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野菜【キャベツ】の英単語・漢字・特徴の紹介

野菜のキャベツには漢字があるんですが、ご存知ですか。キャベツと似ていると言われる野菜との違いについても知りたくないですか。

この記事では野菜のキャベツに関する英単語・漢字・特徴などを紹介していきます。

キャベツに関する情報

キャベツはアブラナ科アブラナ属の多年草の野菜になります。栽培するときには種子から発芽して一年以内に生長して結実するので、一年草として扱われます。

キャベツの歴史は古く、紀元前600年ごろ(今から約2600年前)にケールがルーツと言われています。今のキャベツのように葉が巻きつくようになったのは約1000年前と言われているんですよ。それからヨーロッパに渡ることになりました。

日本での歴史は浅く、江戸時代の末期頃から始まり、昭和25年頃(今から約70年前)にはキャベツの消費量が一気に増えることになったんですよ。

キャベツの由来・英単語

キャベツの由来はキャベツの英単語から来ているんですよ。

キャベツの英単語は cabbage です。日本語ぽく読むと「キャビィジ」です。この言葉が日本語として使いやすいように「キャベツ」変化したのだろうと予想してしています。

ネットの英英辞典では、cabbage は次のように表されています。

a large round vegetable with thick green or purple leaves
「濃い目の緑もしくは紫色の葉がある大きくて丸い野菜」
引用元:cabbage(ロングマン英英辞典)

土壌の酸性・アルカリ性の度合いによって色が変わるキャベツ

cabbage の英英の中には色の特徴として緑(green)以外に紫(purple)とも表されていますね。日本では紫色のキャベツを「赤キャベツ」と言われます。

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この赤い色はキャベツにアントシアニン色素が入っていることが関わっていて、土壌のpH(酸性・アルカリ性の度合い)によって色が変わることになるんですよ。
特に土壌が酸性だと赤色になり、中性(pH=7付近)だと紫色になります。

一方で土壌がアルカリ性の場合には黄緑色、つまりよく知られている緑色のキャベツになるんですね。

赤キャベツのことを英語で red cabbage と表すことがあるですよ。

土壌のpHによって色が変わる花

キャベツは土壌の酸性・アルカリ性の度合いによって色が変わることを解説してきました。キャベツのように土壌の酸性・アルカリ性の度合いによって色が変わる花として有名なもののひとつとしてアジサイがあります。

アジサイが土壌の酸性・アルカリ性の度合いによって花の色がどのように変わるか気になりませんか。アジサイの記事ではアジサイの英単語なども紹介しているので、読んでいただければ嬉しいです。


cabbage の語源は人や動物のある部分が始まり

英語の cabbageの語源としては「頭」を表すラテン語「caput(カプート)」から来ています。そこからフランスのピカール表現を経て現代の英単語になったとされているんですよ。
つまり、キャベツは人や動物の頭からできた言葉ってことになります。

ここで「カプート」ってなんだか聞いたことがありませんか。本を読んでいると「~章」という表現を見たことがあるかと思いますが、この「章」を表す英単語は capture(キャプチャー) なんですね。
つまり、「」は本を構成する中での冒頭ってことを指していることになるんですよ。

キャベツの漢字

キャベツにもちゃんと漢字があります。
キャベツの漢字は「甘藍」です。読み方は「かんらん」と読むんですよ。

江戸時代に日本に入ってきた頃は観賞用とされていたことから、見る牡丹の花ってことで「葉牡丹」とされていました。

中国語の甘藍には「葉牡丹」という意味があったことから、甘藍がキャベツの漢字となったんですよ。

キャベツとレタスの違い

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キャベツに似ている野菜としてレタスがありますが、キャベツとレタスの違いについて説明していきますね。

キャベツはアブラナ科でレタスはキク科なのでそもそも違う品種になるのですが、野菜の重さの点で解説しますね。

キャベツは直径20㎝くらいで重さが1.2㎏くらいあります。
一方のレタスは0.5㎏くらいと軽めになります。
つまり、キャベツはレタスと比べると重たい野菜ってことになるんですね。

この違いはキャベツの葉っぱ自体がレタスよりも重たいこと、キャベツの葉っぱは密に詰まっていることがあります。

また、キャベツはレタスのように艶々していない特徴もあります。

この記事を読んでいただいてレタスのことが気になりませんか。レタスの漢字は想像もつかないと思うので、レタスの記事を読んでいただければ嬉しいです。

まとめ

キャベツは栄養が少ないと思われがちですが、胃や腸を元気な状態にするビタミンUが含まれているんですよ。揚げ物を頼んだ時によくキャベツが添えられることがありますが、キャベツを食べることで揚げ物を食べたときの負担を抑えることができるんですね。

ビタミンU以外にもビタミンCなどもたっぷり含んでいるので、キャベツを取り入れる生活をこころがけていきたいところです。

次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。

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