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映画#48『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
("The Lord of the Rings: The Return of the King")

監督:ピーター・ジャクソン
原作:J・R・R・トールキン『指輪物語』
出演:イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン、他
製作会社:ウィングナット・フィルムズ
配給:ニュー・ライン・シネマ(米国)日本ヘラルド映画/松竹
公開:2003年12月17日(米国)2004年2月14日(日本)
上映時間:201分
製作国:ニュージーランド、アメリカ合衆国

Wikipediaより引用

中つ国の運命や如何に…壮大なる冒険譚の終焉

今回も今まで通りIMAXで鑑賞。3作品ともIMAXという最高の環境で観れたのって中々良い経験だったのではないかと自分で勝手に思っている。

今作を以て「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは終了。その為か今作の上映時間は怒涛の3時間越え。劇場でこんな長尺の作品を観たのは恐らく『ザ・バットマン』ぶりじゃなかろうか…。

物語に関して、いやもう本当にフロドはよくやった。故郷に引き返すこともできず、仲間とも離れ離れになり、常に指輪の誘惑と戦いながらここまで来たんだもの。ボロボロになりながらも這いずりながら前に進む姿は本当に胸を打たれるばかり。

また毎作恒例のド迫力な騎馬戦シーンも必見。ゴンドールでの戦いはもう目が離せなかった。一昔前の映画だからか少しごちゃっとしているけれど…迫力あれば何でもよし!!(思考放棄)

前回よりもより一層悪い顔してるよこいつ。

あとようやくゴラムが本性表したね。フロドを騙してサムを置いてけぼりにするシーンはマジでゴラムを思いっきり蹴飛ばしたくなった。けど中身は本当は優しいんだよなぁ。そう考えると少し切ない。最後やっと指輪愛しいしとを手に入れられてよかったね。

相変わらずイケメンすぎるアラゴルン、陽気で豪快だけど少し小心者なギムリ、そしてチートみたいな動きをかましてくるレゴラス兄貴。1人で象の軍隊倒しちゃうってマジすか。もうあいつ1人でいいんじゃないかな

指輪も見事葬り去り、オークたちも全滅。無事中つ国を救い、フロドたちも救出。そしてアラゴルンがゴンドールの王となりハッピーエンド!!

と思いきや、フロドはどうやら中つ国を発ちヴァリノールへ旅立たなければならないらしい。神の国ヴァリノール、それ即ちあの世。フロドは現世を去ることになってしまうのだ。

長旅を共にした仲間との「永遠の」別れ
…めちゃめちゃ重要なシーンだったのに終始ポカーンとしていたので少し後悔している。
原作を読んでおくべきだったのだろうか…。

ここが今作の涙腺崩壊シーンだというのに私は泣けなかった。なんでかというと「ヴァリノールに行くという」意味を理解していなかったのと、何故フロドが旅立たなければならないのかさっぱりだったからである。

(泣けるシーンで泣けなかった、というのはとても後悔が残ってしまう。もう一回観に行けば何か変わるんだろうか。)

フロドの父ビルボが書いた『ホビットの冒険』、そしてフロド自身が描いた『ロード・オブ・ザ・リング』。物語の続きを託されたサムは、一体どのようなことを描くのだろうか。

冒険に終わりなんてものはなく、永遠に続く。
フロドが神の国へ旅立ったのも、そういうことかもしれないね。


まとめ

3時間という絶大なるボリュームに最初はびっくりしたけれど、その長さなんか気にならないくらい物語にのめり込んでしまった。

しっかりと特典のポスターも並べて飾っております。笑

久々に正統派なファンタジーを観たもので余韻がすんごい。IMAXで観てよかった。

ただこれじゃ終わらないぞ。まだ「ホビット」シリーズも「力の指輪」シリーズも観てない。まだまだ中つ国の世界観を堪能せねば!!

それではまた、次の映画にて。

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