夏の夜、散歩、君の幻

夏の夜が好きだ。
多分いろんなところで言っているが。
夏の夜ってこれから何かが起こるような、
全てが全部一生忘れられないくらい煌めいてて危うげな
そんなワクワク感がある。

そう、夏夜、
路地も空も星も全部私の物語を輝かせる為のものだって純粋無垢に信じちゃって、
夜、明けないでよって心から願う、
そんな忘れられない夜が欲しい。

ちなみにこの人生、そんな私が追い求める
夏夜が起こったことは一度も無いのです。
だからこそきっとこんな「憧れ」に取り憑かれている。

Twitterで度々話題になる煙草SEX酒エモいの象徴方式
残念ながら私はこれらとは無縁の生活を送っている。
（だからこそ忘れられない夜がないのかもしれないが）

なんていうか、
薄荷の飴でいいから語り合うでいいから炭酸飲料でいいから、君が何者でもいいから、そんな夜が欲しいんだ。

あまり自分の思想をこれだ‼︎と名詞を使って指すのは
好きではないが、ここではあえて例を出そうと思う。

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きのこ帝国「クロノスタシス」

近年では某映画劇中歌でも話題にもなったこの曲だが、
初見当時田舎の高校生だった私にとって与えた影響は
とんでもなくはかり知れない。
なんなら夜への憧れは確実にこれにより生まれている。

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indigo la End 「夏夜のマジック」

こちらも近年TikTokなどで話題になった楽曲。
もうこれは私の人生の一部なので多くは語らないが、
人生すぎて私の趣向に多大な影響を与えている。

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うっすらとお分かり頂けただろうか。

個人的には、「エモい」というより「青春」だ。
私はこれらを組み合わせた「夏の夜」に
憧れているのである。

実際、憧れを抱いたキッカケはもっとあるのだが
名詞を使うのが苦手な為、♡秘密♡にしようと思う。

恋とか愛とかどーでもいいから
私の真夏の夜の散歩に付き合ってくれる人が欲しいと
願う　2022年夏　開幕です。

（ちなみに夏夜の思い出作り仲間がいつまで経っても現れない為、夜に一人散歩を実施しかけています。今日も零時過ぎにペトリコールの中一人夏夜を満喫していました。そして見出しの画像はこないだ午前三時に歩った時のものです　「君と夜の散歩」の「君」は私にとってはいつも幻。）

外が明るくなってきました　夜明けが始まる。