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【基礎英文法】(13)過去進行形|過去形との違いも解説!

きむっちです。

英文法のことを発信しています。

今回は
過去進行形について解説していきます。

また、
過去進行形と過去形の違いについても
解説しました。

過去進行形は
前回の現在進行形と
ほとんど同じルールなんですよ。

現在進行形のことを
振り返りたいって方は
こちらの記事をご覧くださいね。

過去進行形とは

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過去進行形では
そのときに~していた」ということを表します。


参考として、
現在進行形だと
「今まさに~している」ことを表します。

例えば、次のような例で考えましょう。

He played baseball.
「彼は野球をした」

ここで、
現在進行形ってときには
be動詞+動詞のing形を使うことになります。

現在進行形と同じなんですが、
現在進行形のときに使っていた
be動詞は現在形の”is”、”am”、”are”でしたね。


過去進行形でも同じように
be動詞の過去形にあたる”was”、”were”を使います。

つまり、
過去進行形では
以下の形で作られることになりますよ。

● was ~ing
● were ~ing

さっきの英文を例に過去進行形にすると
次のようになります。

He was playing baseball then.
「彼はそのとき野球をしていた」
(過去のある時点で野球をしていたところ)

このような表現は
取り調べなどでも使われることが多いです。

日本の警察でも
「そのとき何してたんだ?」みたいなことを
聞くシーンがありますよね。

【ing形にするときのルール】

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ここからはing形にするときのルールを
説明しますね。


① -eで終わる動詞は
  -eの代わりに-ingに変える


● have・・・having
● make・・・making

② 動詞の最後が子音+母音+子音で終わる
  単音節の場合、
  最後の子音を重ねて-ing形にする


● get・・・getting
● skip・・・skipping
● hop ・・・hopping
● drag ・・・dragging
● scan ・・・scanning

③ ①にあてはまらない
  例外的なing形を取る動詞
  (-eの後ろにingを付ける)


● see・・・seeing
● agree・・・agreeing

④ 単語の後半にアクセント(強調)がある動詞は
  最後の子音を重ねてing形にする


● begin・・・beginning
● swim・・・swimming

⑤ 特殊なもの


● lie・・・lying

進行形では使わない動詞

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全部の動詞が進行形でing形になるのかと言えば、
そうじゃないんですよ。

次の動詞では
基本的に進行形でing形を取ることがありません。


● know「知っている」
● love「愛してる」
● have「持っている」
● belong to 「所属する」
● live「住んでいる」

これらは状態動詞と言われて、
すぐに変えられないものになります。

例えば「知っている」ってのは
止められるものじゃないですよね。

一方で、
スポーツをするってときには
すぐに止めることだってできます。

すぐに止めることができないものが
ing形を取らないって理解しておけばよいでしょう。

ここで、
少しややこしいところがあります。

knowにing形が付いた
knowing”は
形容詞で「物知りな」って意味があります。

この意味のときには
進行形じゃないってことを
気を付けておきましょう。

ここまで説明したこと以外でも
イレギュラーなことがあったりします。

実際には
状態動詞でも進行形で使えることもあるんですが、
ややこしいので、この内容は省きますね。

過去進行形の疑問文の作り方

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現在進行形の疑問文ではbe動詞のときと同じで、
be動詞を文のはじめに持ってくることで
疑問文が完成できますよ。

Was he playing baseball then ?
「彼は野球をしているところですか?」

答えるときもbe動詞と同じ答え方なんですよ。

Yes, he was.
もしくは
No, he wasn't.

疑問詞と組み合わせるときも
同じやり方でOKです。

What sport was he playing then ?
「そのときにどんなスポーツをしていましたか?」

過去進行形と過去形の違い

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過去進行形の場合には
ある過去の段階でその行動をずっと続けていたとき
使うことになります。

He was playing baseball then.
「彼はそのときに野球をしていた。」

一方で、
過去形では
過去のある時点について伝えるときに
使うことになります。

過去形では
行動をずっとしていたのかどうかのニュアンスは
含まれません。

He was in Tokyo 1 month ago.
「1か月前に東京にいた」
We had dinner with Taro yesterday.
「昨日太郎と一緒に夕食を食べた」


まとめ

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ここまで書いてきたことを
まとめていきますね。

過去進行形では
そのときに~していた」ことを表します。

過去進行形では
次のようにbe動詞と動詞のing形にします。

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過去進行形での
疑問文の作り方・答え方は次の通りです。

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次回のお知らせ

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次回は
未来形について解説していきます。

過去の表現があるってことは
未来の表現もあるんですね。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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