フレグランスの歴史・特徴|化粧品アウトプット#47
きむっちです。
化粧品と言えば、香水などに使われる香料(こうりょう)の印象がありますよね。
香料は「フレグランス」とも言われるんですが、この意味には幅広い意味合いがあります。
どんな意味があるのか、知りたくないですか。
この記事では、フレグランスの歴史・特徴について解説していきます。
この記事を読むことで、フレグランスについて幅広くしることができますよ。
フレグランスとは
「フレグランス」と言われたら、香水・コロンなどを思い浮かべる方がいるかもしれないですね。
しかし、これは狭い意味での捉え方になります。
「フレグランス」とは、次のようなものも含んでいます。
● 化粧品
● トイレタリー用品
● ハウスホールド製品
● 芳香剤
この中で、今まで解説してきた化粧品にあてはまるのは化粧品があたります。
というのも、化粧品とは次のように定義されるからです。
化粧品とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布、その他これに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、第1項第2号又は第3号に規定する用途に使用されることも併せて目的とされている物及び医薬部外品を除く。
【医薬品医療機器等法第 2 条第3項】
フレグランスの歴史
フレグランスの歴史としては深く、エジプトやギリシャの古代文化で香油が使われていたことから始まっています。
中世のアラビアの科学者は水蒸気蒸留で植物から精油を抽出することを発明しました。
【14世紀にはワインからも取られた】
14世紀に入るとワインからアルコールを取ることができるようになりました。
この技術を使って香水に発展したのです。
ハンガリーの女王が使ったときに若返りに効くということを伝えてから流行したと言われています。
フレグランスの種類
化粧品のフレグランスとして、次のように分けられています。
● 香水・パフューム・パルファム
賦香率:15~30%
● オードバルファム
賦香率:7~15%
● オードトワレ
賦香率:5~10%
● オーデコロン
賦香率:2~5%
● 練香水
賦香率:5~10%
● 芳香パウダー
賦香率:1~2%
● 芳香石鹸
賦香率:1.5~4%
香調とは
香水には香調(こうりょう)というものがあります。
次のようなものに分けられます。
【総称的な表現】
● シトラス
● フローラル など
【抽象的なもの】
● シプレー
● オリエンタル など
さらにもっと詳しく知りたい方は、下の書籍からご覧くださいませ。
最後に
いろいろな香料が抽出されるようになったことから、フレグランスが幅広く使われるようになったんですね。
香料の歴史を大切にしてフレグランスを使ってみると新たな気づきを見つけられますよ。
次回のお知らせ
次回からは第5章の内容に入っていきます。
第5章は「化粧品の安定性、安全性の環境対応」について書いていきます。
まず、最初に化粧品成分を実際に調べることから始めていきますね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本を参考にしてみてください。
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