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パラレルコレクションについて 思うこと (パラコレ冬優子を読んで)

はい。賛否両論のパラコレについて、P歴半年のペーペー野郎の私がつらつらと語っていきたいと思います。初めてnoteを書きます。稚拙な文章、読みづらい箇所あると思いますが、生暖かい目で見守って貰えると幸いです…。(この記事を作成した当時、公式のパラコレ四コマ漫画は掲載されておりませんでした。ご留意下さい🙇‍♀️)


パラレルコレクション、それはアイドルたちのIfの未来。

あったかもしれない、未来。

そこにいるアイドルたちは、もはやアイドルではないかもしれない。

そこにいるのはユニットメンバーではなく、ましてプロデューサーでもなく、知らない芸能界の関係者かもしれない。

私たちの知らないアイドル達がいる。

そんな恐ろしい、悍ましいコンセプトのコレクションがこのパラコレです。各担当プロデューサーに対する特攻持ちのIf_I wings.Day.1みたいなもんですね。あの禪院直哉くんも真っ青です。ですが、

私から言えば、パラコレなんて恐れてなんぼです。しかし、同時に必要以上に恐れることはないものです。

なんでかって言うとこれはあくまで「if」の話だからです。本当に超単純な話ですね。今の私たちやシャニPやアイドル達が辿り着くことの無い、「もしも」の話なんです。「何か」あった未来の話なんです。
もちろん、「可能性だとしても公式でそういうものを描写して欲しくない」「担当アイドルの辛いところを見せないで欲しい」という気持ちは痛いほど分かります。なんでそう思ってしまうのかを私は知っています。皆さんも勿論知っています。

未来が怖いからです。変わることが、怖いからです。(まあ、解釈違いとかはしゃーない、切り替えていこう)

だからパラコレの「if」に、アイドルたちが向かわないけれど、あるかもしれない、あったかもしれない未来を恐れてしまうのです。ここら辺はなーちゃんが主に担当してくれていますね。変わることは怖いです。今ある幸せが、落ち着いた毎日が、騒がしい毎日が、かけがえのない輝かしいこの日々が、崩れている未来を見ることがただひたすらに怖い。人の性ですね。
だから恐れてなんぼのものではありますが、同時に恐れ過ぎる必要なんてないんです。誰だって感じるものだから、人間が生きる上で、上手く付き合っていくべきものなのだから。

先程名前を出したシャニマスの5thLIVE、 If_Iwings.Day.1。このライブ開催時、まだ私はシャニマスに触れてはいませんでしたが、シャニマスに触れると同時にBluRayを購入し、現在4回ほど見返しております。当時の現場の空気感は計り知れませんが、シャニマスが我々に伝えたいことは痛いほど分かりました。

どこかでマイクを置く未来があったかもしれない。

アイドルでなかった過去や未来、現在があるかもしれない。

それでも!

それでもアイドル達は今、マイクを手に取り、私たちの前に、ステージの上に立っているんです。私たちに輝きを届けてくれているんです。

その事実を忘れてはいけない。今在る現在を大切にしないといけない。

だからこれからもアイマスですよ!アイマス!

ということを。だから私たちプロデューサーがすべきことはあらゆる過去、未来を受け止め、その事実を噛み締め、アイドル達のかけがえのない今を幸せなものにすることです。もちろん受け止めきれるかは人それぞれですし、やはり不快に感じる方も多いと思います。だから無理にとは言いません。ゆっくり向き合っていきましょう。

