明されたのは、
2世紀の後漢の時代なんですね。

ヨーロッパに紙が伝わったのが12世紀だから、
ヨーロッパでの紙の文化はかなり遅いってことがわかりやすいです。

さらに400年以上経った
16世紀から17世紀にかけて紙の封筒が登場することになったんですね。

3.封筒とともに郵便も始まることになった

ここまで読んでいただくと
「日本の歴史は古いの?」と
気になる方が多いかもしれませんね。

日本での封筒の文化は
平安時代の頃から恋文でのやりとり
されていました。

しかし、
それらは使いの者や個人的に雇った側に
届けさせるものだったんですね。

また、制度として
郵便物が整備されていたってわけでも
ありませんでした。

このようなことを整備するために
郵便制度が整うことになりました。

郵便制度が幅広く伝わる五ようになったのは
1840年頃になります。

イギリスで郵便制度の革命が広がったことから
今のように整うようになりました。

紙の封筒が整った15~16世紀から
約400年かかってしまった理由として、
郵便料金の制度が大きな問題でした。

郵便物の枚数や送り先によって
値段が決めにくかったことがありました。

最初は値段が高かったことから
なかなか郵便が広まりにくかったんですね。

この問題を解決するために
切手で前払いするということになったんですよ。

4.郵便物のルールも変化することに

さらに、
紙の枚数というのは管理しにくいことから、
「紙の枚数」ではなく「重量」というところで
管理するようにしました。

そうすることで郵送というところが
切り開かれることにつながったんですね。

日本では江戸時代(1804~1830年頃)に
封筒の文化も幅広く伝わっていました。

まとめ

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封筒は今では
薬袋やポチ袋でも使われています。

子どものころに嬉しかった
お年玉も封筒を使っていますよね。

封筒には
文章だけでは表せない
大切な思いが詰まっています。

今では
LINEやSNSを使った伝え方がメインになっていますが、
古き良き時代を取り入れて封筒で送ってみるのもよいかもしれませんよ。

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