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海の生き物【ラッコ】の英単語・漢字・特徴の紹介

ラッコは昔は水族館の中でも人気がある海の生き物だったのですが、
最近では絶滅危惧種(Endangered Species)にになっています。

そんなラッコが日本の水族館でも見れるのですが、知りたくないですか。

水族館でラッコがいたら教えてあげたくなると思います。

この記事では、ラッコの英単語、漢字や特徴などを紹介していきます。

ラッコに関する情報

ラッコは食肉目イタチ科カワウソ亜科ラッコ属にあたる
哺乳類になります。

おとなしそうに見えますが、意外と肉食なんですね。

ラッコの由来

ラッコは、
アイヌ語で「ラッコ」を意味する”rakko”から由来しています。

中国語でもラッコを表す言葉がありますが、
アイヌ語もしくは和名から変換されているようです。

ラッコの漢字

ラッコは漢字で書くと「猟虎」です。
狩り立てるトラって雰囲気の漢字なので、攻撃をしかけてきそうですね。

ラッコの英単語

ラッコは英語で sea otter です。日本語ぽく表すと「シーオタァー」です。

この otter というのは動物のカワウソのことを指しているんですよ。

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ラッコはカワウソの仲間なんですね。

カワウソは陸上での生活をしていますが、
ラッコと同じく水の中で泳ぐことができるんですよ。

ネットの英英辞典では、
otter(カワウソ)は次のように表されています。

an animal with smooth brown fur that swims in rivers and eats fish
「滑らかな茶色の毛がある動物で、川を泳ぎ魚を食べる」
引用元:otter(ロングマン英英辞典)

なお、sea otterは次のように表されています。

a rare marine otter (Enhydra lutris) of the northern Pacific coasts that may attain a length of six feet (two meters), is chiefly brown but with lighter coloration on the back of the head and neck, and feeds largely on shellfish

「北太平洋岸に住む珍しい海のカワウソで、2mくらいの体長で、主に茶色ではあるが、背中、頭部と首部はやや色が明るめで、主に貝殻をえさにしている」

引用元:sea otter(Merriam-Webster)

ラッコとカワウソの違い

ここまで読んでいただくと、
ラッコとカワウソの違いについて気になりませんか。

ここからはラッコとカワウソの違いを
紹介していきますね。

① ラッコ

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ラッコは基本的に陸に上がらず、海の中で生活をしています。

ラッコも陸で生活することができるんですが、海の方がピッタリの生き物なんですね。

ラッコは石を使って貝を叩き割ることができます。
霊長類以外で自分の意志で道具が使える動物はラッコだけ
らしいですよ。

② カワウソ

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カワウソはイタチ科の中でも、
陸上と水上の両方で生活することができます。

つまり、カワウソは進化したイタチ科の動物
なんですね。

カワウソはエビやカニなどの甲殻類を
食べることができます。

カワウソはラッコのように
道具を使ったりすることはできないんですね。

その代わりカワウソは手先が器用なので、
前脚を使って食事することができるんですよ。

ラッコのいる水族館

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日本でのラッコは一時期は水族館で人気があって、
一時期は122頭までいました。

そこからラッコの毛皮目的や環境汚染の変化に伴って、
2020年3月現在では8頭にまで減ってしまいました。

今では絶滅危惧種とも言われるくらいなんですよ。

そうなると水族館にラッコがいるのか、気になりませんか。

実はまだ水族館でラッコが活躍しているんですよ。
ラッコが活躍している6か所の水族館を紹介していきます。
*2020年3月時点の情報です

アドベンチャーワールド(和歌山県)
鳥羽水族館(三重県)
神戸市立須磨海浜水族園(兵庫県)
マリンワールド海の中道(福岡県)
新潟市水族館 マリンピア日本海(新潟県)
のとじま水族館(石川県)

まとめ

今では生息しているラッコが減ってしまって
なかなか水族館で見れなくなったラッコ。

そんな貴重なラッコを見ることもできるし、
場合によっては見逃してしまうかもしれないので、
この記事を通じてラッコのいる水族館を目指して
出かけてみてはいかがでしょうか。

次回も海の生き物の英単語を元に
深堀した記事をアップしたいと思います。




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