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言葉

ヒトは、進化する過程で”意図”がどんどん高まってきた。

動物同士が非言語的な方法でコミュニケーションをしていたなか、ヒトのより正確にコミュニケーションしたいという"意図"である。

あらゆるものはその必要性に応じて、新しいものが誕生するわけだが、ヒトの"意図"の力が「言葉」の発生にかなり影響していたと考えられる。

そして、ヒトはコミュニケーションしながらある種の"同意"をしてきた。

たとえば「これを水と呼ぼう」とある人が言い始め、人々が「ああ、これが水ね」と"同意"する。同意によりあいまいだったものが明確になってくる。

つまりヒトには、根源的に「明確にしたい」というニーズがあり、世界を理解したいという願望を非常に強く持っている。

「言葉」は、世界を理解するためにヒトが同意したひとつの道具である。

今の私たちのまわりには、当たり前のように言葉があって、それは空気があるのと同じくらい自然なことになっている。

わたしたちは、ものを考えているとき、言葉を用いているがそれを意識的におこなってはいない。あまりにも当たり前に自分の中で会話をしている。


◆参考文献:クリスティーナ・ホール博士 クリスティーナ・ホール博士の言葉を変えると、人生が変わるーンNLPの言葉の使い方 2009

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