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文房具【シャープペンシル】の英単語・漢字・歴史の紹介

きむっちです。

シャープペンシルは英語と思われがちなんですが、実は和製英語なんですよ。

シャープペンシルの英単語について知りたくないですか?

シャープペンシルの歴史について知りたくないですか?

この記事ではシャープペンシルの
英単語・漢字・歴史などについて紹介していきます。

この記事を読むことで
シャープペンシルについて知識を深めることができますよ。

ここからは、
シャープペンシルを略した「シャーペン」で書いていきますね。

この記事を読んでいただく前に

この記事を読んでいただく前に、
エンピツ、エンピツ削りのことを知っておくと
シャーペンのことについて深めることができますよ。

これらの記事を読んでいただく前に読んでいただければ、
シャーペンのことがさらに楽しくなりますよ。

シャーペンの歴史

シャーペンは、1838年にアメリカで開発されました。
このときの名前が「エバ―シャープ」でした。

この意味合いとして、
「常に尖っている」という意味があります。

この”sharp”は
エンピツ削りの中でも出てきてますよ。

なお、日本にシャーペンが輸入されたのが
明治時代とされています。

【日本製のシャーペンは20世紀前半から始まった】

ここで、
日本製のシャーペンができたのは
大正時代と言われています。

1915年に、現在の電機メーカー「シャープ(SHARP)」の前身である
「早川金属工業」の早川徳次さんによって考案されました。

個のシャーペンによってSHARPという企業ができたくらいです。

当時のシャーペンは早川さんが考案したことから、
「早川式繰り出し鉛筆(はやかわしきくりだしえんぴつ)」の名前で発売されました。

しかし、当時は芯(しん)の太さが1ミリもあったこと、高額な商品であったため、一般には広まりませんでした。

【20世紀後半から現代のシャーペンに改良された】

1960年になってから国内メーカーが初めて
「ノック式」のシャーペンが発売されました。

当時は太さ0.9ミリの芯が主流でした。

1962年になると太さ0.5ミリのシャーペンが発売されました。
日本語では漢字がつかわれることから、画数が多い漢字が多いんですね。
一番多いものだと30画もあると言われるくらい。

そういったことから、細いシャーペンは
日本の中で大きく普及することにつながりました。

シャーペンの英単語

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シャーペンは英語で
mechanical pencil"です。
こちらはアメリカ英語です。

日本語ぽく読むと
「メカニカルペンシル」です。

芯(しん)を繰り出す機械仕掛けのエンピツ」という意味から
この英語になっています。

イギリス英語では
propelling pencil"と書かれます。

日本語ぽく読むと
「プロぺリングペンシル」です。

”propel"は
動詞で「進ませる」などの意味があります。

そして、
”propelling”は
”propel”の現在分詞になります。

現在分詞でも同じような意味で
「進ませる」という意味になります。

つまり、
”propelling pencil"は
書き続けられるエンピツ」って意味になるんですね。

現在分詞のことについては
英文法の記事として解説していなかったので、
いずれ書こうと思っています。


ネットの英英辞典では
”mechanical pencil"は次のように表されています。

a pencil made of metal or plastic, with a thin piece of lead (=the part that you write with) inside
「金属もしくはプラスチックで作られていて、細い芯が内側に入っているエンピツ」

引用元:mechanical pencil (ロングマン英英辞典)

【日本では
 「シャープペンシル」と言われる理由】

ここで、「シャーペン」は日本の中だけで通じる英語となっています。
和製英語みたいなもんですね。

では、どうしてシャーペンの名前で付いていると思いますか?
それは、日本に輸入されたときの名前が「エバ―シャープ」だったからです。

当時の筆やエンピツと比べると鋭く書けるような特徴があったことから、シャーペンの名前で浸透したのだろうと思います。

【シャーペンの芯の英単語】

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ここで、
シャーペンの芯」は
英語で次のような表現になります。

● ”mechanical pencil lead"
● ”lead refill"      など

エンピツに関連した文房具では
とにかく「鉛」の英語がよく使われます。

【refillの意味】

ここで、
”refill"の意味について少し説明しますね。

refill"は
動詞で「補充する」という意味があります。
なくなったものを継ぎ足すような意味になります。

名詞では「詰め替え品」や「替え芯」の意味があるんですよ。

ここでの意味は名詞で使われています。

なので、シャーペン以外の
詰め替え用のハンドソープでも
"hand soap refill"と言われますよ。

シャーペンの漢字

シャーペンは
ちゃんとした漢字がありません。

あえてシャーペンを漢字で書くとすると
「常備芯尖鉛筆」になります。

「常備されている芯のとがったエンピツ」という意味です。

ある意味そのままなので、わかりやすいですよね。

当時は「繰り出し鉛筆」とも言われていました。
鉛筆は繰り出すことができないことから、わかりやすい表現ですよね。

面白いシャーペンの紹介

ここでは
面白いシャーペンを紹介したいと思います。

その名も「大人の鉛筆

なんと、芯の太さが2ミリもあります。
しかも、単なるシャーペンの機能にとどまりません。

シャーペンの芯を削るための芯削り器も付いています。
書くときの文字の太さも調整しやすいわけです。

エンピツなら面倒だけど、
エンピツのような使い勝手を求めたい方には
すごく使いやすいシャーペンになっています。

気になる方は下のリンクから
覗いてみてくださいね。

https://amzn.to/3t9K4xT

最後に

シャーペンは今やいろんなものが発売されています。

最初の方では太さ1.0ミリのものが売れなかったと書きましたが、
最近ではマークシート専用のシャーペンも販売されているくらいです。

特にTOEIC L&Rテストでは、
2時間で200問をマークするテストになっています。
この試験で細い0.5ミリの芯のシャーペンを使っていると、結構時間を損してしまうことも。

マークするだけで時間を使ってしまうのがもったいないですよね。

もちろん、他のマークシート試験でも役立つシャーペンだったりします。


他にもいろんな用途のシャーペンがありますよ。

必要な用途に合わせて
いろんなシャーペンを選んでみてはいかがでしょうか。

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書くための文房具はその他にもいろいろあるんですよ。
こちらの記事を参考にしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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<きむっちの自己紹介の記事はこちら>


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