結婚について本気出して考えてみた〜 live and let live〜

私はごく普通のアラサーOL。入籍日を控えているがまだプロポーズはされていない。

何かと話題のNetflixで『夫のちんぽが入らない』を観た。
途中、主人公が私の日常でぼんやり考えていた何気ない心持ちを言語化してドキっとした。『こんな私みたいな不良品をつかまされて可哀相』。

でも、劇中の彼もそうだけれど、うちの彼だって哀れではない。
私という強力な味方がいるのだから。

それにしても、結婚ってなんだろう。
ずっと考えているけれどわからないし、多分これからも考え続けていくだろう。

この婚姻は社会的なステータスでもないし、一人でも生活できる二人だし、子供は欲しいけれど、なにがなんでも産みたいかと言われると、わからない。

問題は山積みだ。
こんな状態で入籍していいのか、散々悩んだし話し合った。

でも、いいのだ。
「言葉はわかり合うためというより話し合うためにある」と、『魔法使いの嫁』というアニメで言っていた、気がする(これもやはりNetflixで観た)。ちなみに原作も夢中で一気読みした。

これから、どれだけの長さかわからないけれど、お互い理解しがたいことを話し合いながら、試してみてうまくいかないことは少しずつ軌道修正しながら進んでいくのだ。
彼もそう言った。

家族、を持つことが怖かった。
幸せって、なんだろう。何回考えたかわからない。
でも、いま、彼と共に歩んでいけるということに喜びと責任感と武者震いを感じている。
彼の面倒も私の面倒も、背負いあって生きていけること。
もう、プロポーズなんてなくても、彼は私と生きていくことを決意してくれた、それで十分なのだ。

私を認めてくれる彼を、愛おしいと思うし、つまり、それって自分のこともなんか悪くないかもって思える、気がする。

私には恋人がいる。
でもプロポーズはまだ、ない。
彼はもうすぐ、私の夫になる。

#結婚 #コラム #エッセイ #恋愛 #入籍前夜
#Netflix


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