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"スポーツの日"に考える働き方

3連休最終日はスポーツの日。晴れの特異日と言われていますが生憎の天気…皆様はいかがお過ごしでしょうか?
もしかすると明日からの仕事に憂鬱な方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、本日偶然見つけたスポーツと働き方に関する小ネタをシェアし、これまでと違う働き方を提案したいと思います。


スポーツクラブ ルネサンスの小ネタ

"スポーツクラブ ルネサンスはDIC株式会社の関連会社"

沿革|ルネサンスについて|株式会社ルネサンス (s-renaissance.co.jp)

実は大手スポーツクラブ・ルネサンスは、元々はDIC株式会社の社内ベンチャーだったのです。どう、意外でしょ?

DICってなんなん?

なんて思った方もいらっしゃると思うので、DIC株式会社について簡単に説明。一番ピンと来るのは"女優・吉岡里帆が出演しているCM"の会社。旧社名は大日本インキ化学工業株式会社。インク・塗料・合成樹脂関連の大手化学メーカー。身の回りにあるものには何かしらDICの素材が使われているらしい。

複業実現のために始めた

この時点で化学メーカー・DICが社内ベンチャーとしてスポーツ関連事業を立ち上げる絵が浮かんでこない方が殆どだと思うので、簡単にルネサンス誕生の経緯についてお話しします。

創業者のやりたいことの実現のために起案

ルネサンスは1979年に斎藤敏一氏が創業したスポーツクラブ。齋藤氏は技術者として入社をした理系人材でありながら、複業でカルチャーセンターの実質的な経営もしていたという今でいう複業人材。縁があって実力のあるテニスコーチとの出会いがあり、カルチャーセンターの延長で当時人気が出てきていたテニススクールの起業を考えるようになりました。

そこで"社内ベンチャー"としてテニススクール事業を起案をすることを決意!

なぜ会社がGOサインを出した?

自由度高く事業を多角化してきた歴史を持つDICとはいえ、何でも手を出すわけではなありません。既存事業とのシナジーがあることが前提になります。
そこで、斎藤氏はインドアテニスコートやテニスシューズに使われるウレタン樹脂に注目し、テニススクールを「ウレタン樹脂の販売促進」と位置付けて企画書を作成することにしたのです。
内容はこじつけにしか見えないけど、稟議は無事に通過。その後、テニススクールは成功し、成長を続けてスポーツクラブとなり、現在では業界3位のスポーツクラブにまで登りつめました。

注目高まる社内起業、実現するためには?

このように会社の承認を上手く得ることができれば、個人がやりたいことを"会社を辞めずに""会社のリソース・ブランドを活かして"実現することができます。
社内ベンチャーは「社内起業」「新規事業」と類義語。書店ではこれらのテーマの本が平積みになっており、関心の高さが伺えます。

社内起業のきっかけは些細なこと

"社内起業"という言葉にハードルを感じる方は多いかもしれません。一方で、"会社にこんな制度があったらいいな"と思ったことはありませんか?そんな思いを実現する動きも”社内起業”にカウントされます。
実は斎藤氏はルネサンス立上げの前段として、"社内テニスサークルの立上げ"をしています。きっかけは「仕事・勉強会ばかりの生活だとつまらない」。そんな誰でも思うようなことを誰でもできそうな形で実行したことが全ての始まりになりました。

社内起業を学ぶ

"社内起業"では会社内で前例のない事を実現することになるため、勝手を知っていたり教えてくれる人が身近にいないことが多いです。できることなら経験豊富な方に背中を押して欲しいですよね?

実はそんな場が存在します。その名は"社内起業学"。

”社内起業学”は自由大学という「自由に生きるため」の学び場の名物講義。
社内起業の進め方や交渉方法を学ぶことのできる場です。

教授の望月さんは会社員-独立起業-社内ベンチャー立上げという豊富な経験を持ち、10年以上、計200名以上の受講生にレクチャーしている社内起業のエキスパート。2014年には中小企業庁からベストスクール認定を受けたこともあり、まさに実績と経験が集積した場となっています。
講義後も伴走して受講生の社内起業の実現をサポートしてくることも大きな特徴です。

受講生は、既に社内起業を立ち上げている方から、何かしたいけどどうしたらいいか分からない前向きモヤモヤ状態の方まで幅広いです。後者の方が多い印象はありますが、全員に学びのあるような場であることはこれまでの実績が証明しています。

社内起業学@東京 10/28(土)開講

ここまで読んでくださった方は"社内起業"に興味をお持ちの方が多いはず。
もし良ければ、望月教授の記事も読んでみてください。
ピンと来た方、当てはまった方は是非、講義ページもご覧ください。
10/28(土)開講時にみなさまとお会いできることを楽しみにしています!

最後に

モヤモヤや憂鬱はきっかけ次第で自分自身が楽しめたり、誰かのためになるようなことに化ける可能性があります。転職や独立起業、社外での複業以外に、それを実現できる可能性が身近に存在することを覚えていただけると嬉しいです。
(キュレーター:きむけい)

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