映画#90『ワイルド・スピード EURO MISSION』
「愛」を守り抜け。「家族」と共に走り抜け。
舞台は遂に欧州へ。
ある種シリーズの集大成的な作品であった『MEGA MAX』の続編。新たなる強敵・ショウやドムの亡き恋人・レティの生存など、数々の障壁が再びファミリーの前に立ち塞がる。
さて、今回のテーマは間違いなく「愛」だろうと私は思う。例えばブライアンはミアとの間に子供を授かり、ハンとシゼルも前作での出来事を経て結ばれた。前回はファミリーの「結成」を意味するならば、今作はファミリーの「活躍」を中心に描いた作品だと言える。
そして何よりも、殺されたと思われていたレティを今度こそ救う……その為だけに、再び戦いに身を投じるドミニクら「ファミリー」。前作にて固い絆で結ばれた彼らは、今作でもその結束力を余すことなく発揮する。
そして『MAX』以降カーアクションを中心に進化していった『ワイスピ』シリーズ、今作も更にアクションの迫力が増大。橋の上に放り出されたドミニクとレティが手を取り合うシーンは、最新作でいうならば『RRR』のよう……。
激戦の末、大切な人を失ってしまったハン……心の喪失を抱えてしまった彼は東京に行く。こうしていよいよシリーズは『X3 TOKYO DRIFT』へと繋がる。ではハンを殺した犯人は一体誰だったのか……その真相は、次回『SKY MISSION』へと繋がるのであった。
何だか今回は短めになってしまった。あんまり書きたいことが見つからなかったからかな……?仔細な感想を語れなくて申し訳ない。
それではまた、次の映画にて。
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