【基礎英文法】(11)名詞②|可算名詞・不可算名詞
きむっちです。
今回は基礎英文法として
名詞の解説していきます。
今回で2回目の名詞の記事です。
前回は名詞の複数形ってことで
記事にしました。
前回の記事はこちら。
今回は
可算名詞と不可算名詞について
解説していきますね。
日本語だと「数えられる」ってものも
英語では「数えられない」って
捉えることが多いんですよ。
基礎英文法としてはやや発展的なことも
交えて解説していきます。
可算名詞とは
可算名詞とは
文字のごとく「数えられるもの」です。
英語での「数えられる」ってのは
形があるものやはっきり区別できるものに
なります。
コップ(cup)やタイヤ(tire)だと
形になっていますよね。
硬貨(bill)やバッグ(bag)なども
数えることができますよね。
1つのものを数えるときには
冠詞の”a”や”an”を付けることになります。
I have a pen.
「わたしは1本のペンを持っています」
名詞が複数なら、
-sを付けることになります。
I have two pens.
「わたしは2本のペンを持っています」
名詞の複数形については、
最初に貼りつけた記事で
細かいことを書いていますよ。
まずは
可算名詞について
理解しておいてくださいね。
不可算名詞とは
不可算名詞も
文字のごとく「数えられないもの」です。
英語での
「数えられない」ってのは
いろいろな捉え方があるんですね。
ここから解説していきます。
① 形が決まっていないもの
形が決まっていないものは
不可算名詞になります。
これだけだと
ちょっとわかりにくいですよね。
「水(water)」などは
コップなどに入れないと
飲むことができないですよね。
つまり、
水はコップに入れないと
形にすることができないんですね。
ガス(気体)(gas)なども
形が決まっていないですね。
② 切り分けても性質が変わらないもの
切り分けもしくは分けても
性質が変わらないものは
不可算名詞になりますよ。
ちょっとわかりにくいかもなので、
具体例で説明しますね。
例えば
「パン(bread)」は
どんな大きさに切ったとしても
パンとしては同じですよね。
その他には
次のようなものがあります。
● 消しゴム(eraser)
● 紙(paper)
水だって
切ることができたとしても、
同じ性質ですよね。
「砂糖(sugar)」などの
粉状になっているものも
切り分けても変わらないですよね。
①の内容も含んでますが、
ガス・液体・粉状のものは
不可算名詞ってことになります。
③ 総称になっている名詞
総称になっている名詞も
数えられないものってことになります。
例えば、お金(money)だと
不可算名詞ってことになります。
「さっきは
可算名詞って言ってたじゃないか」
このようなツッコミが
入るかもしれませんね。
ここから説明しますね。
紙幣(coin)や硬貨(bill)のことを
まとめてお金って言ってますよね。
最近だと
ICカードや電子支払いも
あったりするくらいです。
つまり、
お金ってのは
硬貨、紙幣、電子データだったりするので、
総称ってことになるんですね。
「荷物」や「家具」なども同様です。
荷物(luggage, baggage)を例に考えると
「バッグ」はそのもので数えられますが、
そのバッグには財布や本などが
入っていたりしますよね。
つまり、
荷物は総称になるんですね。
家具(furniture)の場合も同じで
「机」や「椅子」など莫大なので、
総称として捉えるってことになります。
④ 抽象的なもの(形にできないもの)
形にできないものも
不可算名詞として捉えます。
例えば、
次のようなものがあたります。
● advice(アドバイス)
● information(情報)
● knowledege(情報)
● equipment(設備) など
不可算名詞の特徴
複数形の内容で、
複数形にするときには
基本的には-sを付けるって説明しましたよね。
これは
可算名詞のときにはOKなんです。
しかし、
不可算名詞の場合には
数えることができないから
-sを付けて使うことができないんですよ。
不可算名詞を数える方法
「それじゃ、不可算名詞って
数えられないじゃない。
なにか数える方法はないの?」
て疑問があるかもいると思います。
ここでは
数え方について説明しますね。
例えば
水の場合を考えましょう。
水をコップなどに入れると
1つのコップとして数えられますよね。
もちろん、2つのコップでも
数えられるわけです。
なので、
次のように使うことで
数えることができるようになります。
コップ2つを使うときには
複数形にする必要がありますよ。
● A cup of water
「コップ1杯分の水」
● Two cups of water
「コップ2杯分の水」
● a slice of bread
「一切れのパン」
● a spoonful of sugar
「スプーン一杯分の砂糖」
なお、
④の場合には
次のようにして数えることができます。
● a piece of information
「ちょっとした情報」
● a piece of furniture
「(椅子などの)特定の家具」
ここからは特殊な場合ですが、
形容詞を付けることで
数えられる抽象名詞もあるんですよ。
ただし、
この使い方は例外的なものと
思っておいた方がよいでしょう。
● a useful knowledge
「有用な知識」
可算名詞と不可算名詞の両方を持つ単語
ここからは
少しややこしい内容になっていきます。
waterは不可算名詞だと説明しましたが、
可算名詞で使うこともあるんですよ。
可算名詞だと
「水域」って意味で使います。
湖や海のような大きなものを
表すときに使いますね。
このときには
”waters”と複数形で使うんですよ。
water以外にも
可算名詞と不可算名詞で
意味が異なる単語がいっぱいありますよ。
1つの例を挙げますね。
スマホのアプリは
英語でapplicationなんですが、
このときには可算名詞になります。
application
● 可算名詞・・・アプリ(アプリケーション)
● 不可算名詞・・・応用
Webを含めた英和辞典では
可算名詞と不可算名詞ってことで
ちゃんと説明されていますよ。
次のような略文字で
辞書などで書かれていることもありますよ。
● 可算名詞・・・C(Countable)
● 不可算名詞・・・U(Uncountable)
次回のお知らせ
次回も
可算名詞と不可算名詞について
もう少し解説していきます。
次回は
複数で数えるときに使える表現を
解説していきますね。
「この記事で説明してほしい」って声がありそうですが、
ここまででも結構深い内容になったと思います。
この記事で復習していただければ嬉しいです。
できる限り丁寧に解説しますので、
それまでお待ちくださいね。
それでは次回まで
楽しみにしていてください(^▽^)/
See you again!
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