さて、シャニP(私はプレイヤーとしての自分とプレイヤー視点のシャニPを切り離して考えております)のスタンスは常にアイドル達の幸せが最優先です。だから恋鐘が恋している、と聞いても無理に詮索せず、アイドルだから恋愛禁止!とかも言いませんでしたし、千雪がアイドルを辞め前職に復帰するかもと思っていた時も、落ち込んではいたものの、本人の気持ちを優先しようとしていました。にちかもそうです。シャニPから見て、にちかの輝きがくすんで見えると感じたのは、辛くて苦しくて、でも憧れのなみちゃんのようなアイドルとしてありたいとする「七草にちか」を排除したアイドルとしての在り方を感じていたからです。だからW.I.N.Gを優勝し、これから先を見据える時に「にちかは、幸せになるんだ」と言ったんです。
今回のパラコレ冬優子についてですが、はっきり言って、間違いなくあの世界の冬優子は幸せじゃありません。「これでよかったのよね?」と自問して、「ある意味では幸せ」と返答した雛菜との会話も、やはり幸せな人間から出てくる言葉ではありません。なんなら冬優子は羽ばたくべき空を、こんなに狭い、と感じてしまっているのです。こんな未来があっていいはずがありません。これは結局夢オチだったので究極的には別に構いやしないのですが、やはり文字通り寝覚めがよくありません。

私達がプロデューサーがすべきなのは、来るかもしれない恐ろしい明日に構えることだとは、私は思いません。そんな恐ろしい明日が来ないように、アイドル達と共に歩み、プロデューサーとしてアイドル達の今とこれからを幸せに充ち満ちたものにすることだと思うのです。正直他のアイドルマスターシリーズにおけるアイドルにとってのプロデューサーが、プロデューサーにとってのアイドルがどんなものか知りません。ですが、繰り返しになりますよ、

アイドルマスター シャイニーカラーズにおいては、我々プロデューサーは常にアイドルの幸せの為にあるべきなのです。

新人の私がこんなことをいうのも本当に烏滸がましいのですが、それがどうしても出来ない人はシャニマスを触るべきじゃないと思うのです。辛くて、苦しくて、所詮二次元の物語なのに、それでも私達がここまで胸を打たれたのは、輝きを感じたのは、色鮮やかに感じたのは、シャニマスだからこそだと思うのです。

だからどうか信じてください。目指してください。アイドル達の幸せな未来を。
どうか噛み締めてください。忘れないでください。この、あったかもしれない未来を、もしもの私たちを。

そのためのパラコレだと私は思います。


長々と拙い文章で語ってしまい申し訳ございません。ですが、私はパラコレがただの運営の悪趣味な創作、受け入れ難い事実として受け取られるのはやはり勿体無いと思ってしまいます。だから繰り返しになりますが、そんな「もしも」の未来も受け止めて、アイドル達と向き合いましょう。私たちはプロデューサーなのだから。

今回初めてnoteとやらを使いまして、なんなら人に感想を読んでもらうことも初めてでした。また機会があれば書きたいなと思ってます。ご清聴誠にありがとうございました。





P.S.今回のパラコレ冬優子の感想で本当はTRUE含めたコミュの順番は逆なんじゃないかという考察を拝見しました。なるほど確かに。とも思いましたが、一つだけ反論?というか私なりの考えをお示ししたいのですが、シャニPがあのまま、仕事のタスクとして、予定を無しにして休んでいたのなら、確かにあのパラレルに分岐したというのも納得出来ます。ですが、我らがシャニPは

「俺も、楽しみだったからさ
仕事のタスクとしてじゃなくて……」

こう言ってくれたのです。確かにシャニPの体調であったり、28人をまとめ続けることはどこかしらで考える必要があると思います。ですが、あの冬優子が、ふゆじゃありません、冬優子のことを大切にしてくれてる、優先してくれてるプロデューサーのことを無下にすることはないと断言できます。それを後ろめたく思ってしまうことももちろん想像できます。しかし、パラコレコミュ「賢」の

「あんたがわたしをいらないならっ…!どこに生きる意味があるって言うのよっ!」

という叫びに繋がりません。シャニPにとっての冬優子をいらないなんて、何があっても言うことありません。だからあんな台詞が入ってる時点で整合性が取れないと思うのですよね。まあ、これはドラマの台詞なので意味ないと言われたらそうですが…

まあ、兎にも角にも、私は少なくともあのTRUEENDから今回のパラコレ時空に移るとは思いません。寧ろしっかり回避してくれてありがとうシャニP、はよ結婚しろと思ってます。

てかパラコレで冬優子とシャニP結婚してなくて良かったよ!結婚生活が「もしも」とかだったら絶対シャニマス許せなかったからね!

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